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プロローグ
俺は北村 亮輔、18歳、高校3年生だ。ちなみに家は3人家族だ。親父と妹で俺を合わせて3人だ。お袋は俺が小さい時に亡くなってしまって顔すら覚えていない。
写真はあるはずなのだがどうも親父が見せたくないらしく捨てたと妹が言っていた。
いまさらお袋の顔を知っても仕方ないのだが・・・・・一度は見ておきたいものだ。
まぁそんなこんなで18年やってきて高校最後の夏休み、高校の友達3人、俺を含めて4人で海へ行こうとなったんだ。
だがこの後に起こる事がもし分かっていれば俺は絶対に行かなかっただろう・・・・・。