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導きを導く者  作者: もち
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プロローグ

基本的に主人公は物語(戦争)への介入はしません。

その為主人公なのに出番が少なくなることもあるかと思います。


思いつくままに書いていますが遅筆なので更新は遅いかと思います。

※所々最初の投稿から編集しなおしています。

-???:始原山深部-

どこまでも澄んだ紅。どこまでも巨大な身体。ソレは身体の至るとこからマグマを噴き出していた。

いや、正確にはこれは血液だ。

もはや巨体を支える力も残っていなかったのであろう。

そのまま大きな音を響かせ倒れ伏した。


「やりすぎたか?」


活火山である始原山の深部。

血の匂いが充満し、本物のマグマが存在する中、髪も服も黒一色の異様な雰囲気を漂わせる若き青年は、少しだけの後悔を混じらせながらも何事でもないようかのように呟く。

血まみれで横たわっているソレと無傷の人間。

あり得えることではない。

ソレとはドラゴン、最強とも呼称される本来ならば接触を避けるべき種なのだから。

青年は細身であり、争いごとには無縁に感じる為なおさらである。

だが不思議とそれが当たり前なのだとも思える光景だった。


「…もう化け物の域だな」


やや悲しげに自虐的な内容を呟くが、ふと思い出したかのように倒れたドラゴンを見る。

息はまだある。当然といえば当然だった。

何も殺そうとしていたのではないのだから。

だが戦闘の理由は一方的なこちらの都合だった。

許してもらえるとは思っていないが謝らずにはいられなかった。

「悪いな」と一言謝罪し、青年は火山を後にする。

後に残されたのは、もはや死んでしまっているともとれるが、微弱ながら呼吸をしている角のないドラゴンのみであった。



-帝国領:帝都:ギルド総本部-

人種や立場等関係なく、依頼し・請け負う場として世界中から人々が集まる場。

その為、常日頃賑わい活気があるのだがこの日は違った。

『ドラゴンの角の採集』

難度はドラゴンの種類によって変化するが最低でもAである。

そして、今回ギルドに持ち込まれたものは難度の設定が当てはまるような代物ではなかった。

それを青年はたった1人でこなしたのだ。

ギルド内の全ての視線が集中し、誰も口を開こうとはしなかったのは必然と言えた。

受付嬢であるミーナはそんな雰囲気に耐えきれず、逃げるように自らの仕事を始める。


「依頼達成の確認をさせていただきます。ギルドカードの提示と依頼内容のドラゴンの角を拝見させていただけますか?」


言動はどこもおかしくなかった。

しかし、間違いなくドラゴンのものであろう全長50メートルはあろうという角が目の前にあるというのに確認する必要はあるのだろうか?

青年は周りの様子を気にすることもなくギルドカードをミーナへと手渡す。


「お預かりいたします。…認証完了。採集:Fランカー【ユウ・アヤマ】様でいらっしゃいます…ね。」


ギルドカードを受け取りギルドランクと名前を確認するとミーナは硬直し、周りからはどよめきが聞こえ始めた。

無理もないことだ。

青年は…ユウはギルドに登録してまだ1月も経過しておらず、ギルド内でのランクは最低のFである。

だというのに、熟練者でも達成できない採集を達成したのだ。

誰もが信じれなかったが、誰もが信じるしかなかった。

ドラゴンの角という決定的な代物があるのだから。

しかし、中にはそれを良しとしないものもいる。

彼はその筆頭だった。


「うるせえ!」


たった一声でどよめきは消え、その場には先ほどまでとはまったく別の雰囲気が立ち込める。


「ヒッ!?ア…アルテア」


ギルド職員からアルテアと呼ばれた男は怒気と殺意。そして若干の嫉妬、それら全てをユウへと向けていた。

歳の頃20代後半といったところか。大剣を携え、いくつもの傷がついた白き鎧に身を包み、そしてその眼光は鋭い。


「1人で?お前が?ドラゴンを仕留めた?ふざけるな!俺は認めねえ!!」


全てを否定し眼光はさらに鋭くなり、もはやギルド内全てを威圧しているまでにプレッシャーを膨れ上がらせていた。


「俺と戦え。ドラゴンを殺ったんならその力を見せてみろ!場所は中央広場の訓練場だ!」


返事も聞かずに荒々しく扉を開け…破壊し外へと出ていくアルテア。

ユウはその姿を見て溜息を吐きながらも入口へと向かっていくと、振り返りミーナに告げる。


「すぐ戻ってくるから報酬の準備しておいて。」


戦闘の前とは思えないその態度にミーナは苦笑いで了承の意を示すしかなかった。



-帝国領:帝都:中央広場-


○アルテアノス・インカーン

○ギルド最高戦力の一員であり討伐:SSランカーであり職業:剣師である若き天才。

○誰にも従わず誰とも慣れ合わずひたすらに強さを求める姿に帝都全域に危険人物として知られている。

○先日『ドラゴンの角の採集』を失敗した。


よく考えれば訓練場はおろか、中央広場の場所さえ知らないことに気付いたユウはギルド職員に道案内を頼むことにしたのだが、道中アルテアの説明を聞くと『ドラゴンの角の採集』を達成した逆恨みのように感じ再度溜息を吐く。

