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迷宮都市へ行こう!  作者: エツゼンヒサト
7/14

7 探索者ギルド

 探索者ギルドは、かなり大きな敷地面積を持っていた。それは、北部区画の半分ほどを占め、一部の出入り口を除いて厳重な囲いがなされとおり、何人(なんぴと)もおいそれと侵入できないようになっていた。

 それもそのはずで、ギルドといいながら、この場所に迷宮都市の司法・行政・立法のすべてが集中しており、ギルド長は、事実上この都市のトップなのである。実は、この都市が存在するエバーランドという国には、この迷宮都市”イスアイア”ひとつしか都市がなかったりするあるが、その話はまた別の機会に語ろう。



 さて、そのギルドだが、高い塀がひたすら続いている中で、ただひとつだけポツンと押し出されたように建物が建てられている。この建物が、唯一誰でも自由に出入りでき、探索者や商人の対応を受け持っている。みなが”探索者ギルド”と言えば、たいていの場合はこの場所のことを指している。


 レンは、愛車(?)の荷車を引きながらギルドの前までやってきていたが、荷物をどこに預けるかわからずに少し困っていた。すると、おのぼりさんのように辺りを伺う彼の様子を見かねたのか、若い商人風の男が近づいてきた。


「どうやら、お困りのようですね。よろしかったら、お手伝いしましょうか?」


「ギルドに入るのに、荷車を預けたいんだが…」


 多少警戒しつつも、そんな様子はおくびにも出さずにレンガ答えると、ニコニコと人当たりのよさそうな笑顔をした商人は、


「変ですねぇ。いつもなら、案内の人がいるはずなんですが…。とにかく、車でしたら、あちらの建物が預かり所になっていますよ。」


 と、建物を指差しながら教えてくれる。レンが礼を言いうと、


「いえいえ、お気になさらず。”袖振り合うも多少の縁”と申します。出会いは、大事にいたしませんと。申し送れましたが、(わたくし)エミールというもので、個人で商いをやっております。以後、お見知りおきください。」


「レンだ、探索者登録をしにきたところだ。」


「おやおや、それは願ってもない。実は…」


 エミールと名乗る商人が話し始めたところで、少しはなれたところから、彼の名を呼ぶ声が聞こえてくる。どうやら、知り合いが探しているようだ。


「あらら、残念ですが、今は時間切れのようです。連れが探しているようなので、今回はここまでにしておきましょう。次にお会いできたら、良い商売ができることを願っております。それでは、ごきげんよう。」


 滑らかな語り口で、言いたいことだけ言うと、若い商人は人懐こい笑顔を残して去っていってしまった。なんだかよくわからなかったが、助かったことは確かなので、レンも別れ際に軽く礼を送って、荷車を動かしはじめた。



 ギルドの中は、入るとすぐ広くなったロビーがあり、その先に職員の女性たちが三人ほど控える受付があった。奥には、いくつかの窓口が並んでおり、探索者たちは、空いているスペースでおもいおもいにくつろいでいる。これから、迷宮(ダンジョン)に挑むのであろう、装備に身を固めたパーティーの様子に、レンも知らず知らず体に力が入ってしまう。彼は、すぐにそんな自分の様子に気付くと、ひとつ息を吐いて体から力を抜き、あらためて受付のカウンターへむかっていく。


 受付は、みな若い女性であり、そろいの制服で身を固めていた。紺のブレザーに、丈の長いタイトスカート。インナーは自由のようで、胸元の開いたYシャツを着ていいる者もいれば、ピンクのシャツもいて、自由度は高いようだ。女性のひとりから目を離しつつ、探索者登録をしたいと要件を告げれば、なぜかその女性が進み出てて彼の対応をしてくる


「それでは、紹介状を拝見いたします。」


 レンが女性の胸を見ないように、少し横を向きながら紹介状を渡せば、


「ありがとうございます。では、こちらにお名前の記入をお願いします。」


 と、さらに申請書と書かれた紙を渡され、所定の場所に名前を記入されられた。受付は、三人の中で一番年長の女性が受け持っていたが、彼が名前を書き終えると、それを横から見ていた一番年の若い女性職員が横から割って入ってきた。


「レン様ですね。それでは、お部屋にご案内しますので、こちらへどうぞ。」


「ちょっと、サーシャ…」


 どうやら、この受付嬢はサーシャという名前らしいが、急に仕事の邪魔をされた女性が何か言おうとする前に、さっさとレンを引っ張って行ってしまう。

 レンは、何だかわからないまま、彼女にされるがままになっており、そのまま、奥の部屋の前へと連れて行かれてしまう。彼女は、部屋のドアを開けて中を確認すると、すぐにまた閉め直し、


