落し物2
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:落し物2
「はぁ〜疲れたぁ」
いつものように仕事から帰り部屋に戻った。
麦茶を飲んで一息つこうとした時、
ピリリリ!とどっかから携帯の音が聞こえた。
「ん?」と思ってよく耳をすましてみると
その音はトイレの方から聞こえてくる。
自分の携帯の音じゃない事がハッキリした時から
不安と恐怖は高まり出した。
「…え、な、なに…なんで…?」
恐る恐るトイレまで行き、ゆっくりドアを開ける。
中には当然誰も居らず、代わりに携帯電話が
便器の横に落ちていた。
ピリリリ!ずっと鳴り続ける。
出るんじゃなかった…とあとで思ったが
やっぱり人情なのか、出てしまう。
「……はい、もしもし」
「あ、すいません!その携帯の持ち主です」
「え……?」
「いや〜とりあえず掛けてみてよかったぁ」
男が1人でテンション上がって安堵して居た様子。
「あ、もしもし?携帯拾われた方ですよね?今から取りに行きますんで、携帯持って来てもらって良いですか?」
「え………」
疑問と言うか、不安と恐怖の頂点に達したような
この訳のわからない今の展開に
私は何も言えないで居た。
「…あの、携帯拾われた方ですよね?…その携帯、どこで拾われました?」
「え……。ど、どこって…」
「…もしかして…。チッ、くっそぉ〜〜。やっちまったかなぁ俺。よりによってそこで拾われたのか?」
「あ、あの…」
「……まぁいいや。とりあえず取りに行きますんで…」
私はもう怖すぎて携帯の電源を切った。
真っ暗になった画面に私の顔がぼんやり映る。
その私の顔の後ろに、見知らぬ男が立って居た。
その瞬間味わった2つ目の恐怖は、
人の気配が何にもしなかったこと。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=YnRY7-y_h_o
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬






