なぜ女性棋士は生まれないのか?――男女差に関する私見
◎まえせつ
そもそも作者は珍しいこと?に、十代の頃から――
「自分より賢い女性は存在する」
な見識を持っていました。
まあ、正確には――
「自分より賢い奴は、確実に存在する」
ですけど(苦笑)
※
作者は学生の頃、たまに国語や数学で学年一位程度でしたが、友人に全科目一位という絵に描いたような天才がおりました。
……同じグループに、これまた漫画へ登場するようなガリ勉で全科目二位に甘んじる子がいて、より才能は際立って!
その天才君の言論を当時は全く理解できなかったのですが、大人になってから振り返ると腑に落ちたりします。
つまり、学生の段階で彼は、すでに知力が大人並みだった訳です!
……やっぱり本物に遭うと、そうそう天狗にはなれません。
また、ご覧のように雑文書きとなるぐらいですから、子供の頃から読書が好きでした。
当然に好きな作家さんも。特別に女性作家さんを好みはしませんでしたが――
女性作家の才能に魅了されることも!
むしろ深いところで理解しきれず、男性作家より天才性を強く感じるほどです。
……余談ですが最近?になって目に付く『女性作家卑下』には、全く共感できません。
なんというか――
「一定の水準に達していない女性作家だけに注目し、それを叩いて満足しているキチガイ」
にしか思えません。
そもそも作品評価に作者の性別を考慮とか……読み込む能力がないにも程があるでしょう!
そんなの馬鹿の自己紹介ですよ!
閑話休題!
そんな女性だろうと油断しない作者でも、事実として自分より賢いと一目置いている女性から――
「女だからって侮っている。見下している」
なんて言葉を返されることも!(実話)
ぶっちゃけドン引きです。超ガッカリしました。
「貴女の知力で、そんな下らないことを言い出すのか?」
と思いましたし――
「このレベルの才女ですら、こんな反応……問題の根は恐ろしく深い」
とも考えさせられました。
でもね?
どちらかというと女性賛美より(と本人は思っている)な作者でも――
『なんで女性は勝負事に弱いんだ?』
と思うことは多いです。
さすがに自分より勝負事に強い女性はいないとまで言いませんが――
『誰だろうとガチれば抜ける』
としか思えません。
それぐらい、なんというか――
『なぜか女性は勝負事で本気にならない。もう対戦相手に失礼なほど』
という感想は拭い去れません。
◎ガイアの囁く理由
「女性というのはファッション誌のグラビアを五分ぐらい眺めていられる。それも娯楽として」
と友人にドヤ顔されたことがあります。
しかし、言われて見ればその通り。
そして男女差について色々と考え続けると……どうにも問題の本質は、そこに隠されているようにも?
今回、復習に渋々と女性ファッション誌を何誌か拝見させてもらったのですが――
女性ファッション誌のグラビアは、記憶より凄かった!
一応は添え物的に文章もあるのですが『虫眼鏡でも使わなきゃ読めないほどに字が小さい』のです!
完全に女性は、絵画でも眺める気分でグラビア――女性モデルが次に流行するファッションを着こなしたもの――を楽しんでいます!
このドヤ顔で教えてくれた友人によれば、そのグラビアを観ながら色々と思うのが楽しいのだそうです。
だからファッション誌を読みながら雑談もできるし、飽きもせずグラビアも眺め続けられるとか。
つまり、ここから――
女性というのは、男に比べて映像から得る情報量が段違いに多い
と予測できます。
この証拠に男むけのファッション誌は、なかなか成功しません。
それでも実在する男性向けの場合、ファッション誌といいつつ中身はオッサン向けの週刊誌であったり、若者向けであってもカタログ色の強いものに。
つまり、出版するのであれば違うコンセプトを提示しなければならない――最新ファッションのグラビアを載せるだけではウケない訳です。
またグラビアにも必ず注釈が必要となり、色々と説明やキャッチコピーなどを配置します。
だから――
メンズナックルではガイアが囁いたのです!
