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駄目クラリネット奏者の徒然日記  作者: 鈴鹿歌音
序章
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一輪の花

暇だったのでオリジナル短編小説を更新します。



「私のせいじゃないのに何言っているのかしら…あの人は…。」


朱里は、そう呟いた。


朱里はあの日以来、ずっと思い悩んでいる事があった。


それは、クラスで起きている不可解なイジメであった。


「情けないわ。何て低能…。あいつのせいでこんな事になったのに…。」


そんなクラスが幸せになれる筈がない。


だって、女王様(主犯)とその家臣クラスメート達が暴れているのだ。


教師なんか共謀していたりもする。


だから、信用しない。


「朱里、何してんだ?合奏の時間だよ!」


「あっ、今すぐ行くね…。」


こうして、皆の名前を言うんだけどね。


しかし、恐怖と憧れの方が強い。


私は、どうしたら良いの?



「最近、A組の二条先生のクラスが調子のっているの!だから、A組を潰しましょ!」


何なの…。


このクラスは、狂っているわ。


A組をターゲットとしている理由が私にはよく分からない。


何を考えているの!


女王様は、喜んでいるし…。


どうしたら良いの?


「戦場にはね、一輪の花もいらないのよ。」


「さすが、陽奈さん。」


「A組は一輪の花すぎるしいらないわ。」


何なのよ!


誰も口出ししないし、皆乗り気だし…。


この先も、厄介な事になりそうだ。


このクラスにも戦場に咲く一輪の花が一つでもあればいいのにと…。

一応、オリジナル短編小説でした。


運命の箱庭の裏話ですね。


暇ならまた短編小説更新します。

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