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3いきなり戦闘

評価ブクマありがとうございます。大変遅くなりました。

ヒロインを出そうかと思ったのですが召喚魔法の使い手だと話が詰まりそうなので急遽変更して書き直し中です

体調も若干復活し、道具も入れ直しが終わっていよいよ眼鏡を頼りに当面の目標、眼鏡に映ってる赤い点に向かって歩く事にした。


歩いて見るとなかなか近づいて来ない。

意外と距離があるようだ。

100mまではいかないかな?そのくらいはありそうだ。


この平原左右をキョロキョロ見ながら歩いているが20cm位の草が生えてるぐらいで障害物はほとんど無い。


たまに眼鏡に『?』が浮かぶがその場所に行っても何も無い。草を拾って見ると『?』が『薬草』に変わった。

なるほど自分で採取すると登録されて名前がわかるようになるのか。

使い方は?『薬草』よくもんで出た液を患部に塗ると傷がふさがる。食べてもいいが独特の苦味を持つ。


どの位苦いんだろう…今のうちに試そうか?


気になる…食ってみるか。

今取った薬草を自分の口に近ずけ臭いを嗅ぐ。

臭いはヨモギっぽいな。それではいただきますか。


………ニゲ〜!?キツイなこれはあまり食いたくないな。

しかしもったいない自分の口入れちゃったけど左半身に塗っておくか。


ポワーン!

おぉ〜痛みが消えた。効果は結構ありそうだな。これなら使えそうだ。近場のは回収しながら行こう。


薬草、毒消し草、毒草、薬草、薬草

意外といろいろ出るもんだな。バックにでも入れとけば重くないし邪魔にならないし出来るだけ集めとこう。まだ赤い点には距離があるしな。歩きながら探知に引っかかる物を根こそぎ回収した。

薬草とかが順調に集まったのはいいけど…赤い点の場所に来たが何も無い。

100m見えた縮尺だからな〜正確には近付けて無いのかもな〜


ピピッ

ビクッ!びっくりした〜こっちの思考に反応して勝手に動くのは慣れないな〜そんで何変わったんだ?

なるほど、縮尺変わったんだ。

今度の縮尺は5mくらいか?そんで赤い点は後2m左か?

見える範囲何も無いんだけどな〜赤い点の場所の上だが…何も無い…なんだったんだ?この点は…


ゴゴゴゴゴ


なんだ?地鳴りか?揺れてる!?地震か?なんだろうこの場所が危なく感じる!

ドカーン

何かくる!?


右に飛んで回避だ。柔道の前回り受身がとっさに出て場所を転がりながら移動して立ち上がり後ろを見た。


そこには自分の背の2倍ぐらいある蠢く植物が現れていた。


赤い点はもしや敵の表示か?

おっと危ない葉っぱを振り回してきたよ。


しかしこんなのとどお戦えばいいんだ?武器なんかなんも持って無いぞ。


ピピッ

またか今度は何?

おすすめ装備?なんじゃそりゃ?まあいいやってみるか。

思ってる事に反応してくれるのはいいけど…ワッ急に来るなよびっくりするだろ〜

そんでなんで両手にハサミ持ってんだろうね…これで切れってか?


おおっと

考える暇もくれない。こんなでかいハエトリ草みたいなのが動き機敏で困っちゃう。

それにこの蔦みたいなのが鞭みたいに叩きつけてくるのが邪魔くさい。

えぇーい鬱陶しい。

ハサミでやってやる。サクッ ボタっ

あら…髪の毛切るより軽く切れた…このハサミって結構凄いのか?

しかし間合いが狭いのが欠点だな。

右から蔓がきた。回避。上かわ口がきた。回避。

意外と避けられるものだな。

昔習った合気道の動きを思い出せたよ。

あれ意外と実戦で使えるんだね。


しかしさっきから避けてばかりで近付けないな〜

どうするか〜


正面から二本蔓がきた。

左の方が若干遅い。こっちに回避だ。ハサミを薬指に掛けたまま逆向けて小指で固定。

伸びてきた蔓を掴みながらさらに接近して根元から切断。ついでに隣も!


根元には口は近付けないから今のうちに茎を切断。パツッ


ぐぎゃー!ドサッ

草が悲鳴をあげて倒れた。


そう言えばこいつなんなんだろう?


ピピッ

食人草 エルデーラ大陸南部のコルシット平原に棲息。人や動物を餌に生きる魔物。


へ〜魔物なんだ〜人も襲うからこんなサイズで出てくるんだ〜

しかし植物でこれなら獣が来たらどうなることやら…気を引き締めないと生きていけないな。

でもこの世界の人ってどうやって生活してるんだろうね?こんな魔物を退治する護衛とかぐらいか?

ん〜情報なさすぎる。早くどこか街を探して教えてくれそうな人探さないと俺餓死しそうだよね。


ピーピーピーピー

何!?なんなのこの警告音みたいなの?赤い点!?がここにある!?どこから?

食人草の死骸しかここには無いぞ?


すると微かに大地の振動が伝わってきた。

また地面から敵が出てくる前兆なのだろうか?

万が一を考え食人草の上に立ち、地面から直接攻撃を受けないように退避をして警戒態勢に入った。


ゴゴゴゴゴ、ドーン

えっ!?

突如周囲に黒い壁が現れた。そして壁の天井が次第に閉じていった。辺りが暗闇に支配されると足元が不安定になり、辺りの壁に叩きつけられた。壁は右に左に上に下にまるで目隠しでジェットコースターに乗ってるように中の物をかき混ぜながら移動しているようであった。


グハッ!

俺の上に食人草の死骸が落ちてきた。なかなかの重量がある為それだけでこの中ではかなりの破壊力を持っている。石などもあるが脆いのですぐに砕けていくから、最優先の危険は食人草の死骸であろう。

揺れる地面に苦戦をしながら、これ以上のダメージを受けないように食人草をバックの中に格納し俺の上の障害物を除去していった。


体の自由を回復した頃、この揺れる壁の振動も収まってきた。まだ動いているが軽トラの荷台に乗せられてるような揺れでなんとかなる。

辺りを見たいと思うが真っ暗で何も見えない。

時々子供の頭ぐらいの石が飛んでくるので確認したかったがライトも持っていないし火種もなかったから視覚に頼る事ができなそうだった。


ピピッ

またメガネが勝手に動いた。


「これは…」





少々行き当たりばったりで進みたいと思います

まだ作者に迷いがあるのでどんな娘がでてくることやら

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