07 イザベルお嬢様 2
「第二防塞までも騎馬ですって?」
日も登らぬ内に叩き起こされ身支度をされて、それだけでも機嫌を損ねているイザベルに、軍馬の補給担当者はそう言った。
「車輪が特注の馬車ならば補給線は通れます。しかし馭者台でも酷い揺れで、車輪の大きい後部はもっと揺れるのです。馬に乗れるのなら、そうされた方がよろしいかと」
「昨日はそのようなこと聞かなかったわ!」
「そうですか。シラー総長はそれを見越して、頑健な軍馬の補給隊に充てたのだと思いますけどね」
イザベルが兵站の兵士たちと揉め始め、どうせいつものことと侍女らが静観していた所に、穏やかだがどことなく険のある声が割って入った。自身の怒りや苛立ちを抑える、我慢するということが未だに出来ないイザベルは、かっとなって声の方へ振り向き様に叫んだ。
「お前たちの常識は一体どうなってるのよ!? わたくしはイザベル=ブロンダン、太陽の神子だと言ってるでしょうっ!!」
「はあ、ブロンダン家のご令嬢であることだけは把握しています」
兵士たちも、補給を遅らせる貴女にだけは常識を説かれたくないと思いますよ、と、そう続けた人物の姿をその時初めてきちんと見て、イザベルは頭に上った血がザっと引いていく感覚を味わった。アンナとナタリーも、普段通りのお嬢様だとたかだか一人の主人の暴走すら止めずにいた手前、もう礼を執ることしか出来ない。
「べ、ベヒトルス、公爵令息…さま…」
「ブルーノ、元帥閣下から許可は頂いた。後続の部隊に遅れが出ては困る、出立しろ」
「承知しました!」
「ヴォルフ、お前も第一防塞に戻るようにとのことだ」
「まさかフーゴを伝令代わりにするとは思わなかったな」
いくらあの父でも、と微苦笑で手を振り、ヴォルフガングは連れて行く軍馬の一頭に乗って出て行った。どんな馬でも容易に意思疎通し乗りこなすのは、相変わらず流石という外ない。補給部隊を見送って、ゆっくりと振り向いたフーゴは笑みを湛えている。それもあっていくらか立ち直ったイザベルは、改めて礼を執ろうとし、結構ですよ、と遮られた。
「馬車の方がよろしいならそうしましょう。ブロンダン家もそのご令嬢も、ベヒトルスより随分とご立派であられるようですから」
にっこり。
そんな音が聞こえてきそうなほど綺麗に笑んで、フーゴはイザベル以下三名を凍り付かせた。いくらか後方にいる護衛にまでは、声は届いていないらしい。
「そ、そのようなことは、けっして、」
「ご令嬢は馬に乗れないことですし、そちらへどうぞ。侍女の方は騎馬で構いませんね?」
まともに謝罪も出来ず、何故そんなことまで知られているのか分からず、イザベルは混乱の極致だった。それを正しく理解していながら、全く動こうとしない彼女にフーゴは追い打ちをかける。
「手をお貸しせねばお乗りになりませんか」
「っ…いいえっ」
何とかそれだけを喉から絞り出したイザベルは、既にナタリーが扉を開いていた馬車に乗り込んだ。明らかに昨日のことを揶揄されている。このように徹底的に他人から突き放された経験の無い彼女は、本当にどうすればいいのか分からなくなっていた。
かたかたと身を震わせている内に馬車は動き出し、ようやっと今はひとりきりだ、と頭が少し回る。途端、ぼろりと涙が零れた。
(ベヒトルス卿は女性にあのような態度をとられる方ではないわ。わたくしの口調も言った内容も…なんてことなの…! あの愚鈍な兵士どもがあれこれ言ってこなければこんなことには…!)
