知識
他の人に少しでも追いつくために。
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寝ている間はひたすら剣の特訓だ。夢の中なので、いくら動いても疲れないので、ひたすら剣を振った。まだ俺は基本がなっていないから大したことはできない。ただコツコツと少しずつやっていくしかない。
朝は辛い
寝ている間も剣の修行をしているのであまり休んでいる気がしないのだ。
「おはようジャスティ」
今日はレオンは早起きだ。
「おはようレオン。今日は早起きだな」
「昨日の夜飯食べたのがちょっと早かったから、腹が減って目が覚めてな」
ただ腹が減って目が覚めただけのようだ。
「そんなに腹が減ってるなら先に食べてきても良かったのに」
「マシューとリアムはまだ帰ってきてないし、ハンナとクロエはまだへてるだろうからな、お前も行こうと思って。1人で朝飯食っても寂しいだけだしな」
食堂は比較的早めだが休みだからかあまり人はいなかった。
「ジャスティ今日は図書館に行くんだっけか」
「いろんなことを知っておかなきゃならないからな。とりあえず本を読んで勉強してくるよ」
「すまんな。俺もついていきたいんだけど今日はやらなきゃいけないことがあってな」
あとで聞いた話だか、どうやら遅刻のしすぎで補習と反省文を書いていたらしい。
「大丈夫。むしろ今日は本を読んでいるだけだから、レオンは暇するだろうと思ってたし、場所だけ教えてもらえれば1人で勝手に行ってくるよ」
「場所は模擬戦をした剣闘場の隣だ。本に載ってないことで気になることがあったら俺に聞いてくれ。わかる範囲で答えるから」
図書館は俺たち騎士学校の学生と職員は無料らしいが一般の人は入館料として大銅貨5枚を払わなければならないらしい。
俺はまずこの国クラスタリア王国について調べることにした。
この国はアスフォード大陸の南部に位置していて、人口は約400万人そのうちの100万人が王宮のあるこの王都に住んでいる。その他にも大きめの都市や、農村などがいくつも存在している。
この国は国王ではなく代々女王が治めている国で女王が自ら夫を選ぶらしい。
貴族の中から選ばれるのが一般的だが、中には騎士や一般庶民から夫を選んだ女王も中にはいたと書かれている。
女王の下に皇族や貴族がいて領地を持つ貴族はある程度自由にその土地を治めることが可能だ。
このアスフォード大陸にはクラスタリア王国の他に2つ国があるようだ。
北西側にセントヴェリア帝国があり、北東側に魔国領カストリアがある。セントヴェリア帝国は領地を広げようと両国に定期的に侵攻している。
帝国は人口約2000万人ととても多く数に物を言わせた戦いをする。
対するクラスタリア王国は練度の高い騎士や地形をうまく生かした戦いをすることでなんとか侵攻を防いできた。
帝国が2国の敵ならこの2国で同盟を結べばいいと俺は思ったが、それはほぼ無理だろう。
その理由はいくつかある。この大陸には数千年前から魔獣と呼ばれる危険な生物がいてそれらは人がいない森の奥深くなど魔素と呼ばれているが、よくわかっていないものから生まれるらしい。
魔獣は人間を食べることでより強力になるらしく時折人間の住む場所の側に出るため、定期的に討伐隊が組まれている。
魔国は魔族が治めている。魔族は人間をたくさん食べた魔獣が進化したもので、魔獣のほとんどの種類が生殖活動ができないのに対し、魔族は生殖活動が可能だ。
ここまでだったら弱肉強食で済でいた。だが、魔族は知能が低かったはずだが一部の魔族は少し高い知能を持っており、人間にとって最悪の事を思いついた。
人間を各地からさらってきて家畜のように育て始めたのだ。ほとんどの男は食用にされ女は子供が産めるうちはひたすら産まされ、産めなくなると食べられるらしい。
数百年経つと魔族にも限界がきた。人を食べても意味がなくなり、むしろ食べた魔族が進化に体が耐えれずに死ぬ事もありほとんど食べられなくなっていた。この時点で力はあったが知識は人間には遠く及んでいなかった。
しかし、人間を食べる必要がなくなった魔族は人間とも生殖活動をし始めた。見た目は魔族だが半分は人間だ。代を重ねるごとにどんどん知識をつけていき、今から250年前に大陸北西を魔国領カストリアとした。
魔族の寿命は人間の2倍ほどあるがその分子供はできにくいので人口は100万人ほどしかいないらしい。
その人口でどうやって帝国の侵攻を防いできたのかというと、魔族は人間と違って魔法が使えるらしい。どのような魔法があるかはあまり知られていないが、魔法を使い少ない人口でも帝国の侵攻を防いできたようだ。
どうやらこの大陸は人口が多すぎるそれらを養うため帝国が侵攻をするので戦争はなくならないようだ。
ぐる〜〜ぅ
「腹減った〜」
図書館でひたすら本を読んでいたら気づいたらもう夕方だった。そりゃ昼飯も食わずにいれば腹も減るよな。
今日調べられなくてレオンが答えられなそうな事は調べておこう。
もしかすると今日はもう1話投稿するかもしれません。