「それでは、担当の者が詳しくご説明しますので、こちらからお入り下さい。ガンバッテね!」


 去り際にウインクをしながら、かなり挙動不審な様子でさっさと去って行ってしまう。レンは、その様子を少し怪訝には思ったが、悪意のようなものはかんじなかったのでとりあえずは気にしないことにした。

 あらためてドアを開けて、室内に入ったレンは、そのままの姿勢で後ずさり、外に出で静かにドアを閉めた。そのまま少したたずみ、上を向いて何か考えていたが、間もなく決意したというより諦めたようにはドアを開け今度こそ室内に入って行った。


 少女がいた。室内はカウンターで仕切られ、テーブルの向こう側には、どう見ても自分より年下と思われる少女が無表情に座っていた。


「いらっしゃい、新人さん。でも、アナタは失礼。人を見かけで判断してはいけないと習わなかったの?」


 変わらず無表情に話す少女の声は、こちらもまたほとんど抑揚が無い。だが、レンが部屋に入り直したのが自分の容姿に関係していることは自覚しているようで、その言葉からもそれは伺えた。いくら彼が世間知らずとはいえ、こういう場所に年端もいかない少女がいるのはおかしいくらいの常識は持ち合わせている。だからこそ、先ほどのような行動になってしまったのだが、


「それはすまなかった。気を悪くしたのならあやまる。」


 レンは、すぐに侘びの言葉を返す。彼は、まだ多少のわだかまりはあったものの、すぐに迷宮都市(ココ)だとそういうこともあるのかと、あっけないどあっさりと受け入れてしまった。本人が問題といっているのだから、そうなのだろう。彼に彼女の容姿に対するこだわりは無かった。

 とはいえ、あらためて目の前の少女を見てみると、服はもともとはギルド職員の制服だったのだろうが、明らかに改造が施されていて、ヒラヒラしたものが多めに付いている。ただし、そんな特徴的な格好より、彼女をより際出せていたのはその美貌であった。薄く黒みがかった地肌に、赤い瞳、短く切りそろえたくすんだ金髪、その雰囲気は、全体的にスラリとした体型もあいまって、まるで人形のようであり、どこかこの世のものでないような違和感を見る者に与えていた。

 彼女は、レンが素直に謝ったのが意外だったのか、無表情の目元だけがピクリと反応した。どうやら、面白くなかったようで、少しムッとしているようにも感じたが、初対面の彼女からその感情を読み取ることは彼にはできなかった。


「謝罪は受け入れる。まずは、座って。」


 そんな少女にどこか落ちつかなさを感じつつ、それでもなんとかカウンターの椅子に座ったレンに対し、


「あらためて、探索者ギルドへようこそ。オーケー、名前はレンね。それじゃあ、必要なことはこれに全部書いてあるから読んで。」


 彼女は、書類の束を彼の方に押し出してきて、そのまま動かなくなってしまう。ただし、視線だけは彼からはずそうとはしない。レンは、さらに居心地の悪くなりながらも、なんとか言葉を返す。


「案内の人からはココで詳しい説明をしてくれると聞いたんだけど…」


「チッ、サーシャめ余計なことを。仕方ない、必要なことは教えるから、細かいことはこの紙に書いてあることを読んで。これは、あげるから。」


 先ほどの書類を指差す少女に、完全にペースを握られてしまているレンは、


「よろしく、オレはレンです。」


 何となく、言葉遣いまで丁寧になってしまった。


「オーケー、アタシは”フォウ”。アナタよりは多分お姉さんだけど、面倒だから”フォウ”でいいわ。」


「えっと、フォウさん…」


「フォウ!」


「じゃあ、フォウ…、どうぞ、説明を続けて下さい。」


 だんだんと抵抗する気さえ起きなくなってきたレンを尻目に、フォウのマイペースな説明が始まった。



「オーケー、まず、探索者になるアナタには、その証明として、こちらのプレートを差し上げます。無くしても、滅多に再発行しないから、首にでもかけとくんだな。」


 妙な言葉遣いが入り混じった口調のフォウに、もう一切言葉をはさむ事のできなくなったレンは黙って説明を聞いている。


「このプレートを持っていれば、都市への出入りは自由にできます。これは、出入国に際しても同じことです。また、迷宮(ダンジョン)入場の際にも提示してもらいますので、忘れずに所持して下さい。

 次に、この街における罰則ですが…」


 彼は、フォウの抑揚のない一本調子の説明によって襲ってきた睡魔になんとか抗いながら、なんとか説明に集中しようと気持ちを張る。


「次に住居ですが、迷宮都市では、どんな人物であれ土地の所有は認めておりません。物件はすべて賃貸となっております。通常の一人暮らしですと、月に金貨一枚が相場となっております。何か商いをなさりたい方、鍛冶などの生産業をなさりたい方、また、パーティーなどの大人数で生活されたい方などは、専用の物件をご用意しておりますので、事前にご相談下さい。ただし、数に限りがありので、ご期待に添えない場合もございます。ご了承下さい。

