表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/36

これってトンデモ理論?

『 07 これってトンデモ理論? 』



笑いながら逃げ出しましたが、いくら広い建物だからといって逃げる場所は限られています。

テーブル席のある場所とは反対側の北に面した壁際まで行くと、大先輩の川上さんに呼び止められました。


「おう、丁度良かった。おまえら紙持ってないか、紙、便所紙」


少々乱暴な問いかけです。

それでも無視するわけにもいかないと、特に白鳥ですが少し嫌な顔をして近づいて行きます。


「トイレットペーパーぐらい自分で掌握しておいてくださいよ。斉藤が持ってますから言えば出してくれますから」

「ああ、すまんな。こんど声かけておくよ」

「ああ、わりいわりい、オラにもひとつ」


そう言いながら小滝さんまでもが近寄ってきます。

面倒だとばかりに南野先輩が二人にまとめて12ロールのパックを渡しました。

でも大先輩はそれに「いや、こんなにいらねぇよ」と断ろとしますけど「いちいち呼び止められるのも面倒だから持っていてください」と言われてようやくその意味に気づいたようです。


ジジイ連中の傍に居ると何を頼まれるか判らない、と場所を移動。

昨日の宴会跡地に向かえばそこにはいまだに邪魔そうに眠る浅田先輩や上尾先輩の姿と、ダラダラとした雰囲気で嫌そうに後片付けをしている楠木先輩と斉藤の姿が見えます。

その楠木先輩に南野先輩が声を掛けたんです。


「手伝うよ」

「ありがとー! これで少しはヤル気もでるよ」


楠木先輩はそう喜びを隠さずに出すと歓迎する様子。

観念して俺もその輪に混じって掃除を開始です。


ブルーシート上のゴミを「分別? なにそれ?」な感じでゴミ袋にまとめ、いまだ眠り続ける上尾さんの両足を抱えてズルズルと引きずり場所を移します。

ブルーシート上がゲロに塗れた浅田ゴリラだけになったら全員で横一列になって魔法の水を放水開始です。

どうせ時間で消えるのだからとお構い無しに放水すれば、浅田先輩も生きてはいるようでなにやら身もだえするように反応があります。

遠慮容赦なく水攻めにしました。

あとは匂ってそうなところを鼻を頼りに放水をなんどか繰り返して作業終了。

することも無くなったんで建物中央東寄りに集まり、日向ぼっこ開始。


石段をちょっと下った場所に腰掛け地平の先まで霞む砂漠を眺めます。

ここに居るのは南野先輩と白鳥の元自組に加えて楠木先輩に集配の斉藤の計五名。

面倒ごとを頼まれるのは嫌だと大先輩達からは隠れてます。

もっともすることと言えば砂漠の景色を眺めることと斉藤の話を聞くことぐらい。

斉藤は先ほどから「テンプレが~」とか色々これから起こりそうなことについて喋ってくれています。


「近いうちに王城からの使いが姫様を探しに此処へ来る筈です」

「探しに来るってよりも、連絡を取りに来る、だろ? 此処で何があったのか相手はもう知っているのかよ?」


南野先輩の突っ込みに斉藤が「えっ?」と動揺します。

どうやら情報の認識について客観性が足りなかったことを今更ながらに気づいた様子。

何十キロ先の出来事をリアルタイムに正確に知るなんて元の世界でも難しいですよね。

その斉藤だけどまだ負けていません。


「魔法で連絡を取り合うことも考えられます。そうだとすれば連絡が取れないことで相手も騒ぎになっていると思いますが…」

「そうでなければ定時連絡が来ないことを不審に思うまで時間が掛かるってことだな」

「あるいは予定の日程を過ぎるまで気付かれないか…っすね」

「なにそれ? 俺達それまでずっとここで待っていなきゃならないの?」


楠木先輩がそう感情的に声をあげました。

そんな馬鹿な、と信じがたい様子。

でも先輩達も残酷に言います。


「そりゃ歩いてこの砂漠を越えるって手もあるけど出来るかい? かといって車じゃスタックして終りだし」

「いえ、埋まってもアイテムボックスに収納すればすぐに脱出できます。やってみますか?」

「いやそうじゃなくて…」


楠木先輩の声も聞こえずと、打てば響くとばかりに斉藤が飛び出していきます。釣られるように南野、白鳥両先輩も、そして俺も後を追います。


斉藤は砂の上にマジックボックスから2tトラックをボンッと取り出すと「じゃあ行きますよー」と声を張り上げ運転席に乗り込んでいきます。


トラックもコッチに来てたんですね。でも俺の乗ってた車は見当たらなかったけど集配の車だけ? いや先輩トラックの部品で明りを作ってたし壊れた状態であるのかもしれない。後で聞いてみようっと。


