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Leaving Strawberry  作者: 相沢 朋美
第3章 後悔
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 すると、そうくんから以下の返信がきた。

【別に傷つかないよ。いくらにするか訊いておけばよかった】【食事とカラオケの代金で誠意は見せたつもり。学生だから余裕なくて】

私が【学生で余裕ないのは知ってる。ティファニーとか4℃とか高いものじゃなくて、サマンサとかそういうのが欲しかったの】と送ると、【サマンサね、覚えとく】と返ってきたので【留学するまでに用意してくれたら許すから。電話していい?】と打つ。さすがに私から咎められると思われたのか、【えー、よくないよ。怒られたくない】と返ってきた。そこでやりとりは終了したのだが、私は我にかえる。お金がない中頑張っておごってくれたのに、なんてことを言ってしまったんだ。

 翌日、私はそうくんに謝罪の連絡をした。もちろん、ブロックされているかもしれないことを覚悟の上で。【おはよう。きのうはごめんね】と送ると、【なんでよ(笑) 怒ってるんやろ?】とすぐに返事がきた。【そうくんのことを考えないで一方的に不満ぶつけたから申し訳なくて。もう怒ってないよ】と返信する。ブロックされてはいなかったので安心していたのだ。

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