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塩を撒け!!

 塩対応。いつからか塩辛よりも辛い塩を撒く人が増えたが、塩対応も裏をかけば愛があると気付いたのは、彼女のお陰だった。


 知り合った当初はビクビク怯えてた僕は、彼女の発言一つひとつが、身を縛る金縛りに思えた。 


『聞くだけで苛立つ正論だったとしても、いつか、心の支えになるなら嫌われてもいいから言いたいんだ。同じことで苦しみ続ける姿は見たくないから。数年でも数十年でも遅くてもいい。効き目の悪い薬でもいつか、心の毒が抜けきれるなら嫌われても言う。優しさのひとつには余計なお節介もあるんだよ?』


『ほっとけるわけないじゃないか!? 仕草も喋り方も、全部、全部全部全部!? いつも怯えて生きている、僕と一緒なんだよ!?』


『あのときこうしていれば、このときあれをしていればと、後悔しなくていい。人間誰だって、未来へ前を向いて歩いていくものだよ? 後悔を抱え込むよりも、未来に期待を抱き、前を向いて歩いてください。ここで終わっちゃいけない。人生なんてものは、未来へと歩いたもん勝ちだ。ぼやけた視界では、明日へ歩いていけないからね?』

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