この期に及んで他人に原因を擦り付けようと嘆いていたら、ガンッと大きな音を立てて、横転するかと思うほどに片側の車輪が跳ね上がった。実際はそこまで傾いている訳ではないのだが、ここで使う馬車の車輪は、須らく大きく幅広で頑丈でなければならない。車軸の位置が高い為、車室も必然的に高くなるのだ。そこに伝う衝撃も、懸架装置を付けても尚、否応なく大きくなってしまう。
「な、な…ッそこの馭者! わたくしを殺す気!?」
イザベルが前方の小さな窓に取り付いて叫ぶと、振り返った馭者はことりと窓硝子を下げた。
「まさか。今のはおそらくちょっとした石に乗った程度…この後も何度も起こることですから、先にご令嬢に失礼をお詫びしておきましょうか。それとも、今からでも馬に乗り換えを?」
ジークハルトが苦笑してそう告げる。そういえば、シラー総長も戻ってくれないと困る、というような話を、馬車越しにしていたような気もする。それがまさか周囲の馬ではなく馭者台に乗っていたとは、イザベルはもう、水面で餌を待つ魚のように口をぱくぱくさせることしか出来ない。何の言葉も返ってこず困ったジークハルトは、ちらりと騎乗のフーゴを見遣った。
「…とりあえず、このまま進みましょうかね」
あの氷点下の笑みは、何もするなと言っている。イザベルの振る舞いを影を通してユルゲンとフーゴ、ヴァルターに伝えたのは彼自身とヴォルフガングであるから、特に否は無い。彼にとっては既に慣れてしまった道を行きながら、穏やかにそう言った。
第二防塞に到着し、馬車の扉を開けたアンナは悲鳴をどうにか呑み込んだ。揺れによるものなのか、結った髪も着付けたドレスもぐしゃぐしゃで、泣いたらしいイザベルは化粧までも崩れている。
今朝支度をした時点でまさかこんな状態になるとは思わない侍女たちは、細々とした道具や着替え等を鞍嚢にしまい込んでいた。食べ物や飲み物とは違い、革帯で閉じられ鞍に括り付けられたそれは、中の物を簡単に取り出せない。
仕方なく二人して馬車に乗り込んで、髪とドレスを可能な限り直す。化粧は汚くない程度に拭き取ることしか出来なかった。そこまでしてやっと馬車から降りることの出来た三人だったが、フーゴは容赦ない。
「この先は騎馬以外で向かえません。侍女はいいとして、ご令嬢はどうなさるおつもりで?」
「あ、の…侍女のどちらかに同乗しようと…」
「馬車は第三防塞のものなので、牽いてきた軍馬共々折り返させねばなりません。それと、軍馬は気性が荒くて嫌だと言うので、貴女の侍女に貸した二頭は通常の馬です。もし二人で乗るのなら、重量のある鞍嚢は外していただきたい」
『ジークハルトは見越していた』。その言葉の意味を今になってやっと理解する。侍女と同乗するには、ユルゲンやテアに会う時もこのままの状態でいなければならない。では荷をそのままにして、軍馬に騎乗している誰かに乗せてもらえるかと言えば、未婚で貴族令嬢のイザベルには無理だ。何よりもまず、乗馬服の用意が無い。横座りの者を乗せて、小型の馬車すら通れないという山への道は進めない。
「ここからは確実に騎馬で向かうことになる。それは昨日聞いていたはずです」
「は、い…まことに申し訳なく…」
「貴女が謝罪したところで状況は変わりません。で、どうなさるんですか」
どうにもしようがない。自分のことは、すべて周囲の者が察してやってくれるし調えてくれる。イザベルは後先を考えて準備をしたり、事前に何かを頼んだり予定について相談したり、そういったことを何もしてこなかった。思考を放棄してきたのである。どうするのかと問われても、答えられるはずがなかった。
「…お嬢様、荷物を下ろして私と向かいましょう」
