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Leaving Strawberry  作者: 相沢 朋美
第2章 スタートライン
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 「俺結構頑張ったんだけど、ご褒美ないの?」

ご褒美を欲しがるそうくん。何か奢れってことか、あるいは何か買ってこいということかと思い、「何か欲しいものある?」って聞くと「キスして」とのこと。そこで私は自らそうくんにキスをした。交代でボートを漕ぎながら、川岸に到着。先ほどの男性スタッフに「お疲れ様、揺れるから気をつけてね」と言われて、そうくんが先にボートから降りる。私は立ち上がることすら怖がっていたのだが、先に降りたそうくんに手を差し伸べられてどうにかボートから降りることができた。

 そろそろお昼なので昼食を食べようという話になり、近くのうどん屋さんに入る。店内が混雑しているので知らないひとと相席になってもよいかと店員さんに尋ねられ、それでも構わないと答えるとおじいさんが1人で座っている6人席に案内された。そして店員さんに私とそうくんの2人隣同士で座るよう指示され、それに従った。私は肉うどん、そうくんは天ぷらうどん定食を注文する。待つこと数十分、私たちはお互いの学校の話題で盛り上がった。

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