するとドルルンッとエンジンが掛かり車が動き出します。でもわずかに車体が揺れるだけでした。少しも前に進めず初っ端から躓きました。

バタンとドアの音がし斉藤が出てくると、その斉藤は後ろのタイヤの位置まで進むとしゃがんでタイヤを眺めています。そこへ皆も集まります。もちろん俺もです。

タイヤは空転したのか砂の中へと半ばまで埋まっていました。


「あ~、こりゃダメだな。デフロックが無いから滑りやすい片っ方にだけ力が抜けるんだわ」


南野先輩が埋まったタイヤを見てそう言いました。

でも斉藤はまだ諦めない様子。トラックに手をかざすと一度アイテムボックスに収容し、そして少し離れた場所に移動するとまたそこでトラックを出して運転席に乗り込みます。

先輩達もトラックの左右横に集まりました。プッと短くクラクションの音。

おそらく発進するの意味でつかったんだろうけど、エンジンだけは唸るものの、タイヤは砂を掘り下げるだけで全然前に進みません。

斉藤に聞こえるように先輩達が大声を張り上げました。


「アクセル踏みすぎー! 少し前に押し出すからソロリとやってみろ!」


そう言うと先輩達が後ろに集まり人力でトラックを押していきます。

俺は横からそれを監督、頃合を計り「よし、ゆっくり踏め!」と斉藤に教えてやると斉藤も静かにアクセルを踏み、今度はトラックもなんとか砂の上を走り出していきます。


「やったか!」

「お、お、いけるか」


トラックは皆の期待と砂の抵抗を受けながら、ぎこちない走りで動いていきます。

斉藤は速度を乗せると先で大きく曲がろうとしますが、どんどん速度が落ちて…。

あ~あ、砂にタイヤが埋まり、完全に動けなくなった。

斉藤が運転席を降りるとタイヤを見つめています。皆も集まると呆然と動けなくなったトラックを眺めています。タイヤは半分まで埋もれています。


「やっぱ無理だったな」

「歩いた方が早そうッスね」

「魔法で荷物も仕舞えるんだから、別に車に拘らなくてもいいべ」


南野先輩はそう言うと地平線にその目を向けました。

遠くに霞むまで続く砂の海。歩き辛くはあるが、だいぶ距離はあるが歩けない事は無い。

そんな眼差しですがたぶん俺には無理です。

斉藤が諦めるとトラックをアイテムボックスに収容して言います。


「でも歩いて何処かへ行ってしまったなら、場合によっては我々を此処へ召喚した相手と話が出来ないなんてことも」

「それってこんな事になった理由も帰る方法も判らないまま、って事だよね!」


少し怒りを滲ませた楠木先輩の言葉に斉藤が黙って頷きました。



車を使った移動を諦めた俺達は、ぼんやりと石段に座って斉藤の魔法の練習を眺めます。

その斉藤はといえば使う魔法もステップアップ、よくゲームなどに出てくるモンスターを攻撃するための魔法を自分のものにしつつあります。

斉藤が精神を集中します。

なんともいえない独特の雰囲気を纏う姿、よくあるマンガ表現ならきっと湯気のようにオーラ、あるいは氣が立ち昇っているはずです。

俺達見学者一同はじっと固唾を飲んでその様子を見守ります。

斉藤が右腕を高く上に差し上げると、その腕をゆっくりと目標に向け、下げていきます。

マトは10メートル先の砂の上に置かれた空の一斗缶。

腕が水平に目標に向いた時、斉藤が呟きます。


「ファイヤーアロー」


その瞬間、斉藤の手から赤い輝きを放つ炎の矢が放たれると一直線、もの凄い速さで的に当たると、ガンッと鈍い金属音とともに一瞬炎がボゥと強く燃え上がりました。

間を置かずして見学者達の口から「おおー!」と歓声が沸きあがります。


一斗缶を囲むように人が集まります。

斉藤が的となった一斗缶を見やすいよう足で転がし調べます。

真ん中に小さく穴の開いた一斗缶はその表面が黒く煤けています。

斉藤が横から興味深げに見ている白鳥に場所を渡すと言います。


「今のが『ファイヤーアロー』の魔法です。ゲームなどでは初級の攻撃魔法として知られるものですが、この世界でも出来るようです」

「これで初級か、薄いとはいえ鉄板に穴開けて燃え上がるとかけっこう極悪な威力があるね」


楠木先輩がそう感心した様子で一斗缶を眺めています。

すると後ろより声が掛かりました。


