なんでもかんでもペナルティなの?ペナルティって何?
『我が国では、試験的に1年間の間は、、、ペナルティ方式を取ります!』
ある日突然! テレビでや新聞やネットで知らされる!
ペナルティ方式とは、、、なにか人に迷惑をかける事や傷付ける事などなど。
1回につき、黒服の男が何処とも無く現れ、消えないスタンプを体の何処かに
押され何処とも無く立ち去って行く。
そのスタンプが、10個たまると黒服の男たちがその人を何処かに連れていく。
連れていかれた人は、もう帰って来れないと言う噂まで流れている。
これは既に、、、! 【都市伝説】なのだが、、、。
連れていかれた人たちは、、、何処か人が来ないような山奥に連れて行かれて
厳しい訓練を受けるとか、、、?
何処かの国に、送られるとか、、、?
いろんな都市伝説が流れているが、、、実際のところは誰も知らない!!!
▽
そんな僕は【雨宮 作東】30歳、フリーター
僕は何度も見てしまった!
僕の目の前で、ペナルティを受けた人たちを、、、!?
一人目は、、、若い女の子の後ろを、歩いていた若い男性がペナルティを
受けていた!
ただ、僕が見るに、、、たまたま目の前に若い女性が歩いていただけのように
感じた! その若い女性はショートパンツに上はタンクトップだった。
それでも、その若い男性は女性の方にも目もくれず、携帯電話で仕事の電話を
しているように僕には見えたのだ! そしてどこからともなく現れた黒服の男。
彼は、右腕に消えないスタンプを押されていた。
二人目は、、、大きなショッピングモールで、お金も払わず商品を取っている男。
見た目は、ジーンズに無地の白のT-シャツにリュックを背負っていた。
そのリュックの中に、小さな財布をサッと入れた瞬間、、、。
また、あの黒服の男がやってきて、、、!
背中にスタンプを押されていた。
まぁ、どう見てもこの男が悪い事をしているので押されても仕方がないように僕
には感じたのだが、、、。
三人目は、、、浮浪者なのか?
ゴミ箱を漁っていたら、、、? 突然黒服の男が来て、その浮浪者の男に
消えないスタンプを押した。
これはどうなんだと思った! 食べる物がないからゴミを漁っていただけの事だ!
それなのに、、、スタンプを押すなんて! ヒド過ぎないか!?
▼
そしてこのペナルティ方式を取る事が、なんだかんだと1年が経とうとした頃に
我が国は僕たち市民に関係なく勝手に決めたのだ!
『これからこのペナルティ方式を継続していきます! 皆さんも必ずペナルティ
を受けないようにしてください。』
勝手すぎるよ! それにこのペナルティ方式は、今は何でもかんでもペナルティ
になっているんだ! こんなのが継続されたら、何もしてない人でもペナルティ
を受けるじゃないか、、、!?
それは、僕が思っていた通りにどんどんスタンプを押さえていく人たちが続出
していた。
既に、こんな事になるとは、、、?
何でもありのように、無差別に捕まえては消えないスタンプを押されている!
逃げ惑う人や暴れる人、力尽くで逃げる人も、黒服の男の人数が増えるだけで
逃げ延びる事は出来ない!!!
僕もすでに5個押されてしまった。
10個押された人たちも凄い数で増えている。
そんな人たちは何処に連れていかれるのか、、、?
だんだんと人が減っているのがわかる!
僕の友達や親、兄弟、親戚、近所の人たち、同じ学校の子達や顔見知りの
人たち、皆がターゲットになり人の数がどんどん減っていく...。
もう、何処に行っても人がないのだ!
親を失った子供や子供を失った親、お店やショッピングモールも人がいない!
だから店やあちこちガラガラになっていく。
【これは、何の目的があるのか、、、?】
【そしてどこに連れていかれるのか、、、?】
▽
まだ捕まってない僕たちは、この国を捨てる事にした。
船で海を渡り違う国で、、、。
そこは僕たちの【アイランド】だと思っていたのだが、、、。
まさか!? ここでもあのペナルティ方式を取り入れている。
『もう、僕たちに助かるすべはない!!!』
最後までお読みいただきありがとうございます。




