デカミミズ
「キチチチチ」奇妙な音はそいつの声だった。木の陰に隠れているが見つかってしまいそうだ。
くそっ。なんで俺はこんなことになっ…「キチチチチ」その声が聞こえたと同時に目の前の木が溶けていった。俺は今までにないスピードでその場を逃げ出していた。
「あちゃーまだ残っていましたかー。」
「あんなやつ直ぐに片付ける」
「おっさすがは軌道さんってあれー?誰かあそこにいませんかー?」
「そんな民間人は避難したはずだぞ!」
「嘘じゃないですってー」
「確かにあれは人間だなよしっ黒雪こいつを頼む」「えーっ軌道さん一人だけズルーイ、一人でポイント稼ぐつもりですか」
「しょうがないだろお前も居なくなったら誰がこれを操縦するんだ」
彼らが乗っているのはまるでトラックの荷台のような形だがエンジンがついてあり飛行している。
「分りましたー」「じゃ頼んだぞ」
ヤバイこのままじゃ追いつかれる。何でこんなバカでかいミミズがいるんだよ。「オーイ」その声は頭上から聞こえた。男は見たことのないものを着ていた。
「ちょっとそこどいてー」すると男は背中から剣を取り出すとデカミミズに思いっきり剣を何回いや何百回も切りつけた。あたりにはデカミミズの血やグチョグチョしたものがおちている。
「キェーーーー」デカミミズは死んだ。
「君なぜここにいる。避難命令を聞いてないのか」
「ひっ…避難命令?そんなものは聞いていません」
「はーまたそういう嘘をついて我々の戦いを見ていたんだろう。ひとまずこれに乗れ。話はそれからだ」
「軌道さんお疲れーその子大丈夫?」
「あーちょっと擦りむいているがそれは自業自得だな。」
なんだこいつら。っていうかなんだここまるで何とか戦隊みたいだな。よく見ると奥には傷だらけの2人の人間がいた。
「おいお前なぜあんなことにいた」
なぜってあれ?思い出せない確かそうだ自衛隊の入団試験を受けようと思ったんだ。
「入団しようとおもいまして。ってあれあのー何で2人とも泣いているんですか?」
「気にするなグスッ」
「何ヶ月ぶりでしょーグスッ」
「それを早く言ってくれんか。君なら即入団決定だ。地球防衛軍に。」
えっ!?何を言っているんだこの人は。
「それなら早くもど…ってうわー」
「今度は何だ黒雪」
「ミミズが復活していまーす。軌道さんあなたちゃんと殺したんじゃないんですかー?」
「こいつがいたから本気出せねーんだよ悪いーもういっちょ行ってくるわ。おっと少年この布の中身は決して触るんじゃないぞ」
何だろう凄く興味がわくなー。
「それ触ったら死にますよー」
「えっ!?」
「冗談ですよーでもさわらないてくださいねー」
下では軌道と言う剣士が先ほどのミミズと戦っていた。
「あのーあのデカミミズ地球にそんざいしてましたー?」
「ぷっデカミミズかー君名前つけるセンスあるねー。あいつはってウワ~ミミズがこっちきに来た~」
そいつは思いきりこの飛行船みたいなものに突撃してきた。そのとき布にくるんでいたものが転がり落ちそうになっていた。
「黒雪さんあれ落ちそうですけど」「えっ!?ヤバイそれは非常にマズイヨー悪いけど落ちないように持っていて」
そのときミミズ体から何かが触手がでてきてこれをつかもうとしてきた。うわー気持ちゎリー
「ていやー」剣士が触手を切りつけた。
「少年それを持ったまま奥にいてくれ。こいつは私が何とかする。クソっヌメヌメしてて気持ち悪いこれじゃ…」
ミミズの触手が「ドスッ」という鈍い音と共に剣士のみぞに入った。
「軌道さん~多分大丈夫だと思うけどこっちが危ないねってウワっ。」
操縦士は触手をよけながら何とか運転している。
「こうなったら仕方がない。君…ハア…クソ毒がその布の中身を開けて私にわたしてくれ!」
これかっ!「キチチチチミツケタ」シュ触手が俺を襲ってきた。ヤバイこのままじゃ俺も死んでしまう。
そのとき先程の布の中から光が漏れているこれは。
手に取ろうとしたとき
「やめろ!それは君には危険すぎる!」
軌道が止めに入ったがその声を無視して俺は手に取ってしまった。
手の中には何やら紋章が書いてあるだけだった。何だよライトセイバーみたいのはないのか。そう思ったとき紋章が光り輝き俺の手の中に入るとそこからライトセイバーが出てきた。
これならいけるそう思った俺は今のでひるんでいたミミズに攻撃を仕掛けた。
初めてのライトセイバーはなんだか俺が何もしなくても動いてくれるような感じだった。
これならいける!凄まじいスピードで俺はすぐにミミズを切り落とした俺はすかさず軌道を起こした。「大丈夫ですか?」「うん毒も引いたみたい。それよりも君それ扱えるの?」
「おいっ少年!」「はい!?」そこにはボロボロの戦闘着を着た軌道がたっていた。「お前の名を聞いてなかったな。」「僕の名前は富浦 祐作です」
「そうかでは富浦君を強制的に地球防衛軍に入れさせる。」
えっ!?なんで
「君は重大なことをしてしまったからな」「もしかしてこれのことですか」
「察しが早くて助かる。おい黒雪運転はできるか?」「スイマセン腕をやられてしまって。」
「そうかなら私が運転しよう」そういうと黒雪は奥へと逃げていった
「忘れていたが私の運転はこれまで何千人もの隊員を落としていった気をつけて捕まっとけよ」
今日一番の死を覚悟した。