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龍神界

 執筆途中ですが、書けたところまで投稿させていただきます。

 腹痛の痛みが引いた時を狙って書いてるので牛歩並みの遅さです。

 申し訳ございません。

 7月19日:編集させていただきました。

 <龍神界>

 ・女神【サウラウス】が創った世界。

 ・アダモゼウスとの違いは、水晶の中に【木】では無く【龍】を入れたこと。

 ・その龍は、【世界龍神せかいりゅうしん】と呼ばれ、その龍の背の上で世界が創造された。

 ・【木草樹】と違い、【世界龍神】は子供を産み、世界の調整を行った。

 ・【世界龍神】の子供達は、ある一族の髪に宿って共に協力して【龍神界】の問題を解決していった。

 ・中でも【雷龍神らいりゅうしん:ディナコアス】、【魔龍神まりゅうしん:クレムディア】、【風龍神ふうりゅうしん:ファムクライ】、【聖龍神せいりゅうしん:ティアライト】の四龍神を宿す一族は、【龍神界】において特別な存在らしい。

 ・また、【龍神界】には、存在するもの全てに神様が存在している。

 ・本の神様、勉強の神様、電気の神様、愛の神様、物や現象や行為にまで存在する。


 マサシがいたという【龍神界】について説明してもらい、その後でマサシ自身がどうやってこの【木草界】にやってきたのかを教えてもらった。

 経緯としては、少し長くなるけど聞いてもらいたい。


 マサシの時代では、【十破聖竜軍じゅっはせいりゅうぐん】と【十撃魔獣軍じゅうげきまじゅうぐん】の間で【聖魔戦争せいませんそう】と呼ばれる大規模な戦争があった。

 マサシは、【十破聖竜軍】の総帥【音楽の神:パスティ・ラクナール】に仕えて戦いに参加していた。

 その中で、同じ軍に所属の【サライファ・エンド】、【ヤシノ・ミ・ナール・レイナ】と元十撃魔獣軍所属の【リュンクス】と共に、敵の総帥である【ゴルフォン】へと立ち向かったのだ。

 結果として、【ゴルフォン】を封じ込めることに成功した。

 しかし、そのあまりに激しい攻撃のぶつかり合いに時空が裂けてしまい、ヤシノ、リュンクス、マサシの3人は、その時空の亀裂に飲み込まれてしまった。

 そして、気が付いたらマサシは海岸で介抱されていた。


「ちなみに十破聖竜軍の騎士は、全員竜を相棒にしています。十撃魔獣軍の騎士は、虫でしたね……。そして、私が相棒にしていたのが、そこにいる竜の【サターナ】です。赤子で捨てられていた私を拾って育ててくれた親代わりでもある私の大切な竜です!」

「……ふむ、礼を言う、娘。大変世話になったようだ」

 奇怪な面をかぶったかのような竜【サターナ】の治療は既に終え、彼は礼儀正しく私に頭を下げてきた。

 うん、皆無事に治って良かったよ……。

「さて、少女よ……。説明してもらおうか……」

 で、なんで私は今、信じられないほど巨大な龍に睨まれているのかな……?

 この島よりも大きいかもしれないほどの巨大な鳥に似た姿をした龍は、マサシの髪からその半身を乗り出して私を見下ろしていた。

「こらこら、駄目だよ!私達の命の恩人なんだから脅すようなことしちゃ……」

 マサシがその龍を軽くたしなめるが、龍の睨みつける圧は変わらない。

 私の頬を冷や汗が伝う。

 ……正直言って、これほどプレッシャーを感じたのはアダモゼウス以来だった。

 それほどの圧倒的な力を持つ者だと、今までの経験が私に教えてくれていた。

「あの……、マサシさん?こちらは、どなた?」

 鳥の竜が与えてくる威圧感に耐えながら、にこやかにマサシさんにそう聞いた。

 すると、マサシさんは慌てたように龍の紹介を始めた。

「あ、そうですよね!私ったらすみません……。彼は、【風龍神:ファムクライ】。マサシ一族と共に歩む【仲介する者】の役割を【世界龍神】様から任された【世界龍神】様の子供の一人です」

 ……とんでもないお方じゃん!!

 こっちで言う所の【超越蟲】辺りの存在だよね……。

「もう一度問う。娘よ……、この世界について説明せよ……」

 先ほど、この世界が【木草界】だと説明した後にこの龍は姿を現した。

 そして、丁寧に【龍神界】とマサシ達の事を説明した後に、この世界について詳しく説明しろと高圧的な態度で責められているわけだ……。

 なんで助けた奴らからこんな無礼な態度取られなきゃならないのよ~!!

 私は、心の中でそう叫びながら、渋々【木草界】について一人と二匹に説明をしたのだった。


「マズイ事になったぞ、サターナ……。ここは、どうやら完全に異世界のようだ。【属性】の環境も、世界の創りも、常識もまるで違う……。そこのアダモの言った通り、本当に別の異なる世界に飛ばされてしまったようだ……」

「風龍神様、心中お察しいたします……。しかし、ここでアダモという優しき心を持った少女と出会った事こそ、我らの日頃の行いが良かった証とも考えます。とりあえず、【龍神界】に戻る方法を探りつつ、彼女に色々と手伝ってもらったらいかがでしょう?……何故か、彼女からは不思議と力を感じます」

「ふむ、実は元の世界へ戻るだけならば、我の力を使用すれば容易いのだ。……しかし、この【木草界】について少し調べたいことがある。というのも、我ら以外の【龍神界】の者の力を感じるのだ……。もしも、取り残されているのならば、我らと一緒に戻らなければいけないだろう。他の者が、世界を渡るほどの力を持っているとは思えんしなぁ……」

「おぉ、そうでしたか……。風龍神様の御力でいつでも【龍神界】へ戻れるのならば、焦る必要もありますまい……。この世界へ漂流した【龍神界】の民を集めてから戻りましょう」

「うむ……。我は、しばらくマサシの髪の中で黙って事の成り行きを見守ろう。もし、何か進言したいことがあれば顔を出すが、基本的に手出しはしまい。どうやって、民を集めるかはそちらに任せるぞ」

「ハッ!心得ました!」

 私とマサシさんを置いてきぼりにして、何やら勝手に話がまとまってしまったようだ。

 先ほど、木草界を説明するついでに、自己紹介もしておいた。

 流石にアダモゼウスなどの余計な事は言わず、自分の名前だけの紹介に留めておいたけどね……。

「あっ、終わりました?じゃあ、私はこれで失礼しますね!」

 私は、片手を上げると立ち上がった。

 ただでさえ自分のことで忙しいのに、これ以上他の人の面倒は見られない。

 というか、他人や他国どころか、他界なのだから全然関係ないし!

 なんか先ほどの龍達の会話で「手伝ってもらったら」とか訳の分からない調子のいいアイデアがあったようだけど、アダモちゃんは謹んでお断りさせてもらいます!

 とっとと、【転送】で逃げようとした私の肩を一人と一匹にがしっと掴まれた。

「これこれ、何処へ行くアダモよ。置いて行くでない!」

「あはは……、ごめんね、アダモちゃん。申し訳ないんだけど、この世界に私達の身内が来ちゃっているかもしれないんだって……。助けてもらえないかな?」

 二人にそう言って詰め寄られたので、私は年相応の女の子の振りして誤魔化そうと思った。

 しかし、【魔法】で治療しちゃってるのですぐに思い直して、にっこりと笑ってこう告げたのだった。

「ごめん被る!」

 私は、二人を置いて家の近くまで【転送】で移動したのだった。

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