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導きを導く者  作者: もち
6/21

5話

お久しぶりです。

1ヶ月近く更新できず申し訳ありません。

更新できなかった理由は後書きで…。


それではどうぞ。

-帝国領:陽光の街アジール:ラトラスの森-

メイルの森と隣接し歪な木々が生い茂る人々の手が悪い意味で加えられていない自然が残っている森。

それがラトラスの森である。

陽光の名がつく街の傍にあるというのに瘴気を放つ森はいつしかモンスターの巣窟と化し、人の踏み込める領域ではなくなっていた。

そこにグラムは潜伏している。

情報収集を進めていくうちにそれは確実なものとなり、現在ルルアはラトラスの森まで来ていた。

一般人はもちろんだが、高ランカーであろうと身体に支障をきたしてしまう瘴気を前に、ルルアは自らの周りに薄い膜状の魔力の衣を纏い中和することで一切の影響を受けることなく森へと歩を進める。

これは依頼であると同時に修行である。

よってここからユウの助言は一切ない。

現在1人でいるのもそういった理由だ。

もちろんルルアに危機が迫ればユウは助けてくれるだろう。

事実、本人もそう言っていたことである。

そのことを理解したうえでも恐怖は拭えない。

街の人々と森の動物たちから得た情報が間違いなければ討伐対象であるグラムは一般のそれとは全くの別物なのである。

だが、止まるわけにはいかない。

気をしっかり持ち無言で森の中心へと向かうその足取りは覚悟を決めたのかしっかりとしていた。


-帝国領:陽光の街アジール:ラトラスの森:中心部-

討伐難度:Aの対象であるグラムとは狼型のモンスターである。

大きいものでも全長2メートル程までしか成長せず、性格は温厚そのもので雑食ではあるがどれだけ餓えていても人を、生物を襲うことはない。

群れを成すことはなく、また生殖が存在せず自らの魔力を核とする分身とも言うべき存在を作り出すことで子孫を残していく。

一部の富豪からは用心棒代わりとされており、高い知性を持ち人語を解するモンスターとしては全てが異例の種族である。

だが、どんなものにも例外というものはあるもので、ある条件を満たせば同じ討伐難度:Aのモンスターが霞んでしまう程レベルの違う圧倒的な畏怖の対象となる

それは…子を殺すこと。


『自ら殺されにでも来たか、人間よ。』


1時間程森を歩いた先で出くわしたグラムからの言葉。

込められたものは怒気。

温厚であるグラムからの明確な敵意にもはや疑いようのない確証を得る。

子を殺されたのだ。

しかし、ルルアには不思議で仕方なかった。

敵意を向けられている。

そう、向けられてはいるのだが…全くと言っていいほど害意を感じなかった。

戦闘の意志すら感じられない。

それに負の感情に支配されればまず間違いなく目は濁った色を放つ。

にも関わらずグラムの瞳は澄んでいた。

それ以前に子を殺されたにも関わらず理性を保っているのだ。

ルルアの顔からその疑問を察したグラムは敵意を払い語りかけた。


『不思議か?』


「はい…貴方は一般的に知られているグラムとは全く異なる。」


ルルアの街での情報収集とグラムの生態は一致しない点が多すぎた。

狼型のモンスターではあるが、大きさが桁違いなのだ。

全長は20メートルは確実に超えているだろう。

体毛は銀色に光り輝いていて神々しささえ窺える。

次に街の被害だ。

アジールのグラムからの被害は皆無である。

この巨大なグラムがアジールを襲ったのは間違いようのない事実だ。

だからこそギルドへと討伐の申し出があった。

しかし、怪我人はおろか建物の破損は何一つない。

ルルアの言うとおり一般的なグラムが暴走した際の行動とはかけ離れているのだ。


「僕はルルアといいます。貴方の襲った街から貴方の討伐依頼があり訪れました。」


『その対象を前に堂々としたものだ。どれ、その態度を崩してやろうか?』


臆すことなく討伐であると明かすルルアに対し改めて敵意を向けるグラム。

一触即発とも呼べる空気に一瞬で変わってしまった。

しかし、ルルアには争う気はないようだ。


「堂々となんてしてはいませんよ。どちらかと言えば今すぐに貴方の前から逃げ出したいと思っています。ただ、嘘や隠し事なしでなくては今の貴方と交渉はできないかと思いまして。」


『ほう…交渉とな?』


「はい。討伐と先程言いましたが出来ればそんなことしたくありません。それ以前に貴方を倒せると思うほど自惚れてもいません。おそらく全魔力を展開しても数分と持たないでしょう。」


