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拳術士  作者: とりあたま
第一試合
11/11

ミーティング 4R

少し間が空いてしまいました(汗

トレーニングの説明を書いていますので長くなってしまいましたが、よろしくお願いします(脇汗

あの後、訓練所に戻り訓練がしたいという翔平の願いは、ラングフォードからのヤーグ内の案内と説明をするという言葉で却下されて、現在に至る。

時間は夕刻といったところか。


「一通り案内したし、説明もしたけどなんか質問あるか?」


ラングフォードから説明されたのは、ヤーグを囲う柵からは外に出ない事。


飯は銅鑼を鳴らすので、指定の場所に取りに来ること。


訓練は強制では無く、各々がしたい時にする事。


但し、拳奴はヤーグ内の畑で農作業を行う為、昼食後の4時間は必ずそちらに参加する事。


これは節約に繋がる為、帝都に居を構えている以外のヤーグでは極々当たり前の事の様だ。


一般的には農作業だが、動物の世話をしてミルクなどと穀物などを物々交換する酪農を行っているヤーグもあるらしい。


そして、生活は同年代の少年が3人いる天幕内で4人で生活する事を伝えられた。


翔平を除く3人とは、翌日より翔平が育成するレイ・ジャック・エスピノサの3人だ。


未成年と成人以上の拳奴は、別の場所で訓練をするらしい。


これは、大人の拳奴が少年拳奴をイジメていた事に起因している様だが、翔平は余計な面倒がなくて良いと感じた。


「走る訓練はどうしたらいい?

柵の内側なら何処でも良いのか?」


これは聞いておきたかった。

ボクシングではランニングをロードワークというが、路上などを走り基礎体力、特に脚力の強化を目的としている。


どんなスポーツも基本は足腰だ。

地球にいる頃は朝・昼・晩と日課だったロードワークは基礎体力の向上と、継続する事での精神面の向上にも繋がる為、必須であると考えていた。


「それなら問題ない。

見回りの奴とは会うだろうが、変な行動しなけりゃ咎められる事はねぇよ。」


ラングフォードからの説明を受け、ロードワークが可能と分かりホッとする翔平は、それなら特に問題ないなと告げる。


「それで、案内と説明は終わったがこれからどうするんだ?」


「訓練をしておきたい。

訓練所で身体でも動かしておくさ。」


そう告げる翔平に、それなら案内した幼年用の訓練所で行うよう様にと告げ、警備の仕事があるからとラングフォードとはそこで別れた。


翔平は、案内中に回収した試運転時に縄跳びに使った縄を片手に訓練所へと向かう。


(さて、明日からの訓練のメニューを考えないとな)


そう考えながら訓練所に辿り着くと、3人の少年が訓練をしている姿が見えた。


その姿を横目に見ながら、翔平は試運転時の時と同じ様に訓練所の端へと歩いていく。

そこに着くと早速ストレッチを始める翔平。


身体を伸ばしながら他の拳奴の訓練を観察する。


(成る程ね。

本当に自由に訓練してるんだな。

自分で考えて何をするか決めれる分、自主性は高まるけど基礎は全く出来てないな。

教える人がいないからしょうがないか。)


カルザゲの様な構えをとり、ひたすら右の拳を振るう者、鉄アレイ状の器具で筋力を鍛える者。

背丈程の木の杭に太い縄を巻いた器具を殴る者。


(つたな)い。


翔平が感じたのはそれだった。


それぞれ別々の事をしているが、全く基礎が出来ていない為、何の意味があるか分かっていないで訓練している様に見える。


右拳だけ振るう者を見てみる。

フォームチェックの為に行っているのならお粗末に過ぎる。

脇が開きモーションは大振り。

それでは変な癖がついてしまうではないか。


鉄アレイは肘を曲げ伸ばし、上腕二頭筋(二の腕)のみを鍛えている。

悪くはないが、そこだけ鍛えてどうするのか…。


木の杭に拳を打ち込んでいる者は、足を止めてひたすら振り回すだけ。

フォーム、距離などはどうした。


自主性を重んじるなら、しっかりと訓練をしているので問題無いかもしれないが、育てるとなると厄介かもしれないな…と翔平は観察しながらそう感じた。


それでもやると言ったからには、責任を持って育てるつもりではあるが。


そうしてストレッチを終え、ますはロープワークから始める。

何時もの様にトントンとゆっくりスタートし、徐々にペースを上げていく。


その中に、右足を引き前に押し出し次は左足を同じ様に交互に行うボクサー飛びと言われる飛び

方や、腿上げ駆け足で足腰を重視した飛び方。

二重跳びなどを組み合わせて行う。


ある程度の時間が過ぎると、他の3人がこちらを凝視している事に気が付いた翔平。


ロープワークを終了すると、かなり背が高く痩せている少年が喋りかけてきた。


「なぁ、それって何か意味あんのか?」


「…あるけど長くなるから説明する必要はないと思うが?」


挑発的な翔平の物言いにムッときた少年は翔平へ詰め寄る


「お前さぁ、俺らに拳闘を教えるとかって奴だろ?