 また、各家庭には、台所・トイレ・お風呂が完備されております。迷宮都市では、地熱によって温水が湧き出しておりますので、各物件はそれを自由にご利用できる構造となっており、これは冬場に床下暖房としてもご使用できるようになっております、詳しくはそちらの書類をご覧下さい。

 建物は独自の技術によって建造されており、防音もしっかりしたものですが、お隣への配慮はしっかりお願いします。まあ、女連れ込んでも、滅多なことじゃ音漏れなしだぜ、よかったなサル野郎。」


 どうやら、彼の扱いはついに動物並になってきたらしい。


「先ほども申しましたが、建物は特殊な構造をしておりますので、ご自分で勝手に室内を改造されることは認められておりません。商い等でどうしても必要な場合は、ギルドにご相談下さい。専門の職員が対応し、工事をする場合、当ギルドから職人を派遣いたします。」


 説明の端々に変な言葉を挟まれるのは勘弁してほしかったが、説明を聞いた限りどうやらオヤジがいたころとほとんど変わりがないみたいだ。何とかやっていけそうだと胸をなでおろしつつ、次の言葉を待っていると、


「オーケー、まあ、だいたいこんなもんだろ。後は、そっちを読んでくれ。

 どうだいヒヨッコ、やっていけそうか?」


 フォウの説明も、どうやら終わったらしい。レンは、ホッとしながら礼を言うと、彼女はまったく疲れも見せず、


「オーケー、オーケー、いいってことよ。それに本題はこれからだからな。」


 一瞬で彼女の気配が変わっていく。彼は、こちらもすぐに椅子を蹴倒して後ろへ飛びのき、腰から木刀を引き抜く。冷や汗が止まらない。今までに彼が接したことのない、冷たい殺意であった。しかし、これでやっと先ほどからの落ち着かなさの正体がわかった。もしかしたら、最初に部屋のドアを開けたときも本能的に入室を拒否したのかもしれない。とにかく、目の前の少女に恐怖のみを感じる、攻撃を仕掛けようにも体がうまくいうことをきかない。どうやら彼女も、シドとはまた違った類の化け物であり、今のレンではまったく歯が立ちそうになかった。


「オーケー、なかなかいい反応だ。ギリギリだが、合格点をやろう。それじゃ、次は…」


 フォウが、言葉を続けようとすると、突然、彼女の後ろにあった職員側のドアが開かれ、長身の女性が入ってきた。


「姉さん、いったい何をやっているんですか!

 サーシャが私を見て逃げよとするから、捕まえて問い質してみれば、これは姉さんの仕事ではないでしょう。すくに止めて下さい。」


 姉さんと言っているからには姉妹なのであろう。なるほど、確かに肌の色や髪や瞳の色などはフォウと同じであり、顔立ちも何となく似ている気がする。ただし、こちらはその長身に加え、出るところは出て、ひっろむべきところはきちんと引っ込んだ、誰もが羨む見事なプロポーションをしている。誰が見ても、彼女のほうを姉と呼ぶだろう。


「ナイン、うるさい! シー爺から、面白のがいたって聞いたから、ちょっと見に来ただけじゃない。それに、ちゃんと仕事はやったし。」


 幾分小声になりつつ、ふてくされたように言葉を返すフォウの気配は、すでに、受付嬢の時のものに戻っている。


「本当ですか? まあ、その辺は以外とちゃんとやるんですよね。とにかく、後は私がやりますから、姉さんは引っ込んで下さい。」


 フォウは未だに小声でブーブー文句を言っていたが、妹には逆らえないのか、意外と素直に部屋から出て行った。ただし、去り際に、


「オーケー、少年、こっからは選手交代だ。オレのかわいい妹に欲情するのは自由だが、オサワリは厳禁だぜ!? 万が一変な気を起こしたら、そのマヌケヅラはテメエの貧相な体から永遠にオサラバだぜ、オーケー? それじゃあ、また会おうぜ。アスタラビスタ・ベイビィ!」


 最後まで訳のわからないことを言っていた。



「どうもお騒がせしました。姉が大変ご迷惑をかけたようで、あらためて謝罪を。フォウの妹で”ナイン”と申します。

 それで、姉はどこまで説明をしていたのでしょう。えっ、終わった。そうですか、でしたら、アナタの住居を決めたいと思うのですが、よろしいですか。」


 姉と違い、テキパキと事を進めていくその様子は、実にできる女という風情である。


「住居は一人用でよろしいですか? 間取りはどれも一緒ですので、場所を決めたいと思うのですが…、なるだけ静かな場所が良いと。わかりました。でしたら、西側のかなり端の方になってしまいますが…、そうですか、では今空いているのは、20件ほどになるようですね。それでは、現地へ案内いたしますので、最終的にそちらで決めましょう。