ルルアは自身で驚くほど冷静だった。

普段の優しげな雰囲気も也をひそめ、今グラムと対峙しているルルアは全くの別人のようである。

とはいえ言葉通りルルアが全力で闘っても到底倒せるものではない。

相手はそれほど圧倒的な存在なのだ。


「あくまでも討伐に限定すればですが。」


だがそれは倒せないということであって手段を問わなければ無力化することはできる。

その実力がルルアにはある。


『なるほど。貴様の魔力なら私をこの地に縛り付けることもできるであろうな。それ故の交渉か。』


ルルアが殺されるかグラムが封印されるか。

確率で言えば5分5分である。

どちらに転ぶかわからない。

故に妥協点を見つけお互い無事に済ませようとルルアは考えた。


「はい。とりあえず確認させていただきたいのですが…街を襲ったのは子供を殺されたから。ですね?」


『そうだ…!あの男は我が子を目の前で殺し…喰らった!!』


「…喰らった?」


『はじめに言っておこう。私は人間そのものが憎い。だが街の人間に危害を加える気などサラサラない。私の目的は奴を喰い殺すことだけだ。邪魔するというのであれば貴様も殺すがな。』


やはりグラム本来の行動ではない。

子を殺した者が人間なら人間という種全てを、魔族なら魔族という種全てを対象とする

個人を目的とすることなどないのだ。


「邪魔はしません。その考えは同意はできかねますが否定もできませんから…ただ、僕もその人は許せない…。それにそれなら交渉はお互いに有用なものとなります。僕がその男を見つけ出します。だから貴方はその間の期間限定で構いません。僕の召喚獣となってくれませんか?」


『召喚獣か…なるほど。それならば私がどこにいようと貴様が奴を見つければ相対できる。私が人の目につかないところにでもいけば貴様も依頼は達成とすることもできるというわけか。』


「その通りです。ギルドや依頼人に嘘をつくことにはなりますがそこは何とかできるでしょう。いえ、します。貴方も怪我をしている状態であまり人とふれあいたくはないでしょうし。」


そう、グラムは現在怪我をしている。

おそらく『男』につけられた傷なのであろう。

体毛に隠れてはいるが全身が切り裂かれたかのような痕があるのだ。

ラトラスの森に潜伏していたのもその傷を癒すためである。


『確かにお互い利しかないな…だが、貴様が私を使役できる程の力を持っていなくては話しにならん。奴は私よりも強いのだからな。』


途端空気が張り詰める。


『私と一戦交わってもらうぞ。そのうえで返事をしよう。力を見せてみろ!』


解放されるは荒れ狂う魔力の波動。

傷が癒えていないため全力ではない。

だがその実力はやはりルルアの遥か上をいくものだ。


(これほど力に差があるなんて…予想以上すぎるよ。これは封印云々の問題じゃないかもしれない。でもやるしない!)


覚悟を決めルルアも魔力を展開する。

それは徐々に場に文字を記していく。


「ルルア・クルツ・マドランヌです。いきます!!」


『個体名はドート。いざ!』


先手をとったのはドートだ。

その巨体に膨大な魔力を纏うと性質を炎へと変化させる。

それは先日ルルアが行使したプログラムと同等かそれ以上の業火である。

予備動作なくただ念じるだけで魔力の性質変化を行い、変化後の質も上級魔法並とあればそれは脅威でしかない。


「っ!?天冥魔法レベル2最大展開、展開対象ドート。指向性-、対象を縛ることを目的とする!同時に身体能力変化魔法レベル4展開、展開対象ルルア・クルツ・マドランヌ、指向性+、2秒間音速の移動に耐えうる身体強化を目的とする!」


ドートが何をしようとしているか理解したルルアはプログラムを急遽展開した。

選出されたのは光と闇を司る天冥魔法の影を用いた捕縛術である。

実体を持たない影により四肢を拘束し身動きをとれなくするものだ。

しかし、巨体を縛りあげるほどの効力は期待できない。

だが、それでよかった。

ルルアの狙いは捕縛などではないのだから。

瞬間、纏った魔力の性質変化を完全に終えたドートがルルアへ迫る。


『ぬっ!?』


炎を纏った突進。

単純な攻撃故にまた強力でもある。

戦闘力に差があるのならば尚のことだ。

更に大きく避けなくては衝撃破、或いは業火の熱により体力を奪われる。

そう、本来ならばそうなるはずだった。

速度は音速をゆうに超えていたはずだったのだ。

だが現実は遅いとまではいかないが高ランカーならばなんとか対応できる程度の速度である。


『先の魔法か!?』


「正解です。」


ルルアが縛ったものはドートの四肢ではない。

四肢の筋肉の一部を完全に身動きできない状態まで縛り上げたのだ。

その際ドートに気付かれぬよう影に筋肉の動きを再現させいかにも力が入っているかのように誤認させた。

結果、魔道士タイプであるルルアでも何とか避けることに成功した。

もちろん、避けることができたのは身体強化を行ったためであり、素の状態では確実に当たっていたであろう。


(なんとかなった…でも同じ手は通用しないよね?筋肉の拘束は気付かれた瞬間に解かれたし…確かにレベルは2に設定していたけど、それでも最大展開したものをああまで簡単に解かれるとは思わなかった…。)