なら俺らに説明する義務があるんじゃねえのかよ」


「指導は明日からと聞いている。

なら、今日は一々説明してやる義務はない。

…そもそも、基礎が出来てない今のお前らにアレコレと教えるつもりはないからな。

まずは基本からだ。」


自分で言いながら、あれ?と翔平は、何故自分はこんな風に挑発をしているのかと不思議に思った。


良好な関係を築きたければ、最初に優しくして、いい印象を与えるべきではないかと。


しかし翔平は大学では、たった一人でトレーニングをしていた。

更に他の部員は真面目にしない奴らばかりで自分を苛つかせる。

その為、極力関わりは避けていたし自分のする事に一々口出しされるのを嫌っていた事もあり、この様な態度をとってしまったのだ。


要するに自尊心か…

ガキか俺は、と自己嫌悪に陥りながらも言い直すのも面倒だと思う翔平は人の心の機微に疎いのかもしれない。


「なんだと!

逃げ腰のデュランの癖に…

生意気だぞ!」


「知らん。

その頃の記憶はないからな。

というか、今は訓練の時間だ。

無意味な言い合いは、するだけ無駄だぞ。

明日からは嫌でも色々覚えさせるから、それまで待てよ。」


「てめえ…」


「レイ、落ち着いて…あ、明日になれば教えて貰えるんだし…ね?」


「ジャック、でもコイツさぁ」


「デュラン、ごめんね?

レイは只、興味があっただけで悪気はないんだよ。」


そう言い頭を下げる小柄で小太りの少年の姿に、翔平はどこかバツが悪そうに頭を掻いた。


「あぁ、すまない。

俺も言い方が悪かった。

今日は身体を動かすのに集中したかったんだ。

みんなは何時も通りの訓練をしてくれ。」


「それなら仕方ないよね。

レイもそれでいいよね?ね?

喧嘩はしないよね?」


「ちぇっ、しょうがねえな。

それ、明日は教えてくれよな!

何か格好いいしな!」


そう言い、ひょろ長いレイはその場から離れていく。

ジャックは愛想笑いを浮かべながら、ペコペコと頭を下げながら元の訓練を続ける為にその場から離れた。


(もう一人は(だんま)りか…。

どうも個性的な連中が集まったなこれは…)