「おーいお前らー、魔法の練習するなら安全を確かめてやれよー!」


振り向けば、そこには手を振り声を上げる小場先輩と永倉班長の姿が。

こちらからも南野先輩が「おー、判ったー」と返事を返します。

二人はこちらへは来ず、手だけ上げると北面へ、酔っ払い達の屯する側へと歩いていきます。


「こっちには来ないんですね」

「おおかた班長と一緒にヨッパライ達への対応だろ。俺はイヤだぜ」


南野先輩がそう言ってニヤリと意地の悪い笑みを浮かべます。

その脇では楠木先輩がまるで何か嫌なことを思い出したかのように手で顔を覆い隠しますが、いったい何があったんでしょうか?


この後は斉藤のお手本を真似して皆で練習。

横一列に広がり的の一斗缶に向けさっきの魔法を再現しようと頑張ります。

でもいきなり上手くはいきません。

そんな中で最初に的を吹き飛ばしたのは白鳥でした。

バコンと勢い良く的を吹き飛ばしたけど、同時に水しぶきが。

それって水を勢い良くぶつけたんですよね? あ、でも埃が立たなくていいかも、と思ったら魔法の水だから直ぐに砂が乾いていく。使えねぇ…。

と思ったら斉藤が声を掛けました。


「白鳥先輩、それは『水矢』ですね! なかなかいいですよ!」


どうやらコレも有りらしい。何かをぶつけられるのなら何でもいいってこと?

それからはもう何でも有りになりました。

ガンッと何かが一斗缶にぶつかり転がります。

砂の上に転がり止ったものは野球ボール程の丸い石。それを見た斉藤が声をあげます。


「南野先輩ー、投石の魔法ですかー?」


見れば南野先輩が手に石を持っています。

先輩は頷くとまるでピッチャーのように振りかぶりそれを投げる! 

先輩、ただ投げるだけですかい! でも筋力が上がっているからか、かなり速い! 

的の一斗缶から僅かに横にずれた石は大きく跳ねるとかなり先まで跳んでいきます。


「あらら、外れちまった」


先輩はそう言うとまた手に石を握っています。

謎を我慢できなかった俺は気が付くと疑問をその口からひり出していました。


「先輩、その石って先輩特有の魔法っすか? それとも例のポケットから?」


南野先輩が何かに気づいた、というような顔をします。

掌に握る石に目を移すと、それを例の収納の魔法で仕舞います。そしてもう一度てのひらの上に魔法で石を出すと…。

先輩は落ち込んだようにしゃがみ込むと暗くブツブツと呟いています。

先輩、ドンマイッ。


魔法を発動させる者が居なくなり静かになりました。

斉藤も白鳥もまだ成功していない俺達を見守るつもりかこちらを見ています。

まだ何もできていないのは俺と楠木先輩の二人だけ。

楠木先輩が「緊張するからそんな見るなよ~」とおどけてみせますが、斉藤達は少しニヤけはするものそのまま黙ってこちらを見ています。


「楠木先輩、やるしかないですよ!」

「お、おう」


先輩に声を掛け気合を入れます。そうして頭の中にこれまでの事を思い出します。

斉藤は火、白鳥は水、南野先輩が石。すなわちこれ自分の得意とする魔法! ならば俺は! 俺は…?。

そこで行き詰ってしまった。俺が得意とする魔法って、いったい何?

最初に成功した魔法は火だったな、と思い出しとりあえず試してみます。頭に火を思い浮かべ、それを投げつけるイメージで手を振る。

ダメでした、昨日と同じく指先に小さな火が燈るだけ。どうすれば上手くいくの? と腕を組んで考える。

そのまま一斗缶を見ながら考えていると、突然の眩い光に眼が眩む!


「目が、目がぁあ~!」


俺も含めて声が重なります! そして少ししてから「ごめん」と楠木先輩の声が。

しばらくすると眩んだ眼も回復してきました。

楠木先輩は今も「ごめん、ごめんよぉ~」と謝り続けています。


「目眩ましには役に立ちそうだな」


そう南野先輩が言えば楠木先輩、大分懲りたようにシュンとしています。

そこに斉藤が声を掛けました。


「威力は低いようですが一応成功だったのかも」


皆が斉藤に振り向きます。

その斉藤は的となった一斗缶に目を注いでいます。その視線の向かう先、的の一斗缶に目をやれば、立っていたはずのその一斗缶がコテンと後ろに倒れていました。


やばい! できてないの俺だけだ!


