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その翼を知るモノよ  作者: 平々凡々
始まりの街
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第五話

「全く…。昨日の今日で出歩くなんて思わなかったよ…」

「お姫様の許可は貰ったけど?」

 子供たちからの聞き込み中の俺をそう言って探しに来たリタ。ため息をつきながら俺に近付いてくるのは止めてほしい、まるで俺が問題児のようだ。

「それはそうだけど、僕たちの苦労も理解して。姫様は良くてもオルヴァ様や一部の兵士は、まだ君の事を疑ってるんだ」

「お前は?」

「どちらかといえば疑う側」

「正直な君に干し肉を一枚やろう」

「ありがと」

 干し肉を受け取るリタはこの領地を守護する騎士、通称<三騎士>の一人だという。まぁこの呼び名、領民が勝手に付けただけで、自ら名乗った事は一度もないらしい。

 ハーヴェン家を始め、この領地には騎士爵位を持つ三家が存在する。ラ・グラージュ神聖帝国の皇帝が認めた家に鉄機兵と共に下賜されるというこの称号は世襲制らしい。まぁ、リタたちの先代と共に鉄機兵は失われ、各々が指揮していた部隊は壊滅状態らしいから、もう騎士という称号しか残っていないとも言える。干し肉を啄む隣の少女が親から受け継いだ数少ない資産というわけだ。

 実力も高いらしく、更にリタを含め全員が若い女性。領民からの人気は当然高い。また、先代が生きていた頃は婚約などの話も進んでいたという。実際一人は既婚だと聞いた。詳しくは知らないけど。

 俺は崩壊戦争というのを話でしか知らない。だが多くの領地が滅ぼされ国が滅びかけたという話やフォッセルの現状を見るだけで、かなりおっかない戦争だったのは理解出来た。

「僕たちがもっと強ければ、あの子たちは笑えるのかな…」

「部外者の俺が判断出来ることじゃないね」

「それもそうだね」

 俺の素っ気ない回答を聞いて苦笑するこの少女。出会ったのは昨日だが、何となくこうして話す事が多い。元々が世話焼きな性格なのか、マシロの服として自らのお古を提供してくれた。感謝している。先程の干し肉はそんな気持ちも微塵レベルで混入している。

 リタを始め三騎士がいかに優秀だとしても、結局は個人だ。この領地全域を護るには圧倒的に足りない。リタが悩んでも無意味だ。俺はそう思う。

「…慰めはいらないからね?」

「俺ってそんな顔に出てる?」

 どうやら俺の思考が読めるらしい。怖い。

 まぁ俺だって、誰彼構わず心配する程お人好しじゃないし、知らない人間を助けたいと思うほど馬鹿じゃない。何かしらの利益があれば別だけど、そもそもこの世界では、何が利益なのか正常に判断出来ない。ここが一番怖いところだ。泥沼にはまってしまう可能性がある。

 今回の一件で、俺はこの世界のちょっとした情報と姫様からの信頼を得たかもしれない。ちょっとした謝礼も貰えるなどの良いこともあった。今の所は良い事尽くし。問題はこの後。

「で、俺を探していたのは変な行動をしていないのかって警戒のため? それとも別件?」

「あ、うん。その二択で言えば後者かな」

「面倒事?」

「ん~、正直に言うね? 面倒事の部類だと思う。少なくとも部外者である君にとっては」

 ああほらこういう事になる。リタはこうして正直に伝えてくれるからまだ良いが、何も話さず人を巻き込む人間も多い。こういう“絶望的な状況”なら尚更。

 俺の顔色が悪くなっていくのを見てリタは笑う。何笑ってんだ俺にとっては笑い事じゃないんだぞ。

「詳しくは今から行く屋敷で姫様に。僕やアミィ、それにエマも一緒だよ」

「うっわ三騎士勢揃い。絶対面倒な事だ…」

「だからそう言ったじゃないか。マシロちゃんは…どうしよう、同席させる?」

「…状況次第」

「りょーかい。じゃあ行こうか」

 リタは笑顔で俺の腕に抱きつき歩き始めた。

 傍目からはいい思いをしていると思うだろう?

 実際はもう、逃げたい気分だからね?

 リタさん、さっきから凄い力で俺の腕に抱きついてるからね?


