第一話 運が、いいのか悪いのか。
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俺は、大きい行事が嫌いだ。
なぜなら・・・めんどくさいし暇だし、特に面白くないからだ!
と、心の中で無駄に叫んだが。
決して、学級委員の司会進行が止まるわけでもなく…。
「えー、今から体育祭の競技決めを行ないたいと思いま~す。」
嬉しそうに学級委員の女子が、言った。
「火熾~お前どうする?なんの競技でんの?」
「どうしようかな~、ツカはどうすんの?」
ツカとは、俺の仲間の一人「塚田 響介」成績は、普通よりちょっと下で、ちょっと怒りっぽいが、俺の仲間の中で一番まともかもしれん。俺はいつも、ツカと呼んでいる。
あと、この際だから俺の仲間のクラス分けを説明しよう。
理久・ツカ・白・俺は、二年二組。優が、三組。かっしー・彗が、五組という感じである。
「俺は、無難に綱引きかな。」
「ふ~ん、白はどうすんの?」
白とは、俺の仲間の一人「武藤 白」成績は普通よりちょっと上で、二次オタでボカロをよく聞いている。そんな奴だ。
「俺も、綱引きかな。てか雪、お前はどうすんだよ!お・ま・え・は。」
「すまんすまん。え~と、俺は・・・」
よく考えたら、何にするかは、決めていなかった。
すると、学級委員の男子が
「ブロック対抗リレーは、足が一番早い雪君にお願いしたいと思いま~す。」
「・・・は?」
一瞬頭が真っ白になった。
「さんせ~い」
まわりから次々に賛成の声がし、反対の声は一つもなかった。
(学年一目立たないはずの俺が、ブ、ブロック対抗リレーに出るだと…)
「いいじゃん火熾、でろよ」
少し笑いながら、ツカは言う
「一番足が速いし仕方がないよね~w」
ツカにつられて、白が挑発してくる。
「お前ら他人事だからと言ってからかいやがって…」
ツカと白がからかってきた。
「まあ優勝狙うなら妥当だなw」
白が、からかってはいるが、言っていることは的を射ている。
「じゃあ反対もないんで雪君で決定しま~す。」
(待て待て、俺は認めてないぞ!)
そんなことを考えているうちに結局ブロック対抗リレーにでることになった。
少しの不満を抱えながら、授業を送っているとすっかり放課後になっていた。
いつものように部室に行くと、彗とかっしーが話をしていた。
「どうしたんだ、お前ら。」
俺は、二人に問いかけた。
「おう火熾、聞いてくれよ~。ブロック対抗リレーにでることになったんだよ~。」
「彗もかよ。」
「え?なにお前もでんの?」
とても嫌そうな顔をしていた。
「お前と優と走ることになるとか、俺の運もついに終わったか」
「あいつもかよ…」
こうして俺、彗、優の3人は運がいいのか悪いのか、一番目立つ競技で対決することとなった。
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また、続編も読んでくださいありがとうございました。