表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/33

『第二のバベルの塔』 『祈り』 『意地っ張り』

『第二のバベルの塔』


「再び我々は天上を目指す」

人類は雲の上まで達する巨大な塔を建てた。第二のバベルの塔だ。

神は怒り塔を破壊して人々の言葉を互いに通じなくした。

しかし自動翻訳機があったので誰も困らなかった。

「神が我々の邪魔をするなら、神を廃止しよう」

人類は宗教を捨てた。

神は失業した。



『祈り』


科学技術が発達した現代でお祈りとか馬鹿馬鹿しいと思うでしょ。

でも現場では実験がうまくいくようにと祈ることはしょっちゅうです。

矛盾してる?

科学も宗教も元々は「この世の理」を見出す試みです。

この世は不条理で不確実なものなので人は祈り続けるでしょう。

そして「神」も生き続ける。



『意地っ張り』


なんで好きなのに別れたのかって?

嫌いになりたくないからよ

近すぎると相手のイヤなところが見えてくるじゃん

だからお互い好きなうちに別れたの

えっ、おかしい?

そうかな

彼は納得してるかって?

さあ、知らない

私は私、彼は彼

私はわがままだからホッとしてるんじゃないかな

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