▽ ▽ ▽ ▽ ▽


 昨日から何度か来ている領主の屋敷は、街の中心部にある。

 街の作りとして、中央部に領主を始めとした有力な家、その外縁に住民区、更にその外縁に兵士たちの詰め所や練兵場、馬小屋などが配置されているという。俺はまだ住民区をウロウロした程度なので、外縁部は最初に入れられた牢屋のある詰め所しか知らない。

 ちなみに、兵士や鉄機兵の装備を作っている工房も外縁部にあるという。最近は新たな装備の発注がないので、大工の代わりのような商売をしているとか。

 領主の屋敷は、やはりそれなりに広い。だがリタの話では、帝都の貴族に比べればかなり質素だという。確か伯爵位だと言っていたが、今の俺にはピンとこない。この辺りもしっかり覚えておかないと。

 だがこの屋敷、実は地下がかなり広い。昨日少しだけ見たが、まるでシェルターだった。今この領地の住民が何とか食いつないでいるのは、どうもこの地下に備蓄していた食料のおかげだったとか何とか。

 そんな屋敷の一階にある広間に、俺は連行されていた。連行って言葉で正しいと思う。

 この部屋は広間としても機能するが、軍議にも使われるらしい。周辺の地図も多く保管されている。実際、部屋の中心にある大きなテーブルには、その地図の一枚が開かれている。このフォッセルを中心とした地図のようだった。俺が荷馬車で拾った地図の内容もこれには含まれている、見覚えのある地形がちらほらと。

 何故俺がそんなに地図をガン見しているのかって?

 すっごい気まずい空気がこの部屋を支配しているからだよ。

「…………」

 オルヴァ・ロー。さっきからめちゃくちゃ俺を睨んでいる白髪爺さんの名前。この領地に残った数少ない家臣だという。いや、家臣という枠組みに騎士の三人を入れないのであれば、もうこの爺さんだけだ。

 そんな爺さんは、昨日からこの調子である。いや分かる、記憶喪失で身元不明の二人組、そんなどこの馬の骨かも分からない輩を領地、果ては屋敷にまで入れている。警戒するなという方が無理だ。

 いや、あの姫様は警戒しているのか分からんけど。

「オルヴァ様、姫様たちはまだ?」

「ああ、例の家に向かわれている。二人は護衛だ」

 どうやら姫様は出掛けているらしい。人を呼んでおいて、と思ったが、まぁ仕方ない。多分例の家というのは、俺が拾った認識票の持ち主の家だ。なんでも妻子が待っていたらしい。

 こうした事が、この領地では多くあったという。数万の兵士が死んだのだから、それも当然だろう。その事実を受け入れられる者もいれば、受け入れられず壊れる者もいる。そんな事は覚えている。

 なんだろう、戦争に対する知識はそれなりなのだろうか。そうなると、俺もそういった軍人だったのだろうか。俺が強化されたのはノウウィングに乗る為――だった気がするが、実は自信がない。実際、俺は戦い慣れていた。対人戦闘の経験がある。

 まぁ今はいいか。この辺り適当に考えよう。分からん事は後々思い出せばいいし、思い出せないなら今ある記憶だけで何とかするしかない。

「失礼する」

「あらあら、私たちが遅れちゃったのね~。ごめんなさい~」

 そんな嫌な空気が支配する部屋の扉が開き、二人の女性が入ってきた。

ブロンズの長髪を後頭部で束ねたポニーテール、髪よりも濃い同色の瞳。それに鋭い眼光。やや背の高いスラリとした体型。三騎士の筆頭<アミィ・リスタス>。

 やや暗い赤色の長髪と鮮やかな赤の双眸、穏やかな口調と表情。リタとアミィの中間に位置する身長にやや不釣り合いな豊満な胸部を誇る三騎士の一人、<エマ・ゼオーリス>。

 それから――。

「申し訳ありません! お呼び立てした私が遅れてしまって!」

 最後に入ってきたシェフィーナ。少し呼吸が荒れている。先程少し物音がしたので、おそらく一度着替えてきたのだろう。外に出た後だ、汚れる事もある。貴族の風習かもしれないけど。

「姫様」

「あっ…」

 そんな姿を下の者に晒すな、と言わんばかりのオルヴァの視線で、シェフィーナはやや萎縮し姿勢を正す。

 二年で領主としての貫禄を完全に教え込む事は出来なかったらしい。まぁ、年相応って事で良いと思う。俺は完璧超人よりも、この娘みたいな方が人間味があって好ましい。

「はしたない姿をお見せしました…」

「いえ、俺ははしたない姿の方が好みです」

「は?」

「ん?」

「え?」

「なんでもないです」

 上からアミィ、オルヴァ、シェフィーナの疑問符。つい言葉に出てしまった。ていうか言葉のチョイスも間違えた気がする。アミィなんて腰の剣に手を伸ばしちゃってるし。リタは俺の事を早くも理解してきたのか、ため息つきながら頭抱えてる。どうした頭痛か?

