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旅路[7]

この時、俺たちがいる国の王宮では、大パニックが起こっているのであった…



〜宮殿にて〜



ある男が急いで王室に駆け込んできた。


「国王陛下!!大変です!国威全体に、強力な魔力探知がかけられました!しかも、それがたった1人の魔術師によるものです!反乱軍による何か計画の一種かもしれません!」


「なんだと?!すぐに兵を用意して、民に緊急避難警報を出す準備をするのだ!その魔術師がどこに向かっているのかはわかっておるのか?!」


「はっ!以前から目をつけていた反乱軍のアジトに向かった模様です!今回の魔力探知は、完全に反乱軍のせいで間違いないかと。」


「そのアジトは完全に黒だ!そこにいる奴らを捕まえて、話を聞き出すのだ!」


そうして、カイル達は知らぬうちに悪者扱いされてるのでした。




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