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お金って

 「もーお母さん! 航ちゃんと悠ちゃんの中学入学祝に20万はあげすぎ。しっかり貯めてる?」


  私の甥っ子である、双子の航輝(こうき)悠輝(ゆうき)の中学進学祝いの額について母ともめていた。


「いいじゃないの!私のお金よ。まだ働いてるんだし、真理子には関係ないでしょ」


 お母さんは御年70歳で現役バリバリのヘルパー。その上、民生委員の副会長までしていて元気だけど。


浩人(ひろと)に肩身が狭い思いをしてほしくのよ」


 来年は長男の大輝(だいき)が大学、次男の智輝(ともき)が高校入学を控えている、お母さんの出血大奉仕祭りは間違えないだろう。

兄家族は育ち盛りの男4人兄弟抱えて大変だとは思う。兄一人では塾や習い事、全員の大学までの学費は苦しいからと妻の貴子(たかこ)さんもフルタイムでパートをしている。


「お母さん、自分のことちゃんと考えてる?」


「私を老人扱いしないで欲しいわ、パート代にお父さんの遺族年金もある、真理子には一切迷惑かけないわ」


 私は大丈夫! と言っていて、ある日突然倒れて、大変なことになった事例は何十どころか何百も見てきたのですが……

というかお母さんもヘルパーなんだから見てきたはずなのに、どうして自分に置き換えることができないのだろう。


 私だって甥っ子たちは可愛い。自分のできる範囲で援助しているつもりだ。

お母さんに万が一のことがあっても頼れる状況にはないし、会う度に兄の“母さんはお前に任せた”という心の声がヒシヒシと聞こえてくるのだ。


「民生委員と孫は私の生き甲斐なの」


「わかったよ。もう」



 と言って自室に戻った。

私自身、両親のことは考えているつもりだ。

行きたいところがあれば車も出すし、生活費、家の固定資産税も払ってる。

お父さんの闘病中も夜勤明けでもお見舞いは欠かさなかったし、できる限りのことをしたつもりだ。

でも、お父さんが入院中一番嬉しそうにしていたのは兄家族が来た時だった。


 両親が思う最高の親孝行が(孫)であるのならば私は親不孝者だ。




 落ち込んでいてもしょうがないここからが本題です。

お金は大事です。そりゃあもう!!

金の切れ目が縁の切れ目、地獄の沙汰も金次第という言葉もあるぐらいだしね。


 高級老人ホームなんかは高級ホテルで腕を振るっていたシェフの料理が毎日楽しめて、演歌歌手のコンサートが月に一度開催されるとか。


 お金がなければ本人だけではなく家族にも大きな負担がかかります。


 私も将来、甥っ子たちに迷惑をかけないためにも貯蓄に励んでます。

独身だし、生命保険はかけず、医療保険のみにしている。


 毎月の自動積立預金はかれこれ20年以上やっている。

私の場合は実家住まいなので貯金できている……とは言えますが。

何と言っても家賃は大きい。


 私の節約方法は

 

 興味の薄い分野は安く抑える。

例えば、私は衣服には興味がないのでスーパー衣料品売り場で買ったりしている。


 使うものは多少高くても買う。

職業柄、靴はとても大事。合う靴と会わない靴では疲労感がまったく違う。

安いとすぐにボロボロになってしまう。

なので靴履き心地抜群で丈夫なものを買っている。


 たまにはパーッと使う。

人生にはカタルシスは必須である。

日々積もった憂いや邪気をお金とともに排出する。


  これはあくまで一例です。お金だけでは孤独は癒せないし、必ずしも幸せにはなれないですが

 お金は本当に大事です。



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