男向けで女性誌的なグラビアをやったのにウケない。
そこからキャッチコピーで迷走した結果、あの名文の数々が生まれたのだろうと思われます。
◎映像から得る情報量が多い――別解
作者にも青春の日々はあり、恋人なんていう仮想概念を現出せしめたこともあります。
まあ、いまは隣に誰もいませんが……それでも彼女との日々は、作者にとって得難く貴重で――大切な体験でした。
とにかく女性、それが恋人ともなると男を驚かすためだけに存在するんじゃないかってぐらいに理解不能です。
いまだに覚えているのは突然――
「私の方が胸は大きい!」
と主張してきたことでしょうか。
確かに、その女性より恋人は胸が大きかった……ように思えます。
しかし、ちょっと行き合っただけの相手で、そこまで作者は観察していませんでした。
というか、べつに胸が大きいから好きになった訳じゃありませんし、ぶっちゃけ作者はオッパイ星人でもありませんし、恋人だって長所というほど大きくはありません。
そんな妙な出来事もありつつ、お付き合いは続いたのですが――
とにかく恋人は、映像的な部分での気付きが多かった!
さすがに不審に思い、ある時――
「さっきの店員さんの服装、いえる?」
と聞いて見ることに。
すると彼女は、ほぼ完璧な答えを!
ネクタイの色に至るまで覚えていました。買い物をしただけな人間関係だったのにです!
作者なんて、質問しようと意識して記憶したのに負け!
思えば作者の母親も、他人の服装に関して言及することがありました。
そんな細かいことにケチをつけるなんて「我が母親ながら心が狭いなぁ」と思ってましたが――
もしかしたら女性共通の基本スキル!?
これは是非とも試してみるのを勧めます。男だと仰天レベルの現象ですから。
逆に女性であれば、男を相手に試すのも手です。きっとビックリするくらいに服装などの細部を観察してません。
◎感覚器官
色彩感覚などは、医学的に男女の優劣が判明しています。
これがどれほどの差かというと――
男はスーファミなのに、女性は4Kのフルカラー
ぐらいの差です。
そりゃ「嘘を見破るのは簡単」と言い出されても納得!
ファミコンじゃ細かな表情なんて無理ですけど、いまのゲームは現実と見紛うばかり!
嘘で演技をしてれば、普通に見破ることも!?
また同じ様に、全ての感覚においても――嗅覚、味覚、触覚、聴覚においても女性の方が優れていると、医学的に立証されています。
つまり、そもそも女性というのは、男よりも観察能力に長けていたのです。
◎統計的に確かな、女性の方が男より向いている職業
ずばり通訳です。
国際的な統計の結果、男女比率は四対六で女性の方が多い職業となっています。
優れた観察能力をコミュニケーションへ応用すると、他言語の理解力となるそうです。
また知識や技術精度より、対象とのコミュニケーション能力が重視される分野でも、ほとんどの場合で女性が優れています。
つまり、盲目的に「男の方が女性よりも優れている」と考えるのは間違いです。
いくらでも反証を見つけることができます。
◎しかし、それでも勝負事で女性の成績が振るわない
これもまた事実です。
とくに将棋のプロがいないのは謎でしかありません。
なぜなら世界的にもプロ競技で、もっとも恵まれている環境だからです。
少し話は横となりますが最近流行りのeスポーツより、比較すれば競技人口の多い囲碁やチェスより、知能系で最も稼げる競技ポーカーより、日本の将棋プロは恵まれています。
なぜならプロになるだけで生計が成り立つからです(日本の囲碁プロは、同等な感じ)
これはプロになると協会から給料が支払われるからで、他のプロではあり得ない制度です。
他の種目はスポンサー契約をしてもらうか、大会の賞金で生計を立てるかの必要があります。
……ジャンルによっては、世界一になろうと生計は立てられないことも。
まあ、それで将棋業界はレベルの維持および向上が図られています。
特に問題視することではありませんし、安心してプロを目指せるはずです。ようするに強くなればOKなんですから。
なので――
女の子だから本気になれないというのは、理由として薄い
と思います。
女の子だって十代の頃から将来を決めて、それへ邁進する人も珍しくはありません。
どころか見た目上は男女差のない競技ですから、他のジャンルより参入のハードルは低く感じたりも?
なのに、いまだ女性棋士が生まれません!
……奨励会という特殊環境は、極端に女性が不利なのでしょうか?
しかし、結論として作者は違うように思えました。
というか……次の思考実験を踏まえると、どのようなシステムだろうと女性不利は覆せない?