明日からの事を考えて若干憂鬱な気持ちになる翔平は、しかしそれは明日からだと割り切り、訓練を続ける。


ロープが終われば次はシャドーだ。

ここでは、ストップウォッチが無い為、自分が満足いくまで続ける事になる。


まずは基本のフォームチェックを行う。

基本的なボクサータイプの構えからその場で左のストレートを単発。

それを何度か続けた後は右のストレートを単発で。


そうしてステップインからの左、ステップインからの右。

ステップアウトからの左、同じく右。


ステップインしてワンツー、ステップアウトしてワンツー。


ステップアウト直後は後ろの足(翔平はオーソドックスの為、右足となる)に体重がのっている為、通常のワンツーをすると体重移動の時間のロスが生まれる。


それを防ぐ為、あるいはスムーズな動作を行う為に逆の打ち込みを行う事もある。

通常は左→右の順で打つものを、

右→左の順で打つのだ。


今回翔平は基本的なフォームチェックの為、左右の基本的な順で行っている。


更に左にステップしてワンツー、右にステップしてワンツー。


ステップと聞くと飛び跳ねている様に感じるかもしれないが、正確には()り足に近い。


上に飛ぶとその分、僅かながらのロスが生じる。

格闘技はこの僅かなロスが致命傷に繋がる為、摺り足を意識するのだ。


その際、つま先立ちになる必要は無いが、なるべくつま先(正確には足の親指の付け根)に重心がのっている事と、若干内股を意識する事。


これは力の伝達がスムーズに行える様にするからだ。

がに股は力の伝達に大きなロスが生じる。


野球の内野手の守備時の構えを見ると分かる様に、反応を高める為に多くのスポーツで取り入れられている考え方である。


一頻(ひとしき)りフォームの確認を終えてシャドーを終了した翔平は間をおかずに次の訓練に取り掛かる。


周りを見渡し鉄アレイの様な器具を見つけた翔平。

それは、短い木の棒に小さな石が両端に結び付けられた物だ。


重さにして大体1kgとちょっとくらいか。


それを両手に一つずつ握り、身体を正面に向け足は肩幅に開き膝を軽く曲げ腰を落とす。


そして両手は目の高さまで上げる。

この時に脇は締めて顎を引く。


そして左足を踏み出すと同時に左手のストレートを打つ。

この時に重要なのは、イメージとしての拳のインパクトと同時に左足が地面に着地する事だ。


次に右足と右手という様に交互に行い徐々に前へと進んでいく。

ある程度行った後は、その姿勢と手順のまま後ろへと下がり元の位置まで行う。


元の位置まで戻ったなら、次は手には何も持たず負荷を掛けない状態で、同じ動作を行う。


この時に大事なのはリラックスした状態とスピード。

己の出せる最速の拳を打ち出す事を心掛ける。

これにより筋力トレーニングをする事で落ちるとされる、スピードを維持する事が出来る。


このトレーニングはモンゴルと言われ、主にアマチュアボクシングのトレーニング方法として有名な物だ。


パンチ力とバランス力を鍛える為に効果的とされる。

語源については諸説あるが定かではない。

重要なのはその訓練の成果のみである。


翔平はこれを前後左右と5セットを行った。


それを終えた後、木の杭の前に立つ翔平はしかし顔を顰めてそれを見た。


(これがサンドバッグの代わりか…。

仕方ないとはいえ拳を壊さない様にしないとな。)


フッと、一呼吸と同時に軽く左のジャブを放つ。


ゴツっとした感触がしたが、存外固すぎるという事はない。


(縄が衝撃を吸収しているのか?

ふむ…これならもう少し縄を巻いた状態なら全力で殴れるな。)


嬉しい誤算の発見に改善を決意した翔平は、木の杭から離れてクールダウン代わりにシャドーを始めた。


それを終えた後はストレッチを行い訓練終了とした。


翔平以外の三人は先に終えていた様で、ひとかたまりになり談笑中の様だ。


そこで翔平は今の内に自己紹介を済ませておく事にする。

明日は訓練初日とはいえ、自己紹介などで時間を潰されるのは面白くないからだ。


「ちょっといいか?

明日の訓練前に自己紹介を済ませておきたいのだが。」


「あぁ、そうですね!

そうしましょう!

レイもエスピノサもそれで良いよね?」


翔平の問いに応えた小太りのジャックと呼ばれた少年は隣の二人へと声を掛ける。


「おう!良いぜ」

「…構わない。」


背の高いレイは快活に、もう一人のエスピノサと呼ばれた少年は小さく呟く様に応えた。


(ジャックは小太り、レイはひょろ長い、エスピノサはガタイがいいな。)


三人を観察し、それじゃあと翔平から自己紹介をする事にした。


「名前はデュランだ。

知っての通り以前の記憶が無い。

代わりと言ってはなんだが、何故か拳闘の知識はそれなりにある。

だからお前達を育てる様にとレギーナから言われた。

拳闘は基本的には相手に接近しての攻撃を得意としている。

というか、手が短いからそれが一番効率的だしな。

まぁ、こんなところか?

これからよろしく頼む」


翔平の自己紹介に次は俺だな!とレイが手を挙げて喋りだす


「俺はレイ!

歳は今年で16になったから、デュランとは同い年だな!

拳闘は…見ての通り背は高いけど、細いから相手に馬鹿にされてよ!

だから、ガンガン相手に近づいて殴り合いをして気合を見せるのが俺のやり方だ!

…試合には負けてばかりだけどな。

でも!もっと筋肉つけて相手を倒してやるぜ!

んでもって、拳闘順位の10位以内に入るのが目標だ!

よろしくな!」


レイは快活にそう言い切った。


(このリーチがありながら接近戦?

馬鹿なのか?…コイツには距離感を教えないとな。

というか、俺って今16才なのな。)


レイの発言で初めて自分の歳を知った翔平は若返ったな〜と一人感慨にふける。


「じゃあ次は僕だね。

僕はジャック。今年で15才だよ。

拳闘は…殴られるのが怖くてね…。

防御を固めて逃げ回ってるんだよ…」


「ジャックは根性が足りないんだよ!

殴られたら倍にして返してやればいいんだ!」


「レイ、そうは言っても殴られたら痛いよ。

それにレイだって殴り返す前に倒されるじゃん!

やり返す前にやられてるんだから僕と一緒だよ!」


「なに!?俺は逃げて無いから名誉の気絶なんだよ!

逃げ回ってるお前と一緒にするなよな!

だいたいな…」


自己紹介の途中からレイとジャックの言い合いが始まった。

翔平はエスピノサに止めろよ、と視線を送るが彼は我関せずを貫く様だ。


はぁ〜と嘆息をひとつ。


「お前ら、言い合いは後にしてくれ。

ジャック、逃げるのは悪い事じゃない。

拳の怖さを知らない奴は後で痛い目を見る。

ただし、逃げてるだけじゃ勝てない。

前に進む勇気を持て。

レイ、名誉の気絶ってなんだ?

