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駄目クラリネット奏者の徒然日記  作者: 鈴鹿歌音
序章
6/379

2012年6月6日

合奏レッスンです。


今日は、夕方6時から合奏レッスンがあった。


作者は昨夜の夢のせいで体調悪かったが、ここ最近出席率が低かったので参加しました。


出席率が低かったので曲が…。


ヤバい…始まった途端、作者は心臓バクバクで死にそうな状態。


そんなのは無視され、「ツェッペリン伯爵行進曲」から始まった。


「ツェッペリン伯爵行進曲」なんてレッスン以外で練習してないから無理だと思う。


しかし、凛子はめげません。


必死に譜面落ちしないように連譜とかに食らいついていました。


大学生や大人の演奏を教えて頂き、凛子の音楽知識が5増えた。


2曲目は、「雷神」の演奏。


何かめっちゃ怒られた。


理由は簡単だ。


器用に演歌みたいになっていたからだ。


指揮者「まぁ、演歌のことならこの人に聞いたらええやろ~。」


二回生パーカッションパート男子「俺?」


指揮者「演歌ってこんな感じやろ?」


美川憲一の「さそり座の女」の一部フレーズを歌い上げる。


二回生パーカッションパート男子「まぁ、演歌はクラシックと違いますからね…。」


その後、「雷神」を吹き、休憩無しで「朝鮮民謡の主題による変奏曲」へ。


作者…もうバテてる。


「朝鮮民謡の主題による変奏曲」で最初から吹いて途中でみんな譜面落ち。


指揮者「数えてないやろ!まぁ、キリ良いから最初からやっていこっか!じゃあ、最初のクラリネットのカンタービレからやってもらおっか。」


クラリネットパート公開処刑だ。


私も公開処刑の犠牲者。


二回生ばかりのクラリネットパートに一回生2人足しただけなので目を付けられた。


指揮者「じゃあ、1人ずつやって貰おうか!」


二回生クラリネットパートリーダー男子は、一発で指揮者からのクエストクリア。


因みに二回生クラリネットパートリーダー男子は部活内でチートです。


その次の一回生クラリネットパート男子は、音のキレが悪いとやらで注意されました。


二回生クラリネットパート男子は、棒吹きはやめてと言われた。


二回生クラリネットパート女子は、揺れると言われた。


二回生クラリネットパートの作者は、お前低音嫌いやろ…と言われた。


図星だ。


一時間以上、「朝鮮民謡の主題による変奏曲」で怒りまくりました。


怒られなくなったら奏者は終わりだから怒られているうちはまだ信頼されてることになります。


また休憩無しで「アルヴァーマ序曲」へ。


その前に指揮者の今日の名言


指揮者「今年は、俺らは生まれ変わるんや!今、四回生が二人しかおらん。下が引き継がなあかん…。去年とかコンクール散々やった。今年は、華の時代に戻るんや!でけへん奴はいらん。これからはできる奴が生き残っていく時代や!」


華の時代とは、夏のコンクールで関西大会(支部大会)に出ていた優秀な時代があったらしい。1997~2000年の四年間だけなので今年は歴史を塗り替えるとか…。


じゃあ、関西大会以上目指しましょう。とか目標になりそう。


「アルヴァーマ序曲」は、何故か誉められた。


中間部分で成功していたらしく指揮者が感動したのだ。


もう今年のコンクール、「アルヴァーマ序曲」で良いんじゃない?


その後、課題曲をやって終わりました。


指揮者と途中参加のサックスパートの先生は、上機嫌で帰っていきました。



やっとレッスン終わった…。


帰ったらレポート…。


面倒くさい。


枚数尋常じゃない。


だいたい、山口県光市の母子殺害事件の被告に言い渡された死刑判決について書かないといけないのだ


新聞を手がかりに要点抜き出すとか私苦手だよ。


もう疲れが半端ないんで要点に線引いて使えそうな奴と被っていそうな内容だけ抜き出して寝よう。


という訳でよい子の皆さん、お休みなさい。


明日は、フレッシャーズハイキングのスタッフの集まる会合があります。


レポートも明日中に片づけないとヤバいな…。


金曜日発表予定。

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