第1話
高校の夏休みに入る1日前、高校の終業式だ。式が終わりみんなで教室に戻り席に座ろうと思った時、
?:「お~い亮輔!明日から夏休みだろ!海行かないか?」
亮輔:「いいな。じゃあ他のやつも誘っていこうぜ!久哉」
こいつは久哉、本条 久哉だ。俺の中学からの友達だ。一言で言うならアホだ。
久哉:「さすが亮輔、即決だな~。まぁいいや後は友樹と浩人でいいよな?」
亮輔:「ああ。いいぜ!」
ちなみにこの2人は高校で仲良くなった2人、渡部 友樹と櫻庭 浩人だ。もちろんアホだ。
浩人&友樹:「もちろん行くぜ~!」
久哉:「じゃあ明日朝9時に浜辺集合な!」
全員:「おー!!」
こうして海に行く約束をし、帰宅した俺はとりあえず準備をしようとタンスから水着やらタオルやらを出したりしていた。その時、親父が入ってきて、
親父:「何だ、明日海にでも行くのか?」
亮輔:「そうだけど何か用事あったっけ?」
その時親父の顔色が少し悪くなった気がした。
親父:「亮輔、・・・日をずらす事はできないのか?」
亮輔:「どうしたんだよ親父。なんかマズイのか?」
親父:「いや・・・マズイというわけではないのだが・・・」
親父にしてはめずらしくこんな事言うのは普通ではないと思ったのだが、
亮輔:「でも、もう決めちゃったしいいだろ?」
親父:「分かった。でもな、あまり沖の方までいくなよ。」
亮輔:「ああ。分かったよ。」
親父の顔色が気になったが、普通の親なら当たり前のような言葉だったので気にしず準備を整えた。
そして明日のために俺はさっさと寝ようと思いベットに寝転がった・・・・・。






