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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

転生したら王宮メイド長だったけど元がご飯作り好きのOLだったので王都にご飯屋さんを作りたいと思います

作者: 桜伊寝猫

初めまして!


最後まで読んでくれると幸いです!



ピピピピピピ♪

と無機質な機械音が部屋に響いた

「ん?あぁ」

「なんかいい夢見てた気がする...ふぁああ...」

まあいいか

と思いつつ部屋を出る


それよりも朝の楽しみを満喫しよう

それは―――

「いただきますっと」

朝ご飯でっす♪

さっき作った朝ご飯だ



翔宮 和樹(しょうみや かずき)の3分(15分)クッキング~♪


・まずT-f○Lの電気ポットで小鍋三分の二ぐらいのお湯を沸かします。(お湯が沸かせるならば何でもいい)

・次に豆腐、玉葱半分、をサイコロ切り 千切りにします。

・ここで小鍋にお湯、豆腐と玉葱を投入。

・最後に顆粒だしを小さじ一入れ、次に味噌(一般的お玉の約半分)をお玉に入れ菜箸などで(お湯の中で)混ぜます。

・ご飯は冷めたままでいいです。

・お茶を飲んで休みます

―10分後

・レタス、トマト、胡瓜でサラダを作ります。

かんせーです♪


「やはり朝ご飯は味噌汁とご飯に限る!」

この冷めて硬くなったご飯に作り立て熱々の味噌汁は控えめに言って...神!何故かわ知らんけど

こう...なんていうのかな?冷めたご飯が味噌汁によってパラパラホロホロになるという感じかな?

美味い!としか言えない私が憎い!


諸説によると、昔から茶漬けに使うご飯は冷めたものとされていたらしい


「納豆は邪道じゃい!」(個人の意見です)

「朝からパンを食べる人は(ギルディ)だな」(個人の意見です)

「うむ、サラダにドレッシングは犯罪じゃの」(個人の意見です)


うむ、レタスと胡瓜を食べた後トマトの甘酸っぱさときたらもう!...さいっこう!

なんかこう...こう...まあいっか!...あれ?今何時?

時間が気になったので時計を見る


「―――っ!やっばっ!7時半!ち、遅刻!」

私は慌てて身支度をした

「GO~~っ!」

あぁ...毎日こんな生活でいいのか?

いっか!ご飯食べられるし


―――1時間後


「貴女...くび、今日までお疲れ、もう帰っていいよ」

「はい?えっ!何でですか!」

「はぁ...いわないとわからない?」

と言われて私は首を横に振る


「...だって貴女毎日遅刻してくるじゃない、あろうことか他の先輩方よりも早く定時で帰るし」

「えっ?それだけ?....」

「なに?文句でもあるの?」

「はい!ありますよ!」

女性社長の肩を掴んだ


「あっそ、じゃあね」

手を強くはらわれた

「...痛い、う、うえええん」

社長室で少し泣いた


「...帰ろ」

駅まで歩く

「あっ...もう電車来ない...どうしよう」

「歩いていくか」

少し歩いた

ふとある看板に目にとまった


「居酒屋...お酒飲まなきゃやってられん!」

「らっしゃい!」

「おう大将今日もやってんね!」

「おうよ!」

カウンター席の真中に座る


「生ビール、ジョッキで、後は枝豆、冷奴、柿ピーで」

「おっ!嬢ちゃん通だね」

「えぇ...今日は飲まなきゃやっていけないんですよ!」

「そうかいそうかい...っとおまちぃー!」

ダァーン!

「ゴクッゴクッ、ぷはぁーっ!美味い!」

あっという間に飲み干してしまった


「焼酎追加でぇ~勿論!熱燗!」

「はいよ!」

はっ!しまった!いつもみたいに感想とか言わなかった!ば、挽回しないと!


「この本来辛いはずの塩が枝豆によって、うま塩に進化し、味が無い(酒を飲んでいるからの錯覚)この豆腐に鰹節+ポン酢+生姜+小葱の相性がすごく良い!編み出した人天才だな!柿ピー...これは古来よぉ―――」

「嬢ちゃん...つらいことあったんだろ?この俺が聞いてやんよ」

店主が後ろを向いたまま、話かけてくれた


「おっおやじっ!」

いつもの親父の背がおっきく見えるよ!

「じつはぁ~っ!ふぇっ」


―――1時間後っ!


「ありやとやしたぁーっ!」

「ふぇっ!あぁ...明日からどうすればいいんだろう」

私はフラフラな足取りで近くの公園まで歩いてベンチに座った

「もう...嫌だ、最悪だ...こんなんならぁ...スヤァZZZ」

最初から...やり直したい.....


『フフッ♪面白そうだし、ぼくが手伝ってあげる!』





☆☆☆☆☆


《確認しました。これよりインストールを開始します。》







『起きて、起きて!』

「うー...後3年~」

『起・き・て!』

「ふにゃぁ?...朝かって、ええええええええええ⁉」

私の目前に広がる光景は窓際にあるシングルサイズのベット、二人用のソファー、の前に小さめの低い机、茶色くてどこか外国の物に見える大きめのタンス、ベットの前にキッチン、三口コンロ、蛇口、謎の箱、ナイフやキッチングッズ、タオル、棚の横には勉強机


「なっ!何ここっ!...どこっ⁉」

キョロキョロ

「広っ!カーペット赤っ!がっ外国⁉」

まさかな...もしかして公園で寝てたら雨が降ってそこが海になって外国まで漂流してお金持ちに救われた...は、さすがにないか...にしても...ここどこっ⁉


「この部屋...探索するか」

私はベットから離れて置手紙が置いてそうな勉強机を見に行く

「なっ!何これ...読めない」


《確認しました。スキル【大賢者I】確認しました。

それにより、多種言語が全て理解できます。》


「おっ、何か読める!えっと...下級...魔導書⁉」

まっ魔導書って!何ここ魔法使えるの⁉それともここに住んでる子供の嫌がらせ⁉


「嫌がらせだろ...こっ今度はタンス...」

ガチャススス

「えっ?何これ可愛いメイド服?」

は?なに?助けた代わりにメイドして?って事?何それやべぇー奴じゃん!