ルルアの展開するプログラムには大きな問題があった。

魔法をプログラムとして設定すれば詠唱は必要なくどのように使うかだけ簡単にまとめれば使うことができ、さらにレベル分けすることにより使役する際の選出の迷いをできるだけ少なくできる。

だがそのレベルが問題としてあがる。

レベルにはそれぞれ許容できる魔力が定められておりそれを超える魔力を用いてもそれ以上の効力を発生させることができない。

今回の捕縛術もレベルを最大である9に設定していればレベル2で展開したものより遥かに魔力量が多く効力は圧倒的に上昇する。

短時間ならドートを縛り上げることもできたであろう。

つまり、予め設定でき即座に展開できるが欲しい出力が得られない可能性がある。

これは魔力の運用の良し悪しや保有魔力の増減で変化するが、同じ魔法を同じ人物が詠唱とプログラムで展開した際の効力はどこまでいっても詠唱が上である。


(まだいくつかさっきの突撃に対応できる方法はあるけど、あちらも突撃だけが攻撃方法じゃないし…このまま後手にまわってたら確実につぶされる。だったら!)


「引斥魔法レベル9最大展開、展開対象ルルア・クルツ・マドランヌ及びドート、指向性±、両者の距離を均一に保つことを目的とする!!」


戦闘において距離とは重要である。

剣士や拳士はもちろん近距離を好む。

槍士や弓士ならば中距離だろう。

ならば魔道士や術士などは?

もちろん遠距離だ。

例外はあるが大多数はこれに当てはまるだろう。

ルルアが展開した魔法は常に有利な遠距離を確保するためだけに発動されたものだ。

つまり今から全力で攻撃すると言っているようなものである。


『させぬぞ!』


ルルアの考えを瞬時に読み取りそれを打開するために再び巨体に膨大な魔力を纏うドート。

しかし、性質は先ほどとは違う。

ただただ身体中から小さな静電気が発生しその規模は見る見るうちに大きくなっていく。


(静電気…まさか!?雷の速度を再現する気!?まずい、まずすぎる!)


ルルアの発動させた引斥魔法は一見有利にしか働かないように見える。

相手が接近すれば斥力が働き自らは自動的に後退するのだ。

だがその接近の速度が速ければ?

答えは同等の速度で後退する。

つまり雷の速度で相手が接近すれば自らもまた雷の速度で後退するのだ。

後退と説明するのは不適切だったかもしれない。

それはもはや弾き飛ばされると言っても過言ではないだろう。

音速でもしっかりとした訓練を受けたものでなくては耐えられない。

雷の速度など身体があっさりと砕けることは目に見える。

自ら展開した魔法が自らの首を絞める結果となった。

だが、引斥魔法の展開解除を行う時間すら今は惜しい。

どの道やることは限られている。


(今のうちに全力で魔法を展開する!)


ルルアがとれる選択はその一択だけなのだ。

現在展開できる魔法で最も威力のあるものを選択する。

問題点をあげるとすればドートのドートの耐久性を超える程の威力が出せるか。

希望があるとすればドートが雷の性質変化を苦手とすることだろう。

先程の炎の性質変化と比べると随分と遅い。

その為、プログラムを高速展開すればまだ勝てる可能性はある。


「熱量変化魔法レベル9最大展開、展開対象ドート、指向性±、爆発により対象を気絶まで追い込むことを目的とする。以下の手順を可能分同時展開及び魔力が尽き果てるまで繰り返す。実行!!」


ルルアの展開したプログラムは圧巻だった。

ドートの周囲を埋め尽くす程の無数の陣が敷かれると同時に止むことのない爆発を生み出したのだ。

木々は粉々に砕かれ何一つ残すことなく消滅し、大地は深く抉られ、荒れ果てた巨大なクレーターを次々に作り出していく。

そして今も尚続く視界全てを覆う爆発。

もはや魔法等ではない。

これは災害とよんでも差支えないだろう。

だが…


相手もまた災害であった。


『グゥルァァァァ!!!』


突然、響き渡る咆哮。

無数の爆発全てを文字通りかき消し、プログラムの元である陣すらも新たに出現するものも含めてことごとく破壊されていく。

そして、爆発のない一瞬の空白の時間が訪れた。


『さあ!止めてみせろ!!』


完成された魔力の性質変化。

ドートの身体は青白く光る雷を纏い、今まさに飛びかからんとする構えである。


((これで対処できなければその程度だっただけ。協力したところで奴を殺すことなど到底できぬ。ならば必要はない。))


