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異世界転生 ヒキニートの俺が王女様と?  作者: dragon
第1章 始まりの異世界転生
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騎士校祭2

 

 クロエが転んで低くなった目線の先を指差した。



 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 俺はクロエが指差す方を見た。

 そこには高い視線だと絶対に見えないように、さらに大きさもだいぶ小さい玉があった。


「やったなクロエ。大手柄だよ」


「私は……ただ転んだ……だけ」


「ちなみに何点の玉なんだ?」


「……40」


「えっ?なんて?」


「40……点の玉」


 探索は出場選手が多いから玉の得点は低めに設定されてるようなのに、他の個人種目ですら1位は150点なのに探索で40点なんて高すぎる。


 さすがのクロエも驚きを隠せないようだ。




 そのあとも俺とクロエは時間まで探し、2点の玉が1つと4点の玉1つを加えた計52点だった。

 他のペアはどこのクラスも10点そこら、良くても20点台半ばだった。


 俺らクラスの他の5ペアの合計が62点で俺らのクラスの合計は114点で大差での勝利だった。




「勝ててよかったな。これも全部クロエが40点の玉を見つけてくれたおかげだよ」


「……本当に……ただの……偶然だから」


 探索では俺らのクラスの圧勝だったので優勝争いできているが、長距離はレオンの他に決勝に行ったやつはいないし、短距離では6人出て2人決勝に進んでいるが、まだいくらでもひっくり返るため隠密と選抜戦でどれだけ得点を取れるかが勝負だ。




 競技にかかる時間を考えて森林では隠密、剣闘場では選抜戦の準準決勝までが同時に行われる。



 隠密はいくら準準決勝までとはいえ選抜戦と同時に行われるのに加え、例年あまり人気がなく出場人数も少ないためブロックを分けたりせず参加者全員で競い合うため盛り上がりに欠ける。


 うちのクラスからもマシューを入れて3人しか出場しておらず全クラス合わせても30人ちょっとしかいない。それでも得点は長距離、短距離と大差ないので楽観視はできない。




 選抜戦はトーナメントで行われる。2つの山がありハンナとレオンは逆の山なので、当たるとすれば決勝だ。


 ただ出場選手は各クラス4人ずつの計48人で行われる。シードはランダムに選ばれることになっている。レオンとハンナはシードには選ばれなかったが、


「たくさん戦えた方がお得じゃない」


「いい運動になりそうだ」


 と言ってむしろ嬉しそうだった。




 トラストは一回戦負け、アストレイも2回戦負けだったが、ハンナとレオンの2人は1回戦2回戦を危なげなく勝ち順当に登っていく。



「勝者ハンナ」


「勝者レオン」


 2人ともさすがに少し苦戦したが無事明日の準決勝に進むことができた。これでかなりの俺たちのクラスにかなりの得点が入る。


 何か忘れているような気がするがまあいいだろう。







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