☆思考実験
同じ性能のパソコン――男マシンと女性マシンの二つを使って演算をします。
これらは性能値を100とし、時間単位あたりに性能値と同じだけ演算が可能です。
より多く演算のできた方を優秀とします。
男マシンは時間単位100で、10000の演算ができます。
しかし、女性マシンは常駐ソフトの映像分析に性能値を10とられて、いまの性能値は90です。
結果、時間単位100では9000しか演算ができず、男マシンと1000の差ができてしまいます。
これを将棋などに当てはめると――
・男の奨励会生(棋士候補生)
(よし、今日も先生と研究だ! がんばるぞ!)
(一心不乱に勉強)
・女性の奨励会生
(よし、今日も先生と研究だ! がんばるぞ!)
(一心不乱に勉強)
(先生、なんで変な色のネクタイしてるんだろ?)
(あと、この匂いは何?)
となる予測です。
……こんな違いは少女漫画でよくあるような?
どうしてか主人公は、男だと意味不明なことばかりに注意を取られてますし。
そして仮説が正しいと――
同じ才能、同じ熱意だと、女性は生涯上回れない
となります。
なぜなら時間経過すればするほど差は開く一方ですし、奨励会に集まるレベルでは差なんてない(それほどに才能優れた人材が集まる)からです。
棋士や奨励会生が数年の研究の結果、ようやく差が顕著となる世界でしょう。
また勝負事には、勝利だけが見せてくれる次の世界というものがあります。それらは勝ちとらねば絶対に得られません。
どんな勝負事だろうと、勝たなきゃ先へは進めないのです。
……そして燻ぶり続ければ、いずれは腐ってしまいます。
人間は報われないまま努力を続けられるほど強くはありません。
◎勝負事が要求するもの
これに男女差はないと思いますが……地方チャンピオン程度となるのすら、寝食を忘れるレベルに熱中する必要があります。
もう夢にすら見て、ふとした瞬間には競技のことを考えるように。
プロレベルへ到達ともなれば、一日の大半で意識しているようになるでしょう。
つまり時間は投資され続け、常駐ソフト分の足枷も膨大なものに!
◎それでも勝つには?
非常に簡単な方法があります。
上記の思考実験であれば、女性マシンの性能値が110あれば良いのです。
そして通常では存在しえない性能値110も、母数を大きくすれば探し出すことができます。
よって日本だけな将棋よりアジア全域で愛好されている碁の方が、もしくはヨーロッパ全域なチェスの方が鬼子――天才すら超える天才は発見されやすいでしょう。
……まあ母数を大きくすると全体のレベルも上がって、鬼子の発生率も稀となっちゃいますが。
◎なぜ『オネエ』はファッション業界にて無双?
ここで『オネエ』として注目しているのは、おすぎとピーコのピーコやIKKOです(敬称略)
ピーコはファッション評論家、IKKOはヘアメイクアーティストとして――
本来は女性の独壇場な世界なのに、なぜか生物学的には男で活躍
しています。
またモードの世界でも、そっち系の方の活躍は多いとか。実際、因果関係は謎で不思議です。
しかし、先ほどの思考実験で説明できたりします。
まず男女に性能差はなく、常駐の映像分析ソフトによって女性は高い観察能力を得ている訳ですから――
自分も映像分析ソフトを走らせればよい
となります。
もちろん生得的でない能力ゆえに、それ相応の努力は必要となるでしょう。
つまり、日常的に女性のように観察し、女性のように分析する訳です(ファッション業界で同性愛者じゃないのにオネエっぽい人は、これが原因?)
これだけでは女性と同じ土俵へ立ったに過ぎません。
なのでセンスから得た作品を磨く作業では、獲得した映像分析ソフトをオフにします。
観察しない時には不要だからです。
これにより――
女性特有の観察能力を持ちつつ、男の没頭能力も利用できる存在
となります。
まさに「光と闇を行き来できる者が一番強い」ならぬ「男と女を行き来」でしょう。
頻繁にファッション業界を牛耳るのも納得です。
◎で、女性棋士だよ
問題点は日々の研究です。
おそらく本番で科せられる男女の差なんて微々たるもの、それぐらいにトップレベルは実力伯仲している……と思います。
ただ、その微々たる差を毎日積み上げていったら、いつかは超えられない深い溝となるはずです。
となると女性に生まれ、それでも勝負事の世界へ身を投じるのであれば、まず――
自分の五感全てが邪魔をしている
と認識するべきでしょう。
なぜなら男と比べたら感度が良すぎるから。
よって可能な限りに低刺激の環境を作るべきです(匂いや音などの環境由来は勿論、滑らかな衣服などの工夫すら必要?)
