異世界での初めての食事
ギルドについたときには、もう周りは暗くなってきていた。
「夜は酒場のところが昼よりも断然にぎわってますね!」
ギルド内は昼間よりもガヤガヤとしていた。
「まぁ昼と違って酒飲んだりする奴らも多いからな。ま、昼でも酒飲むやつはいてるがそれでも昼よりかは多いさ。」
等と言いながら俺たちは空いている席に座り、少しすると注文を取りにきたウェイトレスにガルが
「酒と今日のオススメ定食を二つくれ・・・頼んでから聞くのもあれだが同じのでいいよな?今日は奢るぜ」
注文し終えウェイトレスが去ってから言われてもなぁ、まぁ何がでてくるかわからんからいいんだけどな!
「ゴチっす、何が美味しいかわからんから助かります」
さ~てなにが出てくるかな・・・
「今日行ったとこ以外にも店は色々あるし、そこら辺は自分で散策でもしてくれや」
「そうですね、今日はありがとうございました。ほんと助かりました、二人の方と知り合いになれましたし、1人でフラフラしてるより有意義な1日になりましたよ」
絶対1人やとこんなに人脈はできなかっただろうしな。
そうこう話をしてる間に料理と酒が並べられてきたぞ
「よし!料理もきたし飯くおーや!」
出された酒に手を出しながらそう言った。
見た感じ酒はビールみたいな見た目をして、それでいてぬるい・・・一口飲んでみると
(・・・味はビールより爽やかで意外と飲みやすいな、これで冷えてたら良かったんだけどな)などと心の中で思ってると・・
「ッぷはぁ、やっぱ1日の終わりは酒のまねぇとな!どうだ?うめぇだろ、酒も色々種類があるけどよこれが一番飲みやすくて好きなんだわ!」
ほ~酒は他にも色々種類あるのね、ここらですんだりするのに慣れてきたら自分でもつくってみたいな。
さて出された料理の方は、ステーキにパンにスープだった。まぁなんの肉かはわからんけどな!
「これはオーク肉のステーキだな、本体の見た目は汚いけど肉はうまいんだよなコイツ」
オーク肉かぁ、流石ファンタジーの世界!まぁ美味しけりゃいいや、一口食ってみたらこれがまた意外とうまかったのであった。まぁパンは少し硬くて、スープは薄かったがな・・食料事情も何とかなりそうかなぁ。
・・・その後食べ終えた後
「ふぅ~食ったなぁ、いまからどうすんだ?俺はここで仲間と待ち合わせてるからここにいてるけど、よかったら紹介するぜ」
それもいいけど飯食って休憩したら、疲れが一気にきたからも寝るつもりだった。
「悪いけど疲れてるからもう部屋行って休ませてもらうよ」
「ん、そうか、ならまた今度会った時にでも紹介するわ!それじゃな!」
そういい貸してもらった部屋へと足を運んだのであった。
・室内
「ふ~~今日はマジで疲れたな、これでも謎に転移してからまだ1日しかたってないんだよなぁ・・・まぁ優しそうな人には出会えたし良い1日だったな。日本と同じと思っちゃダメだ、そこら辺は変えていかないとな。考えてたら眠たくなってきたし寝よ・・」
これからこの世界で生きていくには頑張らねばならない彼にとって、知り合いができたのは幸運だったのだろう。
・・ギルドのとある一室・・
コンコンッ・・と扉をノックする音がする
「どうぞ」
扉を開けて入ってきたのはガルであった。
「こんな時間に呼び出して悪いね」
男は片手を上げながら軽い調子で話してきた。
「いえ、重要な話があるとか言われて呼び出されたら来ないわけにもいきませんですし、タイミング的におそらくユウのことですよね。それに何の意味もなく呼び出すとはおもえませんから」
そう今日半日一緒にいて話をしていたこの男の話を聞きたいのだった。
「さっすが当ギルドのホープ!!そこまでわかってるなら話は早いよ、半日一緒にいてどう思った?」
そう言って笑いながらも目が鋭くなった。嘘とかは見透かされそうな感じがする。
「そうですね、悪い人間ではなさそうですね。ただ物をあまりにも知らないってのが気にはなりますけど問題のある人物には見えませんでしたよ」
正直にそう思ったのであった
「まぁ詳しく聞きたいなら本人に直接聞くのが一番なんじゃないですかね?ギルマスなんだから今みたいに部屋に呼び出して聞いたらどこかにもれる心配もないでしょう?」
この男はこの街のギルドマスターだったのだ。その立場ゆえに得体のしれない人物を警戒するのは当然といえるだろう。
「そうか、貴重なことが聞けて助かったよ。そうだね近いうちにここに呼んで話をするよ。今日はありがとう、もう下がってくれていいよ」
「失礼します」
部屋を後にした。
「ん~明日の日中は依頼を受けに行くだろうから、帰ってきたときにでもここに通すように言っておくかな」
知らずのうちにギルマスとの面会が決められていたのであった。
そして夜は更けていく・・・
ギルドマスター登場!