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出会い

ある作品をヒントにこの作品を書かせていただきました。

 



西暦2198年、科学が発展した世界・・・



交通手段も電車から転移陣と呼ばれる瞬間転移が使われ、

また町並みはビルなどが立ち並ぶものから、天空都市へと姿を変えた。

空へと浮かぶ島の一つ一つに建物が乗っているのだ。

俺が住んでるのは、『第七天空都市』、全部合わせて十の都市がある。

そして、世の中で最も時代と共にかわったのは・・・


 

◇◇◇



少年の足元には生気のない骸が二つ転がっていた。

少年はその骸に対して


「どうして?」 


と問いかける。

すると、足元とは違う場所から


「私の心を知ることが出来るのは『人間』ならざるあなただけだから。」


問いに答える声が響く・・・

少年はその声に恐怖をおぼえた。同時に自分でも止めることのできないほどの復讐心が目覚める。


「あなたは私を拒絶するのね。でも、きっと最終的に辿り着く場所は同じ。愛してるわ。あなたがどちらの道を歩もうと・・・それが繰り返される運命・・・」



◇◇◇









「じゃあ、行ってきます!」



玄関で靴を履く

「気を付けていってきてね。(かける)



そうつぶやくのは美弥(みや)おばさんつまり、俺の母さんの妹だ。

両親は俺が小学生の頃に原因不明の死を遂げた。



俺は今日高校1年生となる。

今日はその入学式・・・

両親の不明の死から俺はその原因をずっと調べていた。そして最近になってやっと手がかりをつかめたのだ。




それが俺、天野翔(あまのかける)が今から通う高校

聖桜学園(せいおうがくえん)




両親の部屋を調べると、その学校の卒業アルバムが出てきた。

それだけなら、俺も何も思わなかっただろう。しかし、そこにはある一通の手紙が挟まっていた。




内容は、

『いずれ時は来る。

誰がトロイアの・・・・犠牲と・・共・・・・消・』




ほぼ、字は掠れて読めなかったしかし、シーニアという文字をみたとき、何か思い出せそうな気がしたんだ。



両親が亡骸となって発見されたとき、俺はそこにいた。

無惨にも、両親の血を浴びて・・・そこに立っていた。

しかし、何があったのか全く思い出せない。

その間だけ記憶がすっぽりと抜けている。

現場検証の結果、子供には不可能な犯罪で俺は無罪となり。ここにいる。




「おーい、翔行こうぜ。」

肩を叩たかれ、一気に意識が覚醒した。

隣を見ると、斉木和樹(さいきかずき)がこちらを見ていた。

和樹は幼い頃からの親友で、俺が気軽に何でも話せる唯一の友だ。




「あらー翔ちゃんってば、一人で考え事でちゅかー?」

やっぱり、親友じゃない。ただの腐れ縁だ。

俺が無視して先に歩いて行くと




「って、おい翔。悪かったって。無視すんなよ。

これからだぜ、青春は。俺、高校デビューして、女にチヤホヤされるんだから。俺の彼女候補いるかなー?」




「大丈夫だよ。お前に彼女なんてできねぇーから。

むしろ、青春の方から逃げてくから。」




「ひどっ。おっ、早速彼女候補はっけーん。」

和樹の目線をたどると、そこには



黒髪の綺麗な女の子が立っていた。背は小さめだが、足はすらりとして長い、

その目は儚くどこか遠くを見つめていた。

まるで、何かを追いかけるように・・・




突如として突風が吹いた。

この時期にはよく発生する気象現象だ。

すると、女の子の髪が風になびかれ、花のような甘い匂いがした。




途端に、女の子がはいていた俺たちと同じ学校のスカートがめくりあげられた。

隣の和樹がヒューと口笛をならし、

「わぉ、大胆にめくれたな‼」

と一言



女の子は俺達の声が聞こえていたのか顔を耳元まで真っ赤にして、

「見ました・・・?」

と聞いてきた。

「あっ、とその・・・」



答えようとすると、女の子は走り去ってしまった。

「くまのパンツかー、俺には合わない性格だな。おれはもっと、こう大人っぽいのがいい!!」

「和樹、お前一回、病院行ってこい。紹介してやるから・・・」

ほとほと、呆れながらもさっきの女の子のことは気になっていた。







どうだったでしょうか

これからは笑いや感動もおりまぜてかいていきたいと思います。

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