◎そして常駐ソフトを停止させる
研究中だけでも女性的観察能力を停止させねばならないでしょう。
本当なら生活の全てから、関係ない観察や反射的な考察を排除したいところですが……まあ、まずは研究する時間をです。
◎アイデア1 『オネエ』に入門する
オネエという方々は、人為的に女性的観察能力を高めています。
(他の卓越した観察能力の必要なジャンルにいる、男の第一人者でもよい。彼らがトップに立つのも、「男と女を行き来」するから?)
女性棋士となるのに必要な想定と、まさに真逆の努力ですが――
だからこそヒントとなる、もしくは問題を浮き彫りにできる
のではないでしょうか?
……ただ、この方向は『女を捨てる方向』だったりも?
◎アイデア2 スイッチング
練習によって男的没頭能力を獲得、その時間を研究へ割り振る……のが、この仮説での理想解となります。
しかし、問題は――
実現可能かどうか?
でしょう。
『五感の全てが優れていて、それらの情報を生得的かつ自動的に観察してしまう』のがハンデと判ったからって、それを停止できるとは決まってません。
ですから仮定に推測を積み重ねるしかないのですが、とにかく――
催眠術などでスイッチを作る方法はどうでしょう?
創作では超常現象レベルに便利な扱いで、やたら胡散臭い印象ですけれど、科学的根拠に基づいた確かな技術です。
ただ被験者の精神へ影響を与える方法なので、本人の能力値を超えたことは全くできません。
しかし、今回の目的は――
元々、本人が無意識に行っていることを停止する
という、いかにも催眠術で可能な範囲に思えます。
某地下格闘技チャンピオンの如く、耳を捻ったらスイッチが入るでもよいですし、逆に――
見えたり、聞こえたり、嗅げたりの方を制限
する方向もあります。
脳が感じるから全ての現象は存在するのであって、認識するから分析も可能な訳です。
よって催眠術で「スイッチ中は見えにくく、聞こえにくく、味も感じず、嗅ぎにくい」としてしまう方法論となります。
※
おそらく物理的に制限だと意味はありません。
モニターを放り投げてしまおうと、パソコンの内部では映像描写にリソースを割り振っているのと同じです。
必要なのはパソコン側でのリソース制限と思われます。
※
見えにくくすると脳内で見えない部分の補完を始めてしまい、逆効果となる可能性もあります。
催眠術的な制限は、もう少し専門家が検討した方が良さげです。
◎アイデア3 環境対処
まず部屋を水洗いできるレベルのものへ。
もちろん頻繁に水洗いをし、チリの一つさえなく、何かの匂いが残留なども起きなくさせます。
部屋の色調も目への刺激が低いとされる薄い青系でしょうか?
当然に空調は完備。熱くも寒くもない常温で、空気の流れる音すらしない必要があります。
暑さや寒さを感じることでリソースが割かれたら問題となりますし、被験者が汗でもかいたら刺激の元となるからです。
さらに空気の匂いへも配慮するべく、音のしない空気清浄機も必須となります。
被験者自身も身体を清めますが――その際は完全無香料のボディソープやシャンプーが望ましいでしょう。
それらの香りで自動的に臭気判別が発生して、リソースを割かれてしまうからです。
体臭は……最も早く麻痺する臭いの一つですし、どうにも対処のしようありません。
研究中は飲み物など無しとするか、完全に無味無臭の純水とします。
なぜなら味覚の刺激で、やはりリソースが割かれるからです。
また、口内の食べ残しなどが影響したら大問題なので、歯磨きも無味無臭の研磨剤で、仕上げにジェットウォッシャーが望ましいでしょう。
服装はゆったりとしていて身体を締め付けたりの刺激がなく、布自体もシルクなどの滑らかなものとします。
椅子なども、しばらく前に流行った『人をダメにするソファー』などがベストでしょう。
当然、これらも無臭の洗剤等で毎回の消臭処理をします。
また音楽を流すなどは以ての外、環境音さえ完全に遮る必要があるでしょう。
……無音室的な装置では、かえって精神的負担となって望ましい効果は得られなさそうです。
男は此処まで環境整備しなくても没頭できるシンプル構造ですから、色々な勝負事で優位にあるのも肯けたり?
