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魔女の住む森  作者: 雪だるま
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エリスはヤンデレっぽいイメージが自分はあると思っている…なんかいつもより長いかな?

昨日は夜遅くに二人が起きてきて皆でご飯を食べた、最近になってきてわかった事がある、一人でご飯を食べるよりも皆で笑って食べていた方が美味しいということを


「さて…今日は風と土かな?あ、忘れてた…カインとエリスに特性じゃないけど炎と水魔法を教えなきゃ…」


洗い物をしながらぶつぶつと独り言を言う魔女さんは、二人の事を考えていた


「魔女さーん!見てみて!」


「カイン、僕が先だよ!僕が先に使えるようになったんだから!」


二人がいつもよりキラキラした笑顔で接近してくる…使えるようになった?魔法で剣でも作れるようになったのかな?


「どうしたの?」


洗い物を止めて二人の目線に合うようにしゃがんでみた…


「あのね!見てみて!」


カインは手を差し出して来た…特に何もないけど?と、思っていたら手のひらから小さい炎が飛び出した


「おっ、特性じゃないのに凄いカイン!」


カインはかなりコツが掴みにくい方だったが、ここまで出来るなんて…しかも特性じゃないのに、カインなのに凄い…あっ…今のは酷いね、ごめんねカイン


「魔女さん!僕も見てみて!」


エリスも手を出してくる、すると水の球体が手から出てきた


「おっ!エリスも凄いじゃん!教えてないのに一人でここまで出来るなんて…偉いね!」


エリスとカインの頭を交互に撫でる、私だったらこれは褒めてくれって言う合図だと思う…うん、絶対そうだ


「えへへっ、あのね!沢山練習したんだ!」


「本当に大変だったんだよ!カインがなかなかうまくいかなくて!」


「でも自分達で覚えられるなんて本当に凄いね!それに杖を使わないで魔法を使えるようになるなんて…じゃあこれから地属性と風属性の魔法を教えようか!」


二人は「本当!?やった~!」と、言ってハイタッチをしていた…


「じゃあ、洗い物終わったらすぐ始めようね」


魔女さんはすぐさま洗い物を終らす、そして二人を呼び机に着かせる


「じゃあ、いつも通りにエリスは土を、カインは風をイメージしてね…イメージはこんな感じ」


魔女さんは前回と同じに左右の手に地、風の魔法を出す


「……?魔女さん、風って見えないの?」


カインの首をまた傾げた


「ん?あっ…そっか…風魔法は、魔力の濃度が薄いからあまりよく見えないんだよ…ちょっと待ってね」


魔女さんは魔力をいつもより多目に流す…すると何もなかった方の手に緑色の細かい刃物みたいなものが見えて来る


「あ!見えた!」


「風魔法はイメージで色々と、形状を変えられるからカインは一応これを見本でやってね」


「うん!」


説明を終えると杖を使わずにイメージに入る…カインはともかく珍しく今日は、エリスもまだ魔法を唱えられていない…


「う~ん…?」


「おかしいな…なかなか出てこない…やっぱり杖は使ってみよう…」


エリスは手で唱えるのを一旦止め杖を持つ


「……?ちょっとカイン、そのままでいて」


「どうしたの?魔女さん?」


魔女さんは地属性の魔法で土の塊を出す…その塊をカインの手の中に入れる…すると


スパッ!


土の塊がスライスチーズみたいに薄く綺麗に切れた…


「うわっ!凄ーい!」


「今回はカインが先だったね」


「僕エリスに勝った!」


カインは無邪気に喜ぶ…エリスはカインに負けたことが悔しいらしく杖を持って魔法を唱えようとする



ズズスズッ!



「うわあっ!」


いきなりカインの目の前に土が飛び出した…エリスはカインを見て、してやった…と言う顔をしているのをカインは見てしまった…


「魔女さん!僕も出来たよ!」


エリスはこっちを見て褒めろ褒めろと言う魔女目で見てくる


「おー、凄い…やっぱり二人は呑み込み早いね、教えるこっちも楽しくなるよ♪」


魔女さんは二人を見て笑う


「じゃあ次は中級魔法だね、炎や水と同じように大きくイメージする…そして呪文を唱える、エリスはクエイク、カインはそうだな…」


「どうしたの?」


「風魔法って雷も使える便利な魔法なんだ、どっちがいい?風と雷」


「雷!」


カインは笑いながら即答する


「そっか…じゃあ、カインはライトニングだね」


「うん、わかった!エリス、庭で練習しよ!」


「今度は、負けないよ?カイン」


二人は庭に出ていった


「うーん…」


大きく伸びをした魔女さんは立ち上がる


「時間も空いてるし…倉庫でも片付けるか…」


倉庫にむかい部屋に入る、あの時散らかしたまんまだったためかなり汚い…


「占い道具…これは昔お婆ちゃんが村で使ってた物だね」


それに前回見かけたドクロの何かの他にも、禍々しいオーラを放つお面も発見してしまった


「うん…やっぱり着けたら一生外れないね…」


ぶつぶつとまた独り言を言いながら片付けていると、水晶玉を持ち上げた


「これも確か占いで使ってた道具って言ってたな…」


懐かしげに水晶玉を見ていると、水晶玉が淡く光だした…


「えっ!?ちょっと!?」


いきなりの事にテンパっている魔女さん…それとは裏腹に水晶玉は何かを映し出した…


「これって……」


魔女さんは水晶玉に映し出される物をエリス達に呼ばれるまでずっと見ていた…



そろそろ変化を…!つけてみようかな…そろそろネタ切れ起こしそう(/\)

見てくださった方ありがとうございます!

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