化け物と人類の出会い
表現力ってあれか?天からの授け物か?
俺にも分けてくれてえーやん……
20xx年
とあるマンションで男の変死体が発見された。
その死体はへその上からは体が存在しなかった
その死んだ人の友人 その日、丁度悪く遊ぶ約束をしていた、
合鍵を渡される程の仲であり、今日も遊ぶのを楽しみにしていた
ガチャっ…
「あれ?鍵あいてる…篠山ー?勝手にあがっちまうぞー…?…篠山?」
十秒後 顔面蒼白 死んだ魚の目をした顔の友人は警察と救急車に電話をかけていた
その友人からの通報を受けた警察は直ぐ様現場に急行。
直ぐ様現場の指紋や犯人の証拠品などを探そうと準備をしてその変死体がある部屋に入る。
今日その係の担当はその道二十年のベテラン
その長い時間から様々な経験則をもって的確なアドバイスを繰り返してきた程だ
すでにに異変はもう感じていた
血の跡が一つも無いのである
誰でも分かる事だった
体の上半身を刃の物で切るとしたら相当な血が流れる。
骨もハンマーなどで砕き、砕片なども綺麗に片付けなければいけない、
無論拭き取るのは時間がかかる、それも相当な
しかし血を拭き取った形跡など一つもない
隠しているかも知れないが隠した形跡すらなう
他の場所で半分にしたのか?いやでもわざわざそんなことしないでも…思い付く事は色々あるが更に知恵を絞るための範囲を狭くしようと男の遺体に手をかける
そして男の遺体を調べようと死体に手をかけたベテランは体の動作が止まったのである
刹那、体中から冷や汗が吹き出た
様々な通報を受け、様々な死体を見てきた男。
今回はバラバラに何処かに捨てた、そう鷹を括ってたのである。
そのような時の事件の遺体の切断部分の跡は何度か見たことはある
今回のような出来立ての遺体は余りないが
しかし今回の遺体は違う
何者かに食いちぎられたような跡
しかも大昔に存在していた恐竜の大きさのサイズの歯の大きさで
どういう角度で食いつかれたかは分からないが
食いちぎられたような跡、というのは童子が見ても直ぐに分かるような鋸みたいな跡がついている
なんだこの咬み跡は!?
こんなのナイフで出来るわけない!!
しかし実際に目の前に遺体がある!
何者かか食べたのか!?
しかし現代にこんな化け物がいるのか!?
余りにも唐突で理解できないような事
そんな事が起きたら脳はパニックを起こすに決まってる、しかし長い経験から積んだメンタルから少しだけ意識を保てた
「みてみろー亀井、これ凄くねーか」
「ど、どうしたんですか西宮さん、そんな幼児見たいなしゃべり方_______って何ですかこれ!?」
「それが分かったらくろうしねーよ」
「な、何なんですかこの傷跡___って亀井さん!?亀井さん!?何でそんな今から向かいに行くよバーさん見たいな顔してるんですか!?生きてください!生きてください亀井さあぁぁぁぁん!!?」
本当にベテランなのかコイツ
その最中、後ろにいる男に二人は気づいてなかった
◆
死者三名の不可解な事件
この事件は日本全土に直ぐ様放映された
緊急速報、地震などを予知して先に注意を呼び掛けることで聞いたことがあるだろう
しかし今回の緊急速報は違った
緊急化け物速報
「大の大人が一口で食べられる大きさの化け物がいます、余り外にでず、安全になるまでなるべく家に待機してください」
なんだそのカンペ、そう思いながらアナウンサーは読んでいた
「とあるマンションの一室で人が食べられたような形跡で倒れており、そこの調査に行った二人の刑事までが同じような形跡で______」
飯や仕事、色々な人大中小、様々な人がテレビの速報を聞いて、その反応は冷めたものだった
それはそうだろう、人を一口で殺す者がが町中を歩いている。
そんなこと信じられるやつがいるなんてそうそういない
そんなのを聞いてビクビクするのは小学生や幼児だけだった。
しかし次の瞬間に大人たちも嫌でも化け物の存在を信じることになる
そのニュースを読んでいるアナウンサーの後ろに一人の男が歩いてアナウンサーの後ろに立った、 人々は放送事故か?それとも何かしらのドッキリか?
そう思った刹那、その男の口から掌まで亀裂が入った、服を着ているからテレビをみてる人も分刈らない、その時、スタッフやディレクターがその男の手をとり外に出そうとした
なにやってんだお前!?
どけ!放送中だぞ!!
何処からはいったんだおまえ!?取り敢えずそこどけ!!
そんな事をカメラの前でいったら駄目
心の中でだ
そして男を退かすために大の男三人で同時に同じ方向に引っ張った
しかし全く動かない
あれ…なんで…
スタッフやディレクターはそう思った
しかしその次の言葉を考えさせることを許さず
男は行動を始めた
動かない男 その男は 体を『開けた 」
それ以外に表現の仕様がない
今までそんなことがこの地球で人間か生きてきて体を真っ二つにするところなどみたときないからだ
その時の姿はまさしく化け物、それが今、全国放送で流れたのだ、いやこれCGだろ、生きている大人の人間は全人類そう思った
しかし化け物の存在を信じることになる
その男の上半身の前半分と後ろ半分が
アナウンサーに覆い被さる
グシャっ
そしてまた男はその『口』を開くと
さっきまでいた女子アナはこの世から消えたのだ
瞬間
スタジオ内に飛び散る悲鳴、叫び、
先ほどまで生きていたアナウンサーの下半身、滴り落ちてくる血、それを甘いハチミツのように舐める『口』からでてきた舌、
あまりの出来事に失神した人
貧血で倒れた人
小さなテレビ 大きなテレビ 様々なものからでも伝わる現場の恐怖、
それはどんなに豪華な俳優が本気の演技をして伝わる感動さえも軽々超越するものだった
次の日の1日 日本はその日 世界一静かな日になった