でも逆に、男は「環境整備での伸びしろは無い」ともいえます。
また、これら全てを実施としなくとも、導入可能なことだけでも即座に効果があるかもしれません。
◎色々とやっても『オネエのジレンマ』が残る
オネエと『上記の対処法で女性スイッチを切れる人』を比べたら、おそらくオネエの方に軍配は上がると思われます。
なぜなら女性レベルの観察能力は、情報を得る瞬間だけにあればよいからです。
その後の地道な作業は集中力の高い方が――余計な雑念は少ない方が効率よくなりますし。
さらに『女性スイッチを切れる人』となっても、生まれついての没頭能力者である男に届かない可能性があります。
なぜなら没頭可能時間に差があるからです。
◎では、どうする?
必要に応じて『女性スイッチを切る』を利用するとしても――
何かで女性特有の観察能力を利用せねばならなくなる
と思います。
麻雀では稀に存在するのですが、女性強者の一部は顔色を読むのに長けています。
生得的な観察能力を、対戦相手の顔色を読むのに活用した訳です。
これはもう、女性にしかできない独特なゲーム攻略方法なのですが……おそらく現実の棋士で「相手の表情も観察しろ」と教えている人は皆無と思われます。
男の観察能力じゃ全くの無意味だし、持ち味である没頭能力も阻害するし、完全に駄目な方法論です。
しかし、一定以上の水準な女性棋士が適度に観察し、その情報を勝負へ活用……どうなんだろう?(苦笑)
※
これは比較的簡単に実験可能です。
対戦相手役だけ、思っていることをベラベラ喋りながら対局すれば良いのですから。
「うぇ……今日も角換わりか。やや面倒だなぁ」
「いまの研究にあったな。なら、これで」
などとなります。
女性棋士役は、その情報を得つつ対局します。
それで著しく結果に差がでれば相手の観察に意味があるとなり、なければ無駄な努力と判明します。
(これは麻雀だと負け確に等しいですが、将棋だとどうなるんだろ?)
◎そして『二十四時間無休で観察能力が高い』の意味ある職業
なんとなくですが保育士や小学校の先生が天職に思えました。
それは扱う対象がまだ動物に近く、言葉以外のコミュニケーション必須と考えたからです。
さらに、どう考えても『女性スイッチを切る』ことで返ってくるリターンが無さそうですし。
当然、同じ理屈で動物関係の商売もでしょう。
偏見かもしれませんが……類人猿などの研究家、特に自らフィールドワークで現地へ赴くタイプの学者さんは、なぜか女性が多かったような?
……研究対象の感情を想像できなければ成り立たない研究ですから、女性の方がむいている?
そして誰もが納得すると思いますが――
やっぱり母親業でしょう!
これほど『二十四時間無休で観察能力が高い』が反映するジャンルはないと思われます。
もちろん一般的な子供を育てる意味でもありますし――
比喩的な意味での母親をも含みます。
なぜか時代を席巻するようなスターやタレントの陰には、必ず母親的立場と視点の裏方さんがいるように思えます。
高い観察力とコミュニケーション能力は、マネージメントへ寄与するはずですし……育てる対象を観察できなければ、きめ細やかな対処も難しいでしょう。
また「一流の社会人には奥さんが必要」なんていわれるのも、ようするに「女性の方が人材管理に向いている」ともいえます。
……わりと離婚や死別で駄目になる男って多かったりしますし。
うん、なるほど。女性は当然の流れとして、母親として進化してたんだなぁ――
などといいだすと、女性権利運動家の方から怒られるから気を付けよう!
◎むすび
個人的には外れて欲しい仮説だったりもします。
なんというか、曲解されて「女性は男性に及ばない」となりそうで怖い。
ただ『長期的研究を執念深くやらなきゃならない勝負事』には適していないってだけなんですけどね。
そして、それは男女の優劣に由来してなさそう。
だが、いくつか解消する方法論はあるかもしれない。
な程度の仮説なんだけど――
それでも炎上する可能性はあるんだろうな!
……いいんです、もう。
どれだけ言葉を尽くそうと、分からない人には解らないんだって判りましたから。