そもそもユウは目立つことや争いごとを嫌う。

だが、依頼の達成や良い意味でも悪い意味でも有名なアルテアと関わりを持ったのだから目立たないではいられないだろう。


「ユウ・アヤマ様、もう間もなくで指定された訓練場へ到着致します。」


どうやら、目的地は目の前の大きな建物のようだ。

おおよそ東京ドームと同じぐらいの大きさであり、その外装にはこの国独自の紋様が一面に掘られている。


○帝都内の広場には必ず訓練場としての建物が存在し、ここ、中央広場のものは特別製である。

○アルテアがここを指定したのもその特別さ故。

○高ランクの職業に就くものの訓練は通常の訓練場では耐えることができない。


再びギルド職員の説明がはじまった。

質問してもいないのに説明するその姿は、ギルド職員よりも教師が適任ではないか?と考えるが、説明をするだけで相手が理解できたかなどおかまいなしに授業が進む光景を連想してしまい、考えをすぐに訂正した。

では執事などどうだろうか?物腰の低さ、丁寧な言葉遣い。…これも結局は説明している姿しか浮かばず考え直すしかなくなってしまった。

そんなどうでもいい考え事をしているうちに着いたようだ。

内装はシンプルな造りで見学用の観客席と訓練用の草原があるだけだった。

だが外装と同じように紋様が一面に掘られておりしっかりとした造りだった。

その紋様によるものだろう結界が観客席と草原の境界線に張られており安全面も考慮されているようだ。

しかし、何よりユウが感じたのは観客の多さである。

完全に観客席は埋まっており、逆に草原にはユウと対戦相手であるアルテアの2人のみで、ギルド職員ももはや座れないであろう観客席へと向かっているところであった。

しばらく観客席を眺めていると突然巨大な刃がユウの頭上へと振り落とされた。

観客をみな突然のことに反応できなかったが皆共通の答えに一瞬でたどり着く。「彼は死んだ」と。

だが、現実は違った。

大剣はユウを切り裂いていたであろう部分全てが消えていた。

これには不意打ちを仕掛けたアルテアも驚愕に目を見開き、次の瞬間には気絶していた。


「…またやりすぎたか?」


そう呟きながら訓練場をあとにするユウ。

何が起こったのか理解できずにざわめきが起こる中1人の男が気付いた。気付いてしまった。


「結界が…ない」


ギルド発祥から1度たりとも傷1つついたことのない結界は完全に消滅していた。



-帝国領土:帝都:中央広場からギルド本部への道-

通りに合わせて植えられている陽樹ラクラス。

太陽の光を蓄え夜になると微量ではあるが葉から光が漏れ出る。

その性質から大多数の都では夜道の安全を考え通りに植えられている代表的な自然樹である。

夜の街を照らし出す陽樹の光は幻想的であり場所によっては観光地としても有名である。

最も今は昼間の為そのような光景を見ることはできないが。

ギルド内の酒場で夜まで待ってまたここに来ようかと考えていると後ろからの足音に気付く。

人通りの多い道の為もちろん他の人の足音もする。

だが、この足音だけはユウに向かっているような違和感を感じたのだ。


「まっ…まってください!」


どうやらその違和感は当たったようだ。

振り返ってみるとそこにはフードで顔の下半分しか見えず性別を断定するのも難しい子供が、全速力で走ってきたのか肩で息をしている姿があった。

身長は140㎝後半といったところだろうか。フードもそうだが着ている服はほぼ緑で構成されており、フードから若干見えている髪は薄い金であった。

ユウの人間関係の中にこのような特徴を持った者はいなかったがおそらく先程の訓練場での事だろうと予想を立てる。

子供は身体が弱いのかそれともただ疲労が残っているのか、いまだつらそうにしている。

だが次の瞬間にはそれら全てはキレイに消えてなくなっていた。


「はぁ…は…ぁ?え?ええ!?」


自らの身体に起こった不可思議な出来事に戸惑っている子供。


「これで話ができるだろう?用件はなんだ?」

「あっはい!」


どうやら疑問は一時置いておくことにしたようだ。


「あのアルテアを倒したあなたにおねがいがあるんです!ぼくを…ぼくをきたえてもらえないでしょうか!」


やはり訓練場関連だったか。と予想が当たったことにわずかな喜びを感じはしたがその内容はいただけない。

だが必死になって追いかけてきたのだからそれ相応の理由があるのだろう。すぐに断ることもできるが、判断材料が欲しかったため理由を聞いてみることにした。


