空の楽団
音楽。
それが人々の身を守る武器となる。
世界が一つの大陸になった時代。人類の天敵が現れ、世界から色を奪っていた。
人々は唯一鮮やかな色を残す国、日本を拠点として生き延びていた。
軍に統括された世界で、天敵の弱点とされる音楽を武器に、人々は楽器を手に取り戦いを続けていた。
水分静流は音楽センスが壊滅的だったため、そんな現実とはまるで接点はなかった。しかし彼女が乗り込んだ列車が巨大な天敵に襲われてしまう。
なんとか生き延びた清流だったが、特務機関第七小隊へ入隊することを命じられ、避けていた音楽への道を歩み始めるのだった。
――これは、音楽を愛した友人へ贈る物語である。
それが人々の身を守る武器となる。
世界が一つの大陸になった時代。人類の天敵が現れ、世界から色を奪っていた。
人々は唯一鮮やかな色を残す国、日本を拠点として生き延びていた。
軍に統括された世界で、天敵の弱点とされる音楽を武器に、人々は楽器を手に取り戦いを続けていた。
水分静流は音楽センスが壊滅的だったため、そんな現実とはまるで接点はなかった。しかし彼女が乗り込んだ列車が巨大な天敵に襲われてしまう。
なんとか生き延びた清流だったが、特務機関第七小隊へ入隊することを命じられ、避けていた音楽への道を歩み始めるのだった。
――これは、音楽を愛した友人へ贈る物語である。