表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Leaving Strawberry  作者: 相沢 朋美
第2章 スタートライン
11/30

11

 ついに当日。早朝のアルバイトを終え、そうくんと大学前のバス停で待ち合わせをすることになった。電話がきて、もうすぐバスを降りるとのこと。バスから降りてきた彼を見て駆け寄る。初デートのときの綺麗目な出で立ちとは違いカジュアルなファッションに身を包む彼を見て、カジュアルなそうくんもかっこいいと思ったのは言うまでもない。

「ちょっとカジュアルすぎるかな?」

彼は気にしていたようなので、そんなことないよとフォローした。それから大学まで歩く。

 2人とも昼食を食べていなかったので、近くにあるクレープ屋さんでクレープを買うことにした。なぜなら、そうくん曰く「最近、甘いものがマイブームで」とのことだったから。クレープを食べながら歩くと落語研究会に所属する学生さんに呼び止められ、チラシをもらった。それから落語を聴きに行く。

 落語はとても面白かったので、観客はほぼ全員大笑いしていた。次はどこへ行こうかと考えていると、バレー部の学生さんに「カップルで射的はいかがでしょうか?」と声をかけられたものの、現在はやっていないとのことで残念ながら断念せざるを得なかったのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