渇いた太陽
We shoot!
渇いた太陽が 崩れかかるあの空に
紫色の煙が 幻想画を描いた
僕の君との距離をはかる物差しでさえも
壊れいく 跡形もなく消えて 散る
身を痺れさせるほどのサウンドオブノイズ
心 震わせたままで鳴り響いていく
枯渇していく 命の欠片でさえ
今すぐに この僕と燃焼させてみせて
君の鼓動が弾けて 空へと舞い上がり
この胸の痛みを 拭い去っていく
何もかもが無に帰してしまう その前に
君の心の内を 手探りでも 知りたくて
会いたくて 夜に駆けだした この瞬間
君の頬に 赤い口づけを
君はもう扉を閉ざさない
現実とフィクションの狭間に立たされて
僕は幻想の香りするフィクションを選んだのさ
立ち込める芳香と 気高き仕草
君のため 僕は一つの道を選ぶのさ
魂 揺さぶるほどのサウンドオブノイズ
心 鷲掴みにしたまま 鳴り響いていく
ボーダー上にある 命の破片でさえも
今すぐに 僕と燃やし尽くしてみせて
君の瞳が見開き 空を仰ぎ見て
汚れた魂 拭い去ってくれる
何もかもが灰と成り変わる その前に
君の最後の言葉を 耳に留めたくて
会いたくて 闇夜を駆けだした その瞬間
君の指へ 赤い口づけを
君は扉を開きだした
僕の心は一つの軸になって
悲しみを振り払っていくのさ
新しいあの世界へと踏み出し
僕は夢を見る
君の夢想が弾けて 空へと瞬きだして
その胸の傷痕 癒し拭っていく
何もかもが無に帰してしまう その前に
君の胸の本当を 手応えあるように 知りたくて
会いたくて 夜に駆けだした この瞬間
君の瞳 赤い口づけを
君の扉は 光の差す方へ
渇いた太陽が崩れかかる あの空には
紫色の幻想画は もう消えたのさ