 痛い。無言で尻を抓るのは止めてほしい。

「男の子ですもの、そういう好みもあるわよね~」

 エマはそう言って笑う。既婚者の余裕だろうか。なんだか子供扱いされている気がする。俺は年齢を二十二歳としているから同い年という事になるのだが。

「でも、今は話を進めましょうか~。オルヴァ様もほら、そんな怖い顔しないで~?」

「……分かっとる」

「アミィちゃん、この人“一応”お客様だから~」

「……承知している」

 なんだか言葉に微妙な棘を感じるが、しっかり仲裁してくれる辺り三騎士の最年長。ちなみに既婚者というのはエマの事だ。

 こんなやり取りをしていると、マシロが部屋に扉を少しだけ開いて入り、俺の下に小走りしてきた。来ている服はかつてリタが来ていたお古だと聞いたが…。フリフリが付いていて少女らしい。え、想像すると似合わなくない?

「僕だって怒る時は怒るよ?」

「ごめんなさいそして服をくれてありがとうございます」

「よろしい」

 おかしい…。俺はクールでポーカーフェイスの筈。何故こうも思考が読まれてしまうのか。リタって何か特殊な能力でも持っているのではなかろうか。

 ふと右手に温かいものが当たる。マシロが俺の右手を両手で掴んでいる。感想でも求めているのだろうか?

「良いじゃん」

「…………」

 褒めたら手を離して、今度は俺の後ろに隠れていく。なんだこの小動物可愛いかよ。いや世間一般からして美少女に分類されるとは思うけど。

でも何故だか俺はこいつにこういう言葉を投げかけ慣れている気がする。相棒だってのは覚えてるが、なんでだろう。仕事上の付き合いだけじゃなかったのか?

「え~っと…。で、では、話を進めさせて頂いても?」

「ああ、どうぞ」

 シェフィーナが周囲の空気に気圧されつつ話を進める。その翡翠色の瞳が俺に向き直り、オルヴァや三騎士がテーブルにある地図へと視線を向ける。

 どうやらこの地図と関係のある事らしい。

「カガリ様。昨日のお話では、荷馬車を見つけた時にシルバーボアと接触した…そうでしたね?」

「ああ。この地図でいうと…スケールが違うかもしれないが、おそらくこの辺りだ。それからその道中…ここと、この辺り」

 俺はさっさと話を進めたいので、シェフィーナの質問に答えつつ追加情報を提示していく。地図の縮尺がイマイチ分からないので、憶測込みの回答。だが、指標としては十分な筈だ。

「それから昨日も話したが、死んでいた兵士の近くにあったのは四足歩行でシルバーボアよりも小型の魔物の死体。一見狼のようにも見えた。それが五匹分。位置はここ、最初にシルバーボアと接触した場所だ」

 アミィがそれを聞きながら、赤く小さな板を地図上に置いていく。魔物の出現位置を視覚的に明確化させているのだろう。

「これでいいか?」

「はい。ありがとうございます」

 俺が一方的に回答してしまったが、欲しかった情報で合っていたらしい。もう帰りたいと思うが、そもそも俺はこの屋敷に下宿させて貰っている身なのでそもそも帰るとかない。辛い。

「……やはり、近付いてきています。昨夜の目撃情報は正しいのかもしれません」

 オルヴァは険しい表情でシェフィーナに告げる。地図にアミィが更に青い板を置いていく。まるで街を取り囲むような配置で。

 この時点で色々と察した。凄い面倒事だった。

 この街が魔物に方位されつつある。それもほぼ全方位。

「アミィちゃん、私の所にはまだ詳細な情報が届いていなかったのだけれど、目撃された魔獣の形状は~?」

「報告では四足獣。ただ、二足歩行していた、という目撃例もある。今朝周辺の森を調べたが、四足獣の足跡は確認出来た。大きさからして、ウォーウルフ。数はおおよそ四十匹分」

 ウォーウルフ。名前と説明の状況から、あの兵士の周辺に散乱していた魔物の事だろう。リタの顔が少し険しくなる。

「二足歩行の正体は?」

「ウォーウルフを手懐けたゴブリンの可能性がある。痕跡を見つけられなかったから、私の想像になるが」

 リタの質問にアミィが答えていく。アミィは今朝偵察に出たようだ。昨日の夜も周辺警戒だと偵察に出たらしい。よく働く娘だ。

「ゴブリン…。半年前までは目撃例など無かったのだがな」

 オルヴァがそう愚痴を零す。ゴブリンとやらの生態はよく知らないが、聞いた感じでは二足歩行の魔物らしい。魔物は四足型だけなのかと思っていたが、そういうわけでもないようだ。

「ええ、ゴブリンの群れが目撃されていたのはもっと東方です。姉様が討伐任務に赴いた時は、商団を襲っていたと聞いています」

 シェフィーナもゴブリンの存在は知っているらしい。商団を狙う? という事はそれなりの知識はあるのか。それにウォーウルフを配下にしているらしい。二足歩行の魔物が四足歩行の魔物を、と聞くと、騎乗しているのだろうと推測出来る。そうなると怖いのは機動性の高さ、展開力の高さ。