「まずは、鍛えてほしい理由を教えてくれないか?それによって返事は変わってくる。」

「理由ですか…はい、お話します。ですが…」

「他には聞かれたくない?」

「はい…すみません。」

「気にしなくていいよ。じゃあ、話は俺の泊っている宿屋で聞こうか?ギルドに少し寄り道するけど一緒に来てくれる?」

「はっはい、よろしくお願いします。」


若干話し方を柔らかくしつつ、いつも通りの足取りでギルドへと向かうユウと、若干緊張しながらユウの1歩後ろを歩く子供。はぐれないようにと服をゆるくつかんでいる姿は顔が見えないにも関わらず可愛らしく、保護欲に駆られる。

もはやユウの中では子供を鍛えることは半ば決定していた。

そのため鍛えてほしい理由が復讐など負の類のものではないことを願うのであった。



-帝国領:帝都:ギルド総本部-

ドラゴンの角の鑑定は終わっていたようで、現在依頼主への運搬作業へと移行している途中だった。

受付は今の時間もミーナのようだ。


「あっ、ユウ様おかえりなさいませ。本当にすぐに戻られましたね。」


どこかほっとした感じで愛しむような柔らかな笑顔をユウへと向ける。途端クスクスと先程とは違う種類の笑顔を浮かべているミーナに疑問を抱くがそれはすぐに解決した。

彼女の目線はユウの後ろの、落ち着きなくキョロキョロと周りを見ている子供へと向けられていた。


「可愛らしい弟さんですね。」


ユウには性別の判断はできなかったがミーナにはできるようだ。


「弟というわけではないんだが…まぁ、とりあえず報酬を受け取りに来た。」

「かしこまりました。それではギルドカードを提示頂いてもよろしいでしょうか?」


言われた通りにギルドカードを渡すと機械に認識させ空中に出てきたディスプレイを慣れた手つきで操作していくミーナ。

操作自体はおおよそ30秒程で終わった。


「入金が完了致しました。確認をお願い致します。」


ギルドカードを受け取ると預金の欄の数字が変化していた。

預金15000000エル

予想以上の金額だったため若干驚いたが、あって困るものではないと考えすぐに落ち着きを取り戻した。


「ランクに収まりきれないと判断されたため難度SSの報酬にかなりの色がついた金額となっております。少々贅沢な生活をしても十数年は暮らしていける金額ですが次の依頼を受けられますか?」

「いや、やめておこう。それ以前にもう依頼を受けることはないと思う。」


今後依頼を受けないであろうというユウの発言にミーナは驚きはすれど、納得はいった。

ギルドでの依頼報酬を元手に企業を立ち上げた者は過去に多数いる。

成功するかはその人の手腕次第だが、ユウならば成功する。

そう確信できることに疑問を覚えるが成功している姿以外は想像できなかった。

それだけミーナの中でのユウの評価は高かった。

もっとも、ユウは企業を立ち上げるなどとは一言も言っていないことだが。


「その代わり、この子が依頼を受けると思う。加入受付をしてくれないか?」

「…はぇ?」


突然腕を引かれたかと思うとギルドへの加入を進めはじめられ、思わずおかしな疑問の声をあげてしまった子供。

話についていけていないようだが、一枚の紙が差し出される。

どうやら申込書のようだ。


「それでは、こちらの欄全てに記入いただけますか?」

「はっはい!」


記載する内容は少なかったのかすぐに書き終わったようだ。

そして、受付の奥にある階段を上り個室へと案内された。



-帝国領:帝都:ギルド総本部:解析の間-


「それではただいまより登録をさせていただきます。専門を討伐と記載いただいておりますので身体能力と魔力の保有量の計測も行います。その際解析魔法を使用致しますことをご了承ください。」


何の記載もないカードを機械に設置し申込書を認識させると、同時に子供の足元に青を基調とした陣が描かれる。すると次々とカードに情報が記載されていく。

どうやら青の陣は解析魔法、カードへの情報の記載はミーナの魔法による自動記述のようだ。

順調にカードへの記載が進んでいくがミーナの顔色が悪くなり始めた。

しばらくすると青の陣が消失し、カードの記載も終了した。


「…お待たせいたしました。これで登録は完了です。」


信じられないものを見たとでもいうような表情をしたミーナからカードを受け取りユウと子供は揃ってカード内容の確認を始めた。


名 前:ルルア・クルツ・マドランヌ

性 別:男性

年 齢:13

種 族:ハーフエルフ(ハイエルフ+精霊)

