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オッサンの錬金魔術  作者: 梅雨川
16/16

新人

翌日


シャルとレイは結局の自分の家に帰れたようで、嬉しそうな顔をしていた。

村長に、何やら頼んでいたので、きっと、言伝だと思う。


そして二日目

朝、4基のヘリが並んでいた。

皆はすでに乗せており、後は離陸するだけなのだが、


「シャルよ、その荷物はなんだ?」


俺は、シャルとレイの背中に担がれている袋を見て、そう言う。


「何って、生活必需品ですよ?」


「いやいや、何故それを?」


「だって、私達、あそこの屋敷に住むんですもの」


さも当然の事のように言われ、ちょっとした眩暈がする。


「いやいや、そんな話は聞いていないぞ?」


そもそも、彼女たちを家に置いているのは、一時しのぎでいつかわ出て行くものだと思ったからだ。

レイラ、アリスを学園に入れたかったのも、全寮制故に、シャルたちが自由に動けるようにするためだ。

まあ、別にいてもかまわないのだが。

想定外のことに関して、人間はとっさの対応ができないようだ。


「…いいだろう」


と言うことで、次にダークエルフのところへ向かう。

他の三機のヘリには先に帰っているように頼み、屋敷での食事は自由にとっていいと事付けて、ダークエルフの里に行く。


ダークエルフは、エルフと反対側の森に降り、住み方もエルフと違い、地上に家を建て、開拓していた、


例によって、エルフであるレイラとシャルはヘリから出てこなかった。

そこで一日滞在し、次の日に出て行く。


これまたの荷物を持って来たので、シャルたちだけ許可を出すわけにもいかず、イエスと答えてしまった。

この連中は、そんなにあの屋敷が気に入ったのだろうか?


疑問に思いながら岐路に付く。


~~~~~~~~~~

帰ってきて、気づいたことがある。


屋敷まで減り出来たらばれるじゃん。

と思ったら、夜中だったので近隣に気づかれづに帰ってきたそうだ。


そして、一夜明け、俺hあ全員の前に立つ。


「さて、諸君は、この国で働くにせよ住むにせよ、身分証明書が必要だ。王国でも通用する証明書を持っている奴はいるか?」


誰の手も挙がらない。

一応、王国内で身分証明書がなくとも、大丈夫なのだが、念のためにもって億必要があるだろう。

ちなみに、これはちょっとした疑問なのだが、戸籍などを取らずにどうやって犯罪者の身元や、結婚などの契約を行っているのだろうか?これにも契約魔法を使っているのか、まあ、分からないことはわからない。


「だと思ったよ。とりあえず、詰所に行って、一人筒戸籍を貰ってこい。金ならある。以上、解散」


そう言って、俺は食事をとりに行くのだった。

他の面子は、金を渡したら、詰所い行くと言っていた。


やれやれ、住人が増えると、どうにも疲れる。



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