遠征ハンター罠について2023年12月8日
2023/12/8にXでポストした内容から誤字脱字を多少直したものになります。
さて私は5年ほど都市在住遠征ハンターを頑張ろー!という話をしてきたのですが、その掛け声の意味と、ほんとに頑張るならどうなるか、ということをぽつぽつ書いて行きたいと思います。
書こうと思ったきっかけは捕獲も狩猟もそれ自体で稼ぐのはやーめたっ!と思って、一旦金稼ぎの対象から外そうと思い、情報やノウハウをため込んでおく必要がなくなったからです。
まず、自分の主戦場ではない、罠から書いていきたいと思います。
インプットとしては、罠かけと捕獲の実体験と環境省の政策、クラウド運営の罠になります。
まず、活動地と離れたところに罠置いて単独で運営するのは無理です。資格だけ取らせても無駄です。
理由は至極シンプルで
1.不採算
2.死ぬ
3.理解を得られない
1は机上確認がわかりやすく、経費が設置片道一万円、罠が一個一万円とかで計算すると、週イチで十個の罠で一頭取れても、一頭一万円の取り分で考えても交通費だけで燃え尽き、罠と食費などがまかなえません。
2は経験しないとわからないかもですが、自分より体重のある野獣と鉄砲無しで戦うのは無理!
この2はやや条件を詰める必要があります。まずくくり罠か箱罠か。
遠征で狙うターゲットがシカ・イノシシとすると、普通に体重で負けることがあり、くくり罠にかかった獲物を槍やナイフで仕留めるのは危険で、自分より重く筋肉のある野生動物と戦うのは死のリスクがあります。
箱罠は反撃で死ぬリスクはかなり減りますが、単純に罠単体が高額、軽トラ以外に積むのが難しく乗用車での運用が困難、餌で誘因する都合で他に魅力的な餌がある夏秋は厳しいという事情があります。
3はやってみないと更にわかりにくいのですが、罠のみの遠征人が猟友会の理解を得るのが難しいということです。
具体的には鉄砲のない人が止め刺しを依頼すると相応の手数料なり報奨の譲り渡しになりますしそれ以前に地元の猟友会ご銃仲間の性格が強いと加入出来ず、加入できなければ報奨を得られません
以上の要素を踏まえた上で遠征費を考えると全く割に合いません
また、見回りをIT化しても捕獲時に放置出来ないため、現役世代の人は本業を休まないと単独で合法に運営できません。
逆に言えば、交通費ほぼゼロ、鉄砲持ちかそれを部分的に分業できるくらいは織り込まれているということかと思います。
この問題に関するリスクとコストを上手く分担する仕組みがクラウド罠的に罠の設置を肩代わりまたは一緒に行い、見回り捕獲解体は現地の人にお任せ、お金払って害獣対策しつつジビエゲットなのですが、悲しいお金の摂理があり、罠を運営するより鹿を買って罠かかりのフリしてジビエ売るほうが儲かります
これらの、新規参入者の直面する現実を考えると、交通量等で不利な遠征は、あくまで有料の趣味 であり、防獣害はあくまで趣味を彩るスパイスどまりと計上せざるを得ず、いくら狩猟免許の取得や狩猟者登録があっても、まずは交通費の壁とそれを折り込んでも遠征体制がないと、捕獲者の人数は張り子の虎