気絶は気絶。

負けは負けだ。

それを認めて、何故負けたのか考えない奴は何時まで経っても勝つ事は出来ないぞ。」


「うん…ごめん…。」

「わ、分かってるよ!それくらい…。」


翔平に言われた言葉に尻すぼみに小さく呟きながら二人は言い争いを止めた。


その様子にやれやれ、と溜息を吐きながらも後一人いたなと自己紹介を促す。


「…最後はお前だな。

自己紹介よろしく頼む。」


「…エスピノサだ。

悪いが俺はお前と馴れ合う気は無い。

訓練もこちらで勝手にやらしてもらう。

お前の軟弱な拳闘など拳闘と認めん。

俺はもう行く。

なるべく関わるな。」


そう告げて訓練所を後にするエスピノサに翔平は思わず顔を顰めた。


「ちょっと、エスピノサ!

デュランに悪いよ!

エスピノサ!」


「ジャック、辞めとけ。

デュラン、アイツはカルザゲさんを尊敬してるんだよ。

さっきの試合は俺たちも見ててさ、納得がいかねぇんだろうよ。」


引き留めようとするジャックを止めて、翔平に向き直りそう告げるレイに、なるほど…と翔平は納得がいった。


しかし、訓練をする気がない。

そう言われてまで強制はしない。

何故なら育てるのは最低二人でも構わないとレギーナに言われているからだ。


やる気がない奴に丁寧に教えてやる程、気が長い訳でもなければエスピノサに興味がある訳でもない翔平は、別にいいさと続けた。


「アイツにやる気がないならば、俺が教えてやる必要はない。

自分のやり方でやればいい。

お前らも好きにしていいぞ?

ただ、俺のやり方で訓練すれば、やる気次第で同年代が相手なら負けなくなる。

カルザゲにだって勝てなくはない。」


傲岸不遜。

そう思われても仕方ない翔平のそれは、しかし日頃から見下され蔑まれている二人にとって突然湧き出た魅力的な光だった。


負けて悔しくない筈が無いのだ。

蔑まれて悔しくない筈が無いのだ。


何時だって歯をくいしばってきた。

だけど、そこは出口の無い暗闇だった。


才能が無い。


自ずとその逃げ道へと逃げ込んでいた。

そうして自分自身の心を守ってきた。


しかし目の前の少年はどうだ?

つい最近までは自分達と同じ蔑まれる側だった。


それがカルザゲに勝つという奇跡を起こしてみせた。

そして言うのだ。


お前達でも勝てると。


甘美なその言葉は、虐げられ、蔑まれて縮んだ心を解き放つのには充分だった。


「…ほ、本当か?

本当に俺達でも勝てる様になるのか?

お、俺さ、拳闘順位の10位以内に入るのが目標って、でも、才能がないのにって、

…なぁ、本当に俺でも勝てる様になるのか⁉︎」


心からの言葉だった。

虚勢を張って言い続けたソレがどんなに不可能に近いか分かっていた。

それでも、少しでも可能性があるなら、そう思った時には自然と口が動いていた。


「ぼ、僕は弱虫で逃げてばかりで…そんな自分が嫌いで、だけど変わりたいと思っても無理で…

変わりたい!僕だって強くなりたいんだ!」


ずっと言われ続けてきた。

お前は弱虫で愚図だと。

そして、それを自覚しはじめていた。

それ故に、そう言われる事に憤りを感じる事も無くなっていった。


負け癖。逃げ癖。

負の感情に流されるのは、仕方がないと割り切っていた。

傷つきたくなかったから。


しかし、目の前に提示されたのだ。

カルザゲを倒した男に、お前でもやれると。


(すが)る様なレイとジャックの視線を真っ直ぐに受けて尚、翔平の瞳は寸分の揺るぎもみせない。


真っ直ぐに見つめ返して。

自信満々…いや、何を当たり前の事を、とでも言うようにフッと笑みをこぼしてレイとジャックへと返す。


「断言してやる。

お前達は強くなれる。

…ただし、勘違いするなよ?

俺は手伝うだけだ。

強くなるのは自分自身だ。

望め。強くなりたいと。

そうすればお前達は絶対に強くなれる。」


そう言った翔平の心は、強さを求める同志と出会えた充足感に満たされていた。


コイツらを強くする。

その決意を胸に、明日からの訓練はハードになるぞと、一人ほくそ笑むのだった。


・エスピノサが翔平に敵対しました。

・翔平が完全な厨二病を発動しました。

・レイとジャックが素直過ぎる。


以上。

完全に想定外でした。

何故こうなったし。


ままならないものです。

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