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Leaving Strawberry  作者: 相沢 朋美
第2章 スタートライン
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 アルバイトの関係で彼に会えない日が続いたけれど、毎日のように連絡をとっていたので寂しくはなかった。ある日は、デートの計画について話す。

【ラーメン屋はどう? デートになってるかどうかはわからんけど】

付き合ったばかりでラーメン屋に行くにはまだ早いと思っていたので【ゆっくり話せる場所がいいな】と言うと、

【じゃあここは? 評判いいしゆっくり話せるよ。ランチでも夕食でもいい】

送られてきたのは、外観がよいおしゃれなイタリアンのお店だった。【ここならゆっくり話せそうだし、1回デートで行こう】と返事を打つと、【そうだね、行こう】と返ってきた。

 また別の日に私の大学で学園祭があると伝えると、【女子大の学祭、行ってみたかったんだよな。俺はずっと共学だったからどんな感じか興味ある】と興味津々な様子。そこで、○日・×日・*日の3日間だよと送る。私のバイトのシフトは○日が午前10時から午後17時まで、×日が正午から閉店の午後22時まで、*日が午前6時から午前9時までなので、【最終日の*日なら空いてるよ】と送る。俺もその日は暇だよと返事がきたので、*日に私の大学でデートすることになった。

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