「あなた、わたくしを抱えて馬で山道を登れて?」
か細い声でアンナが提案したが、イザベルは視線すら向けずに言い捨てる。侍女が乗馬服を用意していないのが悪い、という結論に達したからだった。
用意していないも何も、馬に乗らないイザベルにも念の為、と逐次乗馬服は新調されていた。王都を出る前の支度でも、荷物の中に乗馬服は入っていた。それをこんな物は要らないから化粧品を増やせと言ったのは、外でもない彼女自身だ。
「話になりませんね」
どんどん厳しく険しくなるフーゴの表情と声音に、社交の場でのにこやかな彼はそのほんの一部分に過ぎないのだと、あまりにも当然で今更なことにイザベルは漸く気付く。
「そんなお前に朗報だ」
突如割って入った声にイザベルと侍女は俯けていた目線をそちらに向け───その先、フーゴの隣に立つ人物に唖然とする。引き締まった長身、銀灰色の髪は前髪と襟足が少し長く、暗赤色の瞳は柘榴石を思わせる。騎士服は若干着崩れているが、粗野な印象は全く無い。
その徽章は、第三騎士団長。イザベルすら彼を間近で見たことはないが、噂話では外見やら何やら色々と聞いているし、何より役職に間違いはない。
「ゆ、」
「ユルゲン殿下、何故こちらに」
今ユルゲンが話し掛けているのはフーゴである。いくら彼がイザベルらの失態を誘いたいとはいえ、主人への無礼は絶対に許さない。そんなフーゴにユルゲンは面白そうに口端を僅かばかり上げる。
「レーヴェンが知らせに来た。今日一日ここで待てるなら、明日転移させることも出来るがどうすると」
「……彼は持ち場を離れて何をしているんです?」
「長兄に留守を頼まれたと言っていたぞ」
絶対に嘘だ、あの末っ子は単にユルゲンの傍に来たかっただけだろう。フーゴは内心でそう吐き捨てて周囲を見るが、自分に影の察知が出来ないことは承知の上である。
「どうするかはお前に任せる。今試験的にテアが応戦していてな、すぐ戻らねばならない」
こっちはこっちでお気に入りに執心している。どいつもこいつも面倒くさい。フーゴは再び内心でそう吐き捨てて、テア様はいつも一所懸命で可愛らしいですね、と据わった目でユルゲンに告げた。彼の小言も嫌味も一切意に介さないユルゲンだが、その言葉には珍しく真顔に戻り。
「…やらんぞ?」
ユルゲンの言葉の本気度に、フーゴはその無駄に整った顔面を殴ってやりたくなった。やはりこうして人間は争いを始めるのではないだろうか。
「誰が欲しいなどと言いましたか。レーヴェンにはすぐ持ち場に戻るよう言って下さい」
「分かっている。それではな」
彼はそれだけ言うと、イザベルたちを一瞥すらすることなく、レーヴェンが行使したであろう転移の陣で消えた。
「ということだそうですが、ご令嬢。どうします? ああ、レーヴェンというのは優秀な魔術師です」
呆気にとられていたイザベルの表情が、また内心を微塵も隠せず醜く変わっていくのを眺めながら、フーゴは淡々と告げたのだった。
他に手立ては無いので、今日一日第二防塞で待つことになった。案内されたのは第三防塞と変わらない部屋で、イザベルは乱れた髪を下ろし、皺だらけになったドレスを脱がせていく侍女らに悪態を吐く。
「お前たちが乗馬服さえ持って来ていればこんなことにはならなかったのよっ!」
アンナもナタリーもこうした八つ当たりや癇癪には慣れっこだが、ユルゲンの前での失態、という事実が殊の外彼女らに重く圧し掛かっていた。いつからユルゲンがあの場に居たのかは分からないが、あの時あの瞬間からでは無いように感じられたのだ。