思わぬ状況に冷や汗がでてきます。

このまま何も出来なければ浅田のゴリラと一緒です。

この異世界で落ちこぼれの烙印を押されてしまったなら、生きていくのは難しいかも…。

必死に頭をめぐらします。火、水、石、光と来たなら次は何? 真似をするにも俺の水の魔法じゃあそこまでは届かない。マジックボックスを応用したんじゃ本当に出来の悪い手品だし、光の魔法なんて俺には真似できない。

焦る。慌てる心でそれでも考える。わからなくなったら基本に帰れ、は誰の言葉だったかな。

まあ誰でもいいけどならば魔法ではどうなる? 

斉藤はイメージと言った。的を吹き飛ばすイメージ、吹き飛ばす…なるほど!!

俺は再び意識を集中すると一斗缶を睨んだ。腕は上げない、向けない、ただこれからあの一斗缶に与える力だけをイメージする。その為の道具は今此処にあるものを使う。

そうして俺は力を解放した。

砂上に一陣の風が吹く。

細く鋭くそれは収束すると一斗缶を巻き上げ宙に放った。

空中に勢いを失った一斗缶がガンッと音をたてて砂上に落ちる。

先輩達のような派手な変形は無いが、それでも離れた場所に力を行使することには成功したはずだ。

斉藤の声が聞こえる。


「トルネードの魔法成功ですね! みなさん凄いですよ、初歩を二三段超えた魔法をいきなり使い出すとは」


斉藤はかなり興奮した様子。

逆に俺をふくめた皆はポカンと訳がわからないといった具合ですが、試しに聞いてみました。


「これって凄いの?」


斉藤は目を輝かせ大きく頷く。


「みなさん凄いですよ、何より威力が大きい。僕のファイヤーアローの威力を蹴りぐらいだとすると白鳥先輩のはもうタックルですね。投石も地味ですけど威力は大きい。楠木先輩の光は不意を討てるなら相手全員をしばらく無力化できますし、ひょっとしたらアンデッド相手にダメージを与えられるかもしれません。唐沢さんの魔法も…」


俺の話キタッ! 凄いのか? きっと凄いよね、風に砂を混ぜて威力を増すとか工夫もしているし、風で持ち上げて下に落としたら相当なダメージが与えられるよね。

すると少し考える風の斉藤が再び語ります。


「支援魔法として役に立つと思います。たとえば体の軽い鳥のような相手なら風で揉みくちゃにされれば戦いどころではなくなると思います。しかし逆に亀のような重い相手ですと効果は無いかもしれませんね」


なんか評価低いんですけど。

そりゃあ確かに大物の亀を空中に巻き上げることはできそうにないけど、それでも砂で目潰しぐらいは…、砂が無ければできませんね、はい、確かに俺の魔法は中途半端です。

こうなったら稽古に精進していつかは真空刃出せるように頑張りますよ。


こうなると意地でも負けられない、ってことで練習再開です。

リードしているのは白鳥、だけど的を吹き飛ばすのはウザいってことで今は強制的に玉拾いというか、的の監視で見学させられています。

その白鳥の横には同じく見学の南野先輩。

先輩は結局石以上の効率の良い投げる物が見つからないとかで、これ以上は諦めたみたいです。

残るは俺と斉藤と楠木先輩。

俺はなんとか薄い真空刃を作り出そうと頑張っているけど、パンッと派手な音が鳴るだけでなんだか思ったようにはならないです。

ひょっとして真空刃って漫画特有のトンデモ理論?


「どうした? 考え込んで」


悩んでいたら手も止まっていたようで先輩からそう声を掛けられました。

そこで俺は悩む理由について先輩に聞いてみたんですが、先輩達も悩んでいます。真空刃の謎、侮りがたし!


南野「要は南斗〇拳だよな、あれってカマイタチと一緒だろ? 出来るんじゃね?」

俺《唐沢》「ところが一斗缶の表面に真空状態を作っても音がするだけで切れないんですよ」

斉藤「それでさっきからパンパンやってたんだ」

楠木「真空状態で鉄が切れるなら宇宙船はどうなるんだ?」

南野「そういやそうだな、でも人間の皮膚ならまた別じゃね?」

白鳥「でも真空にするだけじゃ皮膚って切れないですよね? お灸で真空にしたガラス瓶を使うやつあるじゃないですか、赤くはなっても切れてないっすよね?」


う~むと皆で唸りこむ。

でも結局わからない。

わからないときにはわかりそうな人に聞くしかない、ということで話を聞きに向かうという事で意見は一致しました。

問題は大先輩と酔っ払い達ですが、面倒ごとの予感がするのか誰も行きたがらない。もちろん俺も行きたくないけど、自分の事だから行くしかない。

覚悟を決めて向かいました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