音楽の魔法
音楽で人を感動させる……。それはプロの人でも難しい事だ。私たちのようなアマチュアには余計難しくどうすれば人の心に感動を与える事が出きるのか分からない。
今日だってそうだった。私は、ほぼ初見でレッスンに挑んだ。無理があった。流石に初見ではあんな難曲をやるのは……。
冷や汗ダラダラのトランペットパート。クラリネットパートは睡眠不足なのか欠伸をしている人もいる。そして、休みの人が多かった。全滅しているパートもあった。
そして、レッスンが始まった。
指揮者様「何の曲が一番出きるんや……。教えてくれ、クラリネットパート同回生男子。」
クラリネットパート同回生男子「(笑)……ジャパニーズグラフィティⅡの坂本九メモリアルかな?」
指揮者様「……。難しい曲を選曲してきたなぁ。じゃあ、始めようか。」
いきなり公開処刑にされました。クラリネットパート・サックスパート・フルートパートが対象。音色の悪さが……。私の音も揺れている。ヤバい……緊張している。しかもあまり怒られない。
指揮者様「君はいつも音色悪いなぁ……。」
と言われましたが、自覚済みです。知っています。
次は、サックスパートが公開処刑になりました。1人で吹かされるのは怖いです。バリトンサックスが一番怒られていたと思います。
ホルンパートもソロの人がすごく怒られていました。
指揮者様「お前は確か……ホルンパート同回生男子か。お前もパーカッションパート先輩男子に似て、大雑把や!!音にも雑な感じが混ざっとる。」
パーカッションパート先輩男子が例に例えられていて……。怖い。私も例えられそうで怖い。来年か再来年辺りには悪い演奏例になりそうです。
もう恐ろしい。譜面アレンジも可笑しい気がします。それに対しても結構言っていました。
結局、演奏したのはジャパニーズグラフィティⅡの坂本九メモリアルだけになってしまいました。