イザベルの言行が元々ユルゲンにすべて筒抜けなのは分かっている。しかし、あれでは彼の目の前で前線に立てない神子だと明言したようなものなのだ。それはイザベルの為人云々の話では済まない。自分たちが今回任された仕事を、全部駄目にしてしまった。それに、ユルゲンはこうも言っていなかったか。テアが応戦している、と。
「ユルゲン殿下はわたくしに声を掛けるどころか一目見ることもなかったわ! 第一防塞にも行けぬ無能と思われたのよっ…どうしてくれるの!?」
今ばかりはイザベルの発言も状況を正しく表していた。戦果を上げる。それが、彼女が神子として行える唯一のことなのだ。僅かばかり使える治癒であっても、怪我人が出るのは前線である。
ブロンダンの者だが馬には乗れぬということも、知られていただけで自身から告白した訳ではない。そして身動きの取れない彼女に、またしても仕方なく手が差し伸べられた。それも、良い印象を植え付けねばならないはずのユルゲンから。
「お嬢様、とにかく今日一日、ここで静かにお過ごし下さい」
普段ならばこんな時は黙して嵐が過ぎ去るのを待つナタリーが、抑揚の乏しい声で言った。髪を梳かされていたイザベルは、反射的にびくりとする。無表情に硬い声で言うナタリーの持った櫛が、絡まり合った髪に引っかかる。頭皮を引っ張るそれに、いつもの彼女ならすぐに謝罪するが、それもない。アンナは壁にかけたドレスの手入れをしている。こちらの様子には気付いていない。
「な、ナタリー…?」
「これで旦那様にお給金を下げられたり解雇されたりしたら、一生お恨み申し上げますわ、お嬢様」
光を失ったような瞳で唇だけを笑みの形にして、ナタリーはひっそりと言った。
「あれ? ユルゲン?」
いつもの回廊の上、中空に手を翳そうとしたテアは、不意に戻った気配に振り返った。
「ん、どうした。先ほどの魔獣はどうだった?」
「消えた。いま、しばらくどこかへ行ってたよな?」
「ああ、フーゴが悪神になるところだった」
「ふへぇ?」
「あいつは義理堅いからな」
「それはなんとなく分かる」
意味がよく分からない部分もあるが、ユルゲンが特に語らないのなら、テアは知らなくてもいいことなのだろう。そう納得して、再度眼下の様子を確認しつつ手を翳す。
魔窟の変容が始まり、近く飛行型の魔獣が現れそうだと昨晩の星見で判明した。大体従来の魔窟の変化と同じだ。これが過ぎると大型の魔獣も出るようになる。より一層三つの組織の連携が重要になってくる。テアの術も然りだ。
「小さな王」
また三頭ほど近付いてきた魔獣がおり、着弾点はそこになるように高く高くテアから細い光が昇る。奇怪な射線を描いて魔獣へと急降下するそれを、ユルゲンはじっと眺めた。目標に当たり光が弾け飛んだ後には、何も残っていなかった。
「また消えた。これだとワイバーンなんかには不向きだと思うんだ」
「まあ可能なら皮や爪、大型なら牙なんかも残したいところだな。だが射線に歪みは無い。命中率の心配は無さそうだ」
今までも毛皮など身体の部位のどこかが重用される魔獣は、魔核と呼ばれる臓腑の部分だけを滅する『月光の陣』を使っていた。骨や不要な肉まで滅してしまうこともあるが、とりあえず問題はない。けれどもそれは、範囲は自在でも明らかに対地戦向きなのだ。空中を飛び回るものに、必中という訳にはいかないと予想された。
「みんなの武器防具と、エーデルシュトアの財政の為に頑張る」
「実際に飛行型が出たら、意外とすぐ解決するんじゃないか?」
「はっ………そうかもしれない」
そういえば神子の能力は本番で突然発現するようなものなのだった、と肩を落とすテアに、ユルゲンは小さく笑った。フーゴもここに戻り、テアの様子を見ていれば嫌なことも忘れるだろう。そんな風に考えながら。
