3話:香恋と隼人とそして……
遅くなってるのは私のモチベの問題もあるけど色々とやってて忙しいからですm(_ _)m
いつも通り気ままにやってるので次の更新はいつになるのやら……
香恋が本物なのか、隼人がそう尋ねたのには理由があった。
時は遡り、地球のとある教室、もちろん香恋達の学校の香恋達の教室での出来事。
4月、入学式の終わった後の教室での出来事。
そこで隼人と香恋は隣の席であったのだが……
(聞こえる…!何か機械の駆動音っぽい物が聞こえる……!)
そう、香恋は自分そっくりのアンドロイドに学校生活の一部の代わりをさせていたのである。
学校で過ごしたい時だけ過ごして、面倒なことは全部アンドロイドに任せっきりであった。
更に、先生はできるだけ避けることによって気づかれずにいた。まさに外道である。
機械の音がしない時、つまり香恋本人が来た時もあったが、その時は入れ替わりがあまりにも自然だったので気にしないでいた。
しかし、事態が事態だったので、隼人はこの質問を投げかけずにはいられなかった。
香恋はその質問の意味を知ってか知らずかこくりと頷いて質問に答えた。
「全く、今回は一緒に香恋がいてくれて助かったが、あんま暴走するなよ?学校でも何度かバレそうだったりしてたことあったの、気づかなかったのか?」
「あれは……一種のイベント。」
「イベントってなあ…その時、周りもバレるかどうかハラハラしてたんだぞ……」
「たまのアクシデント…刺激的で最高。みんなも、なんだかんだで楽しんでいた。」
サムズアップをしながら答える香恋に
「たしかにそうだったが……なら、これからはせめて学校以外での香恋をもう少し教えてくれないか?お前と同じクラスだと心臓がいくつあっても足りないからさ。」
と、隼人は肩を竦めながら答えた。
そして、召喚の儀式はお開きとなり、香恋達は夕食を食べてそれぞれの部屋で眠りにつくのであった……。
翌朝……
「んじゃ、俺たちはこの国を歩き回って色々と見てみるが、お前はどうするんだ?」
「ちょっと別のことを調べたいから、着いていかない、それに一緒に着いていったら、私が姫みたいになっちゃうし。」
「お前は何を言ってるんだ?」
「てへぺろ」
「そんな可愛げのないてへぺろは初めて見たよ。んじゃあ、何かあったら連絡するよ。」
こうして、勇者達一行と、香恋(職業:勇者召喚に巻き込まれた一般人)はそれぞれ、違う道へと向かうのであった。
「…とまあ、勇者達の動向は置いておいてここから暫く私のターンですよ」
香恋はそう呟いたりしながら向かった先は街の外側にある農場地帯であった。
そこでは近郊農業ができるが故に様々な作物を広大な畑で育てているのである。
香恋がまずそこを目指した理由は住む場所の確保の為である……というのも、王様から空き家を譲ってくれると言われたからである。
勇者一行は様々な物が調達しやすいので街の中の家を選んだのであったが、香恋は違った。
「私は研究の為にもどちらかというと迷惑のかからない場所が欲しかったから、こっちがいいのですよ。土地が安い分、広いので助かる……ということ。」
まだ決めてはいないが実際に見て決めようと思っていたので香恋は1人歩いていたのである。
家は最低限の家具は揃っていて、何より周りにビニールハウス5つは建てられそうな広さの土地がある。
その物件に満足したのか、確認を終えるとのんびりと歩きながら来た道を戻りはじめた。
「なんか……こう暇だと何かイベントが起こりそう……」
香恋は欠伸をしながらのんびりと歩いていると、
突然目の前に禍々しい光、紫と黒が混ざったような闇っぽい光(筆者の語彙力不足)が現れその中から……
「ようっ!なんか面白い気配を感じたからやって来てやったぜ!」
こんな状況にも関わらず、相変わらず香恋の表情は無表情のままであった。
多分次の回で軽く世界観を説明すると思います。
適当な世界観なので頭の片隅に置いておく程度で、多少設定が変わっても許してください。
勇者組と香恋は別のシリーズにした方が書きやすいのかもとか思ってるのですがどう思いますか?




