表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生 ヒキニートの俺が王女様と?  作者: dragon
第1章 始まりの異世界転生
21/27

騎士校祭準備

 

 それと、私に宝物ができた。


 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「いや〜本当っ2人が仲直りしてくれてよかったよ」


「あのギスギスした空気のままだったら、僕たちの胃はどうにかなってただろうね」


「レオンはこれを教訓に少しは女心を学ぼうな」


 リアム、マシュー、俺は食堂にレオン、ハンナ、クロエが戻ってきて心底安心した。


「心配かけて悪かったな」


「私の方も少し意固地になってたかも、ごめんね三人とも。まぁレオンがあんなこと言わなければよかった話だけどね」


 少しレオンが顔をしかめたが今回はレオンが完全に悪いためしょうがない。


 ともあれ2人が無事仲直りしてよかった。





 今日の午後は授業ではなくホームルームだった。


「今日の議題は騎士校祭の出場種目の選択と選抜メンバーの決定だ」


 このクラス剣、槍、弓、盾の3年の剣クラス(別に剣クラスだからといって剣の扱いが上手い人のクラスではない)の委員長のフラストスが仕切っている。どうでもいいが少し言いにくい名前だ。


 騎士学校には各学年4クラスずつ人クラス30人ほどの計12クラスが設置されていて、毎年学年関係なしのクラス別で競うため騎士学校の中でもすごく盛り上がるイベントの一つだ。


 だが今年はそれだけじゃない。


 なんと今年は優勝したクラスは王女様主催の食事会に招待されるらしい。そのため、今年はどの学年のどのクラスもとてもやる気が入ってる。



 ちなみに通常種目は短距離走、長距離走、隠密行動、探索、があり短距離、長距離実戦を考えは鎧を着たまま走る。


 隠密行動は複数人いる監視にばれないように一定距離を走りきるもので、探索は男女のペアで二人三脚のように2人の足を結び、決められた範囲に隠されている玉を探すもので、小さいほど得点が高く、大きいほど得点が低い。



 通常種目よりも得点が高いクラス種目は集団戦闘で、クラスごとに戦い相手の陣地にあるフラッグを取るか、味方が全員やられるまで戦う。武器はインクがついた長めのナイフを使い、一定量以上のインクがつくか、急所にインクがついたら死亡となり退場する。



 選抜メンバーは各クラス4人の48人がトーナメントで模擬戦を行い順位を決め上位8位まで得点が貰える。


 俺たちのクラスの選抜メンバーはハンナとレオンの2人と、ティメルとグルンデ ……ではなく、トラストとアストレイという男子だった。


「ジャスティ……私と……一緒に……探索に出てくれない?」


 自分からあまりこういうことを言わないクロエが探索に一緒に出ようといってきた。


 一番無難そうな探索ならなんとかなるか


「もちろん、俺もちょうど考えてたところだったし」


 それに、鎧を着たまま走ったり、隠密行動なんてできないからな、探索ならまだなんとかなりそうだしな。


「僕は小柄な体を生かして隠密行動にするよ」


「俺はどうすっかな〜〜体力には自信があるから長距離でいいかな」


 というわけで俺とクロエは探索、マシューは隠密行動、リアムは長距離走に決まった。


 レオンとハンナも通常種目に出場することはできるが、模擬戦もクラス種目ほどではないがかなり得点が大きいため、怪我などをしないように例年選抜メンバーは基本的に通常種目には出ないようだ。


 一通り決めたところでホームルームは終わった。探索はあまり練習する必要はないがそれ以外の協議に出場する生徒は今日から練習を始めるらしい。



 騎士校祭か。こういうイベントは久しぶりなきがする。この5人となら俺は……。



少しずつ頑張っていきます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