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駄目クラリネット奏者の徒然日記  作者: 鈴鹿歌音
新制度導入
360/379

木管パートのパート練習は1に笑い2に練習!?

 とりあえずいつものように挨拶が終わり、いつものように練習が始まる。音練は、サックスパート&クラリネットパート&フルートパートが使用する事になっている。スタジオはパーカッションパート。カフェテリア前でトランペット・ホルン・トロンボーン・ユーフォニアム・チューバ。五階廊下ではストリングベースが練習する事になっている。そういう感じだな。

 トランペットパートは毎回「嫌やぁ~!」と言いながら外へ練習に行く。金管パートは地獄とか言うのも過言ではない。スマン、金管パート。木管パートの方が深刻なんだよ。クラリネットが一番寒い時期は深刻すぎるんだよ。だから金管パートには申し訳無いが、音練という名の天国を使わせてもらうぜ。

 それでも、今はサックスパートとクラリネットパートで音練を独占しているんだよ。何という優越感。

 サックスパートは基礎練習をしている。クラリネットパートも基礎練習をしていた。サックスパートはドミナントセブンス(属七)の練習。4人いるのにバラバラしている。バリトンサックスが一番ズレていた。煽り合う両者。笑いすぎて吹けないクラリネットパートのメンツ。

 基礎練の時間が笑いで大半潰された。面白いのは良いことだが、もっと基礎練やパート練の時間増やしたい。

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