 

 ナインはいくつかの書類と鍵束を抱えて、二人は連れ立って街の西側を目指して歩いていく。一見デートのように見えなくもないが、レンは愛車(?)の荷車を引いており、ナインはギルドの制服を着ているので、とても男女の仲には見えないだろう。道中は、ほとんど彼女が喋っており、当然、話の内容は色気のないものである。

 レンは、事務的な口調ながらにこやかに話すナインをみて、姉妹でも違うものなのだなと、不思議に思っていた。

 隣にいる彼女は、意識していないはずなのにいつの間にか目を引き寄せられてしまう、とても魅力的な女性であった。身長は彼より頭半分ほど高く、抱えた書類押し上げられている双丘がシャツの隙間からわずかに見えている。また、膝下まであるロングスカートには、かなり高い位置までスリットが入っており、ちらちらと生足を覗かせていた。意識しているわけではないのだろうが、健康的な色気を周囲に振りまきながら話す彼女に、道行く男性たちからもチラチラとした視線が投げかけられている。


 指定の場所までは、あっという間に着いたようにレンには感じられた。彼にしては珍しく、少し浮ついていたのかもしれない。

 結局、さっきの説明中にはレンが荷車のことを失念していたが、それも道中のナインによって速やかに処理され、彼の住居がそこそこの広さを持つ小屋付きのものに変わった以外は問題らしいことも無く手続きは終わっていく。ちなみに、基本的な家具はすでに各家屋に備え付けられており、寝起きするだけならば何の不都合もないようになっている。


「お疲れ様でした。でしたら、こちらが今日からレン様の新しい住居になります。お家賃は少しお高くなって、金貨二枚となりますが、よろしいですか? 月々の支払いは、ギルドに口座を設けていただければ、そちらから自動的に支払われるようにできますので、そうすることをお勧めします。迷宮都市で長く探索者をなさっている方たちは、例外なくそうしていらっしゃいます。また、もし、家賃の支払いができないようになりますと、探索者資格剥奪の上、都市からも退去していただくことになりますので、ご注意下さい。」


 今のところは、昨日のアヤシイ商売のおかげで懐具合にもかなり余裕あがる。あらためて、心の中で金髪に礼を言うレンに、


「他に、何か聞きたいことはございますか? もし、わからないことがありましたら、気軽にギルドにお越し下さい。私がおりましたら、気軽に声をかけて頂いて結構ですよ。」


 悪戯っぽく笑ってくる彼女は、先ほどまでより少しだけ幼く見え、それもまたひどく魅力的であった。恋愛にまったく免疫のないレンが、どれだけドギマキしたのかは定かではないが、表面的には変わらない態度を保ちつつ、家の鍵を受け取ることのできた彼は、それだけで賞賛に値した。


「ありがと…」


 レンが、最後にお礼を言おうとしたところで、それまでは穏やかに話していたナインの気配がいきなり変わる。それは、表面的にはまったく変化無く、彼女は笑顔のままなのだが、中身がごっそりと入れ替わったような印象を彼に与えた。その物騒な気配は、先ほど感じた姉のフォウとまったく同じで、なんだやっぱり姉妹じゃないかと、思わず距離をとりながら木刀を引き抜くレンに、


「昨夜は、なかなか見事な一撃を見せていただきました。あの踏み込みを見せられては、ボウヤと呼ぶわけにはいきませんね。レン、姉と同じように私のことは”ナイン”と呼んで下さい。それでは、またお会いしましょう。」


 今までの威圧感が、嘘のように一瞬で消え去り、元のようににこやかに笑いながらナインは去って行った。



 残されたレンは、どっと疲れを感じると、すぐさま家へ入って、そのままベッドへ倒れこんだ。

 迷宮都市(ココ)へ来て、会う奴はみんな、化け物ばかりだ。今の自分では到底かなわないであろう事が、刃を交えなくてもわかってしまい、少し自信をなくしてしまいそうであった。

 しかし、同時にギルの言葉を思い出し、無性に可笑しくなってしまい、終にはそのまま声を出して笑い始めてしまった。


「オヤジよ、本当に世界はいろんな奴がいる。これからも、どんな奴が出てくるか楽しみでしょうがない。」


 目の前でギルが笑っているような気がして、とても幸せな気分に浸りながら、彼はまどろみに落ちていった。

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