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Leaving Strawberry  作者: 相沢 朋美
第3章 後悔
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 その後、そうくんと電話して率直な気持ちを話す。

「安物だから怒ってるわけじゃないの。無理してバイト頑張ってマフラーあげたのに、靴下だけだったから何のためにバイト頑張ったのかわからなくて。私だって一応女の子だから、彼氏からのクリスマスプレゼント楽しみにしてたもん」

そうくんの本音は以下の通り。

「学生で1人暮らししてて、サークルばっかりでバイトもあんまりしてないからお金ないんだよ……。お菓子とかそういうもんかなって思ってて、マフラーもらうとは思わなかった。侑のこと考えないで選んだのは悪かったって思ってる」

 そこで私がサマンサについて「悪いと思ってるならいいんだけど。サマンサにはレーベルがあって○○ビルにあるのは2~3万するけど、**駅の☆☆に入ってるのは1~2万くらい。**駅の方にするから」と説明すると、「この歳にもなって恥ずかしいけど、帰省してお年玉もらえたら買えるけどね……」とのことだった。女の子の気持ちについても、「女の子は誕生日とかクリスマスとかのプレゼントは楽しみにしてるし、あんまり安物だったりセンスなかったりすると引かれるものよ」と説明する。

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