もしかして変態?変態なの⁉とと、ちょっとまて、そもそも助けてもらったかも分かんないんだし


「キッチン見よ、お腹すいたし」

ん?棚だ...先に棚見ようかな


ガチャ

「うっわ!何これ寒っ!」

冷蔵庫?外見棚の?何それ売れんの?

「おぉ!料理だ!...食べていいのかな?でもおいしそうだし...」

ん~これ凍ってる...電子レンジないかな?


「この箱?あっ開いた、中にセットっ!」

...ボタンねーや

これをどう使えと?


「ん?何か丸い模様があるな...これか?...えいっ」

何か光りだした!なになに!爆弾⁉爆弾なの⁉

...や、ちょっと待て、模様だけ光ってるぞ...えっ?なにこの模様...

転生系アニメでよく見る魔法陣に似てるぅー

凄いねぇーここまで手の込んだいたずらは初めてだよぉー(怒

...にしても、電子レンジじゃない?じゃあなんだこれ


《確認しました。スキル【大賢者II】進化しました。

それにより、魔法(下級)を全て習得しました、

次にスキル【解析鑑定】を獲得しました。》


「ん?何だ?文字が浮かび上がって...(シャルール)?」

すると箱の中がほんのり薄く赤く光りだした

「おっ急に出来た...にしてもシャルールってなんだ?」

箱の中と模様がさっきよりも赤くなった


「え?なに?なんで?シャルールって言ったらさらに赤くぅ―――」

するとまたさっきよりも赤く濃くなった

「え?ちょっ、タンマタンマ!シャルール!シャルールゥー!」

するとまた色が変わり、赤というか赤焦茶(あかこげちゃ)色になった


「えぇー!!ちょっ!待って!待ってってばぁー!!!シャルールゥ~!」

すると

ドォオオオオオオン!!!

『何だ!!?何の音!!?(×100万)』

「ゲホゲホッ!うわぁ...やっちゃった...」


なんということでしょう...先程まで外国感溢れる素敵な部屋が匠の手によって一面真っ黒に...

カーペットは所々破け、家具は辺りに散乱し、私の髪がクルクルに...

言っとるばぁいかぁああああああ!!!

やばい本格的にやばい!どうしようやばい!えぇい!こんな時は、秘技!寝たふりっ!

急いでベットにダイブ、布団を被って、はいかんせー!

バァン!

「何があったのですか!」

誰かがドアを荒々しく開けて中に入ってきた


「メイド長!どうなされたのですか!?」

メイド長?誰のことだ?

「メイド長!起きて下さい!」

と、その誰かが私を揺さぶってきた


わっ私の事⁉...いったんこの人に合わせてみよう...

えぇーまず起きてこの現状(自分でやった)に驚けばいいのね...


「ウッウゥウン...ドウシタノ?(棒)」

わっ!凄く棒読みになっちゃった...えぇい!そのまま突き通すのが私よ!


「メイド長!今すぐここから離れてください!」

「エ?ナンデ...ッテエエエエエエ!?ナニコレ!(棒)」

「早く!」

女の人に腕をつかまれて出るのをせかされた

「エッエエ...(棒)」

私は彼女(メイドA)と一緒に廊下へと出た


「今火を消しますね!2人は離れていてください!」

「お願いします!」

えー...何か話が進んでるけど...誰?この人達...


「さっきの音はなんなんですかぁ⁉(×100万)」

うわぁ...うん、ここで使う言葉が...人がゴミのようだ!...だな。

ここまでピッタリ合う場面なかなかないよ、逆に凄いな


《確認しました。インストールが完了しました。

 これより情報提供します。》


あれ?何だかフラフラするぅ...


バタッ


赤いカーペットの上に倒れてしまった


「メイド長っ!大変!お医者様をお呼びして!」

(メイドA)

「わっ私が呼んでまいります!」

(メイドB)


「わたザザッ ...来ましザザザッ ...ザァ―――」




ピッ


ゴロン


『さぁーて...これからどんな面白い事が起こるのかなっ♪』































少しでも、


「面白そう!」


「続きが気になる!」




と思っていただけましたら、


広告の下にある【☆☆☆☆☆】を、




【★★★★★】にしてポイントを入れてくださると嬉しいです!






面白いっ!っと思ったら感想や一言、気になる点を書いて下さると嬉しいです!




好評でしたら連載版も出します!

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異世界で最強魔術師になっていた妹に召喚された兄  ~異世界転生・召喚した兄妹最強すぎてヤバい!!本気出さずに星壊せるとか聞いてない!!                                                                                                                                               転生したら創造神だったけど世界が安定して来てやることがないので仲間の神達とゆったりスローライフする ~1億年前に世界任されたけど今はすることがない…よし自分で作った世界で、スローライフしよう 
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