昼も、夜も、誰も来なかった。ナタリーはともかく、アンナもだ。イザベルは食堂になど行く気は無く、しかし侍女らが用意しなければ他に彼女の食事を持って来る者などいない。ユルゲンの妃、婚約者。そんな浮ついた気分にはもうなれないものの、自身を省みるということを彼女はしない。
「大体恨むって何の話よ? 恨み言を言いたいのはわたくしの方だわ。主人に向かってなんて言い草なの」
いくら部屋で静かに過ごすと言っても、侍女としての仕事を放棄していい訳がない。呼ばずとも様子伺いに来て、命じられずとも食事を届けに来るのは当然だ。今であればとうに湯浴みの為に部屋に来ていないとおかしい。けれど、それらを自分から言うのはイザベルの自尊心が許さない。誰よりも気遣われ、気配りされるのが彼女にとっての当たり前。自分から頼むなど以ての外なのだ。
「明日の朝もこんな調子だったら、お父様の判断なんて待たずにこの場でわたくしが首にしてやるわ」
空腹に耐えかねて、イザベルは早々に就寝することにした。
「この書簡は、指示は…本当にディーター様から出されたものなのよね?」
筆跡も封蝋も、間違いなくディーターのものだった。それでも尚信じられずに混乱している様子のアンナは、また同じ言葉を繰り返す。
「アンナ、一番お嬢様を心配されていたディーター様なのに、と貴女は思っているのかもしれないけれど…だからこそだと思うわ」
共に王都に戻れば、彼女の辿る道はひとつしかない。けれどユルゲンのいるあの場でならば、違う道が拓けるかもしれない。そういうことではないかと、ナタリーは考えている。
移動中に辺りが薄暗くなったので、街道から少し外れ、木々に囲まれた平坦な場所に二人は天幕を張った。おそらく護衛騎士らももうすぐこの辺りまでやって来る。火を焚いているので、気付かないことはないだろう。それで野営が安全に終わることを祈るしかない。欲を言えば、彼らが周囲を上手く誤魔化せていればいいのだが。
「私とお嬢様の会話、聞こえていたのでしょう?」
「…ええ、ごめんなさい。口出しすることじゃないと思って」
「いいのよ。…出会って二年のアンナですら、気付くのに」
イザベルは、まるで分かっていない様子だった。昔は互いの話だってしたはずであったのに。ナタリーがどうしてこんな問題ばかり起こる仕事を、何度ももう辞めようと思うような仕事を、それでもずっと続けてきたのか。確かにイザベルへの情もあったが、何よりこれが、経済状況の頗る良い侯爵家での仕事だったからだ。
「貴女の年齢から考えると…十二年前の魔窟?」
「ええ。狭い男爵領だったけど、人の被害はなかったの。でも、土地はすべて駄目になったわ」
貴族でなくなることなど構わなかった。領民には申し訳なかったけれど、それでも移住先で一緒に苦しみ、頑張ろうと思っていた。しかし領主であった父親は、ナタリーのようには思えなかった。母親と十のナタリー、まだ五歳だった弟を巻き込んで、無理心中を図ったのだ。
「父だけ死んだわ。母は身体に障がいが残った。弟は…今も五歳のままよ」
精神的な衝撃か、身体の内部が傷付いた所為なのか、両方か。それは分からないと善意で診察してくれた医術師は言った。母は、満足に歩けなくなった。自分が働かなければ、皆死ぬ。その思いだけで、今日まで生きてきた。
「大丈夫よ、ナタリー。ディーター様は絶対に約束を反故にしたりしない」
「そう…そうね。ありがとう、アンナ」
お嬢様と交わした最後の言葉が、恨み言だなんて。
自嘲するナタリーと彼女に寄り添うアンナは、近づいて来る蹄の音を聞きながら、ただ揺れる炎を見つめていた。
お読みいただき、ありがとうございました。