子を殺されたグラムの気性は極めて激しい。

理性の残っているドートと言えどそれは変わらないことであり、人を殺そうとはしないが殺すことに戸惑いはない。

とはいえ、やはり協力者は欲しい。

最後の一手を投じないのは見極めるためである。

ルルアが信じるに値するかを。

そんなことなど知らないルルアだが現状打つ手はもはやない状態だ。

展開したプログラムは設定している中で最大の威力を誇る。

それを耐えられてしまえば他のいかなるプログラムも効果は期待できない。

詠唱による魔法の行使であればまた話は別だが、そんな時間もない。

完全に手詰まりだ。

故にルルアのとった行動は自然なものだった。


「負けました。完敗です。」


未だ出現し続ける熱量変化魔法の陣と引斥魔法の効力を解除する為のプログラムを展開させつつ敗北を認めるルルア。

悔しさなど全く感じさせない、それが当たり前なのだと言わんばかりであるその言葉にさすがにドートも驚きを隠せない。

雷を空気中に分解させつつ問いかける。


『…何を考えている?』


「現状を打開する方法は僕にありません。それなら下手に抵抗するよりも負けを素直に認めたほうが生き残れる確率は高いだろうと思ったので。望む力は見せれなかったでしょうから交渉は決裂ということになるのでしょうが、貴方自身から人を襲うことはないとわかった以上は執着するつもりもありませんし。」


『…変わった考えだ。今まで見てきた人とは少しばかり違うな。』


「多分その人たちはプライドだとか名誉だとかに縛られてたでしょ?僕はそんなもの持ち合わせていません。強くなり生き残る。それが今の僕のとるべき道であり過程です。ですから醜くても構いません。死ぬわけにはいかないんです。」


力強く、生きたいと言い放つルルアにドートが感じた感情は…愛しさである。

グラムは生に異常なまでの執着を見せる。

それはもちろん子供であろうと変わらない。

『男』に殺される前にドートの子供は必死に生きながらえようとした。

死にたくない、生きたい!と。

特殊な繁殖方法故の少ない個体数であることが起因するのではないか?

いくつかの説はあるが解明はされていない。

だが、その説が正しければドートが感じる愛しさも頷けるものである。

ルルアと子供が重ねて見えるのだろう。

姿が違う、現状が違う、目的も違うだろう。

だが生きたいと願う強い想いは同じであり、子供を失ったばかりだということも重なり、もはやドートの頭にはルルアを殺すなどという考えは微塵もうかんでこない。

そして流れる一筋のしずく。


「…どうして泣いているんですか?」


流れたものは涙。

子供を失って感じ続けていたものは怒り。

それ以外のものは感じる余裕さえなかった。

『男』を殺すことだけ考え、自らの身体など省みない。

だが、怒りに満ちた心はルルアへの愛しさに包みこまれ、共に子供を失った悲しみも宿ってしまった。


「泣かないで…。」


優しい声だった。

その一言でドートは倒れ伏しそのままゆっくりと眠りだした。

身体だけではない。

心も傷ついていたのだ。

ドートに必要なものは安心できる状態での休息であった。


「疲れてたんだね…おやすみなさい。」


つまり、ルルアはドートに認められたのである。

安心できる、信頼できると。

ドートの銀色の毛並みを撫でながらルルアもまた眠りについた。



-帝国領:陽光の街アジール:ラトラスの森:中央部:似非空間-

ほんの少し位置のずれた空間。

空間がずれているために誰にも認識されることはない。

だが逆に認識することはできる。

それを利用してユウはルルアの戦闘を常に視ていた。


(ほんの少し素が出ていたな。とはいえあの優しさもまた素なんだから極端な性格をしている。…俺も人のことは言えないか。ユキのように一貫性なら楽なんだがな。こればかりはどうにもならないな。…俺のことはどうでもいいか。しかし、どちらも寝てしまって放置はさすがにまずいな…仕方ない、どちらかが起きるまでこのままでいるか。)


ルルアもドートも寝ていようが奇襲に対応できるだけの力量は持っている。

が、疲れ果てた状態で対応できるかと言えば難しいところである。

そもそもルルアの安全確保の為にユウはついてきているのだから現状で放置するなどという選択はない。


(戦闘の才能も十分あるし、人脈作りは何の計算もなくできる。今後どれだけ成長するか怖いくらいだな。)


その後、ルルアの戦闘を思い返しながら評価を下しつつ待ち続けるのであった。

読んでいただきありがとうございました。

更新できなかった理由ですが…

結婚間近だった相手と別れたという精神的な問題で全く執筆できなかったのです。


…はい、それでは次話も読んでいただけると嬉しいです。

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