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旅路[9]

「何?!ほんとに、君がやったのかい?!」


「はい…魔力探知がそんな害を及ぼす物と知らず、ついやってしまいました…本当に申し訳ございません…」


終わった。絶対賠償金とか高いじゃん。

しかも、どうせ国家反逆罪とかでとっ捕まえようとしてくるんだろ?

とりあえずこいつが行動しようとしたら行動禁止かけてそのうちにこの国からおさらばしてやる。


「少年!君は何級魔術師だ?!」


「お、王級魔術師ですが…」


「機械の賠償のことはいい!その代わり、反乱軍の殲滅を手伝ってくれないか?!」


「え?」


なんか許されることになった。


いろいろ話を聞いたところ、この国で反乱が起きて、反乱軍が形成されたらしんだけど

この国の魔術師がほとんど寝返っちゃったせいで軍に魔術師が1人もいない状況らしい。

回復魔法もまともに使える人がほぼいないから今現在反乱軍側が有利な状況になってしまってる。


で、国側が俺に出す条件としては、さっき壊した機械を全部許すってことらしい。

よし、助けてやろう。

てことで、俺の役目が決まった。


敵のアジトに乗り込む→指揮官の撲滅→ボスの撲滅


いや全部ぅぅ!!

ブラック企業かよ。

まあ、そうじゃないと俺の罪は免除されないから、仕方なく受け持とう。


その時、俺はこの騒動に関する、一番重要なことに気づけていなかったのであった。

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