 あの兵士が戦ったウォーウルフは、もしかしたら斥候だったのかもしれない。それを撃退したのは牽制になったか、それとも挑発となったのか。

「…よし分かった、もういい。俺への本題を言え」

 なんかもう考えるのが面倒になったので、俺はつい言葉を口にしてしまう。情報だけ聞きたかった、というのなら、既にこの部屋から出されていた可能性が高い。こんな情報、外部の人間にほいほい聞かせて良いものではない。

「言葉を慎め、小僧」

 オルヴァが鋭い視線と低い声を俺に向けるが、それを見ない。見ているのはシェフィーナだった。彼女もこちらを見ているが、おそらく罪悪感はあるのだろう、申し訳なさそうな顔をしている。

「…ねえカガリ、この状況、もう分かってるって事でいい?」

 俺の隣に立つリタが、真剣な顔でそう告げた。頷く。それを確認し、リタはシェフィーナに向き直った。

「シェフィーナ様。僕は彼にも、この話に入ってもらうべきだと思います。彼は失礼だし短絡的な面もあるけど、悪人ではないと思います」

「根拠は?」

「僕の感」

 アミィが横から口を出す。正直、この中で俺とマシロに疑いを持っていない人間など居ない。誰もが俺を警戒する。

 そんな中で、リタは自分の直感を信じていた。なんだろう、なんか気恥ずかしい。まぁいいや、話が進むなら。でも感ってどうなんだ、大丈夫か。

「これでリタちゃんの感って結構当たるのよね~」

 え、そうなの? ちょっとびっくりしてリタを見たらこっちに笑顔を向けてきた。自信あり、という事なのか、それとも「裏切らないでね」と釘を刺しているのか。後者な気がしてきた。

「…正直、私はこの男を好かん。責任感の欠片もない。発言も軽い。何よりだらしない」

 ひっどい評価。多分間違ってないけど。

「だが、シルバーボアを狩れるのであれば戦力にはなるだろう。この状況、戦力は多い方がいい」

「ちなみに俺、シルバーボアがどの程度の脅威なのか知らないんだけど?」

「ウォーウルフより強い。私なら一刀で斬り伏せるが」

「あ、はい」

 まぁ出会って一日だしね! リタがイレギュラーなだけだよね! みんな冷たいなぁ!

「私はリタちゃんに賛成派かな~。理由は色々あるけど、私たちじゃ手が足りないっていうのは分かりきってるし~」

 エマは随分とあっさり。現実を見ての判断、という事だろうか。色々な理由ってのが気になるけど。

 ていうか、俺がもう期待通りの回答をするって決めつけてるなこいつら。

「…カガリ様。おそらく今夜、魔物の襲撃があります。その戦闘に、参加して頂けませんか?」

 ようやくその言葉が出てきた。随分と回り道した気がするが、これでも短縮出来たと思っている。下手したらまだ軍議だけが進んでいたかもしれないし。

 でもさ、さっきの会話の内容からして、こいつら、俺がもう既に自分たちの望んだ回答をするって思ってるな? そうは問屋が卸さない。俺はクールで冷静な男、リスクは避ける。

 なのに、脳裏にあの子供たちの姿がチラチラと。

「報酬は?」

「…それは…あの…」

「……食料と衣服、あとこの街に居る間の寝床」

「え?」

「俺は体質的にすぐ腹が減る。だから他の住民にしわ寄せが行かない程度の食料をくれると助かる。あと服は単純に手持ちがないから。そして野宿は避けたい。これでどうだ?」

 ああああやっちまった! グッバイ俺のノーリスクな今夜の快適な睡眠時間!

 だがよく考えるんだ。ここで魔物がこの街を襲えば、俺への被害もあるんだ。それを阻止するためだ。そうなんだ。

 脳裏の俺とシェフィーナたちと会話する俺の姿が真逆すぎるが、気にしないでもらいたい。

「それから爺さん。俺らはどちらにせよ数日中にこの街を出るから安心してくれ。余計な波風は立てない。もう立ってる分は、この作戦に参加することでチャラだ」

「……随分と高く強い波風だな」

「そう言うなって。気にし過ぎは身体に悪いぞ」

「貴様が言うか」

 そう返してくるオルヴァのため息は重く深いものだったが、最後はシェフィーナに向かって頷いていた。背に腹は代えられない、という事なのだろう。

「分かりました。その報酬、必ずお支払い致します」

 そう言うシェフィーナは、深々と俺に頭を下げた。

 ここからはもう引き下がれない。であれば。

 やるべき事をして、さっさと報酬をもらう。

 それだけだ。

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