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過去の想いを、俺たちの日常を守るために。  作者: 雨宮 奏撫
第二章 俺の、最悪な過去。
8/9

第四話 だからこう言った。

誤字、脱字があるかもしれません。

ただそういったものを発見された場合は、温かいコメントお願いします。

「・・・。ねえ、お父さん。私、わかったよ。・・・。」

(?、何夜空見上げて言ってんだ?てか、あいつのお父さんって生きてるよな???あと、分かったって、何がだ?)

「しっかし、助けるって何をなんだ?」

この時の俺は、少しずつ感情が戻ってきていた。ま、あの頃は全く気付いてなかったが、俺は、あの子のことが好きになっていた・・・。


数週間後

席替えがあったが、俺の隣が神崎から変わることはなく、窓際の一番後ろの位置に移動したという感じだった。ちなみに、このとき俺の感情はもうすでに戻りきろうとしていた。そして今日は授業参観で、俺の親は偶然来ていなかった。

「まだかな~」

「何がまだなんだ?」

俺は、隣でそわそわしている神崎に聞いた。

「今日の~授業参観は~~お父さんが来るの!」

「え、それだけ?」

「それだけ?じゃないよ!お父さんは、警察官なんだけど。そのンの中でも、結構偉い人だからあまり授業参観の来ないから」

(だから神崎の家は、でっかかったのか。)

「ま、本当のお父さんはじゃないんだけどね・・・」

「え、離婚?」

「いいえ、私も詳しくは知らないんだけど、何かの事故でから落ちたとか…」

このとき俺は気づかなかった、自分の大切なものを守ったことで、ほかのものに傷をつけてしまうことを・・・


「起立、礼」

『ありがとうございました。』

「着席」

「初君、私のお父さん紹介するからついてきて」

「あ、うん」

「お父さ~ん」

「お、茉奈」

「お父さん、この子が昨日言ってた子だよ!」

「!、やっぱりこの子だったのか・・・」

神崎のお父さんの目が、一瞬にして変わった。何度も向けられたことのある目だ、人殺しを見る目・・・。

「茉奈!もうこの子に近づくな!この子は、三年前お前の本当のお父さんを殺した犯人だ!」

「え、お父さん何言って・・・」

今更誤魔化しても、しかたないと思った。もうこれ以上一緒にいちゃいけない、一緒にれないと思った。だからこう言った。

「ほんとだよ神崎、俺は大人をがけから落とした・・・人殺しだ・・・。」

「う、嘘だよね?・・・嘘っていてよ!」

「・・・嘘じゃないんだ、本当なんだよ・・・。」

「君!もう、うちの娘に近づかないでくれ!」

そのまま、二人は帰っていった・・・。

その後、神崎が学校に来ることはなくそのまま転校という形になった。

それが、俺の過去だ。


「はっちゃん、誰と話してるの?」

「へ⁉、誰とも話してないけど。」

過去を振り返っていたが、急に話しかけられたので、少し驚いた

「ああ~、明後日から学校だね~」

「そういや、そうだったな~。」

「あと、転校生が来るらしいよ。しかも二人。」

「ふ~ん、あんま興味ないかな。」

「絶対言うと思った~」

「当たり前だ。」

「というより、もうそろそろ寝よ。愛ちゃん、二人ではっちゃん挟んで寝よっか」

「は⁉何言ってんの⁉」

「そうですね!そうしましょう!初に決定権はないからね」

「ちょ、ちょっと待って二人とも!」

にやにやした怖い顔で、俺の方に近寄ってきた。

「ぎゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

その時、部屋中に俺の声が響き渡った。






楽しめましたでしょうか良かったらアドバイス・リクエストお願いします。

リクエストは誰は付き合ってほしいとかもっと〇〇を増やしてなど頂けると嬉しいです。

また、続編も読んでくださいありがとうございました。

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