職 業:導師

能力値:体力:E

   :筋力:D

   :速さ:B

   :魔力:S

   :総合:C+

ランク:討伐:Fランカー

   :採集:Fランカー

   :医療:Fランカー

   :総合:Fランカー

専 門:討伐

預 金:0エル


まだカードの詳しい内容を聞いていない子供…ルルアにはわからないことだが、一応ギルド登録の際説明を受けているユウとカードの記載をしていて内容を知っているミーナは事の重大さを理解していた。その重大さを理解してもらうためにもミーナからの説明が始まる。


「それではカードの表示についてご説明致しますね。」


○種族について

人間・エルフ・魔族・モンスター・精霊・ドラゴンの計6種で認識される。

種族ごとに更にタイプが異なる。

例:エルフ・ダークエルフ・ハイエルフ・エルフルド

ハーフも存在する。

例:ハーフエルフ・亜人等


○職業について

基本職→中級職→上級職・特殊職

例:剣士→剣聖→剣師・極剣士

後天性の職業

上級職まではギルドでの試練を受ければ昇格可能。

特殊職は、その職業の特性を真なる意味で極めた者が神より授かる。


種族職

例:勇者・英雄・エルフ王・魔王

それぞれの種族による先天性の職業。


未知職

導師・神子・ドラゴン

世が乱れる時代に出現する以外詳細不明。


○能力値について

体力・筋力・速さ・魔力の計4つの能力値が表示される。

それらの平均から総合能力値のランクが決定される。

下からF・E・D・C・B・A・S・SSの8段階で表示される。

鍛えれば上昇する。


○ランクについて

討伐・採集・医療の計3つのランクが表示される。

それらの平均から総合ランクが決定される。

下からF・E・D・C・B・A・S・SSの8段階で表示される。

ギルドからの依頼を受けることにより昇格する。

※現在のランクの依頼を5回達成、あるいは現在のランク以上の依頼を3回達成するとランクが昇格する。

※現在のランクの依頼を5回失敗、あるいは現在のランク以下の依頼を3回失敗するとランクが降格する。


○専門について

討伐・採集・医療から専門とするものを登録できる。

登録した専門内容の依頼はランクに関わらず全て受けることが可能。


○預金

ギルド、または預所で預けている金額。


ミーナの説明が終わるとルルアが疑問の声をあげる。


「僕の職業って導師ですよね?それで導師は世が乱れる時代に出てくる…ということは、戦争が起こるかもしれないということですか…?」


「そうだろうな。」


濁してはいるが確信に満ちた肯定をするユウ。


「導師とは導く者。道を指し示す者。だが戦争が起きれば権力者は導師という名を利用するだろうな。」


詳細がほぼ不明な職業にも関わらず知っているかのような発言に疑問を感じるミーナ。だが、問いただすことはできなかった。ユウの放つ空気が変化し問いただすどころか直視できない程の威圧感を放っていたのだ。


「戦争の中心に立つのは間違いないだろうな。そして、それはおそらく回避できない運命のようなものだ。」


「運命…。運命って何なんでしょうね?」


怒っているとも悲しんでいるとも、だが笑っているようにも受け取れる表現できないちぐはぐな声色のルルア。だが突然それらがあふれ出したかのように叫ぶ。


「勝手に道を決められてそれにしたがうのが当たり前なんですか!死ぬ運命なら死ななきゃいけないんですか!」


恨み、憎しみ、殺意。

それらを孕んだ声で泣き叫ぶ。


「戦争なんて勝手にやればいいんです!僕には関係ない!!僕を巻き込むな!!!」


「それでどうするんだ?逃げるのか?逃げ切れると思うのか?結局は利用されて…死ぬだけだ。」


「…!?」


ユウからの容赦ない死の宣告を受け力なく座り込むルルア。

だが次に続いた言葉は予想外の好転だった。


「この際だから鍛えてやる。」

(…鍛えてくれる?)

「生き抜けるように」

(…生きたい)

「意志を貫けるように」

(意志…僕には目標がある。)

「お前が、ルルアがルルアであるために」

(そう…僕はルルア。これだけは誰にも否定させない!)

「運命に抗うか、流されるか。それはルルア次第だ。」

(僕次第…)


ユウから差し出される手、それを強く握り立ち上がるルルア。

その瞳には決意の光が宿り迷いはなかった。

呼んでいただきありがとうございました。

次話も読んでいただけると嬉しいです。

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