8歳編までの登場人物と用語
【登場人物】
ヒューバート・ルオートニス
『救国聖女は浮気王子に捨てられる〜私を拾ったのは呪われてデュラハンになっていた魔王様でした〜』の悪役王子。
18歳になると婚約者の聖女レナを一方的に断罪して国外追放する。
反王家派に陥れられただけでなく聖女を失って国を守る結界がなくなり、結晶化の大地に打ち捨てられて死亡する運命。
一人称は「おれ」→「俺」
涅色髪、赤目。
母はヒュリー
父はディルレッド
レナ・ヘムズリー
『救国聖女は浮気王子に捨てられる〜私を拾ったのは呪われてデュラハンになっていた魔王様でした〜』の主人公でヒューバートの婚約者。
実家の伯爵家に体内に結晶魔石を持って生まれたことから「政略結婚の道具として使えなくなった」などと言いがかりをつけられ、後妻とその使用人などから虐待されている。
さらに反王家派とずぶずぶの聖殿では、無理矢理王子の婚約者にさせられたにも関わらず、それを理由に虐められていた。
溺愛してくる“こちら”のヒューバートの信頼に応えようと変化を見せ始める。
一人称は「わたし」
白菫色の髪、薄花色の瞳。
ランディ・アダムス
侯爵家、宰相の息子だが、優秀な兄たちに気圧され、叔母メリリア妃に身柄を預けられ聖殿派のスパイとしてヒューバートの側に仕えて苦しんでいた。
幼いヒューバートに諭されて文武両道を目指す。
だいぶ犬っぽい。
一人称は「自分」
父は宰相、ルディエル・アダムス(婿)
母はエミリア(側室メリリアの姉)
ジェラルド・ミラー
ミラー子爵家の嫡男。
ヒューバートの乳母兄弟でパティの弟。
結晶病患者だったが、ヒューバートがレナを紹介して治癒してくれたことから彼の従者となる。
なんでも人並み以上にできてしまう天才肌。
性格はゆるい。
一人称は「ぼく」成長後も「ぼく」
青髪、緑目。
パティ・ミラー
ヒューバートが破滅回避のためにレナ付きの侍女兼護衛にするジェラルドの姉。
母と弟の結晶化病を治してもらったことでレナとレナに引き合わせてくれたヒューバートに忠誠を誓う。
母親はアラザ
一人称は「あたし」
青髪緑目。
レオナルド・ルオートニス
ヒューバートの弟。
側室メリリアの息子。
【世界観用語録】
・結晶大陸
文字通り一部の大地が結晶化している大陸。
結晶化した大地はエリア1〜エリア18までナンバーがつけられており、各国で資源として奪い合いになっている。
人類は土のあるところに住み、小国を含めると六つほど国がある。
結晶化した大地には晶魔獣というモンスターに埋め尽くされており、動植物もまた結晶化した大地に長時間いると結晶化してしまう。
・晶魔獣
結晶化した大地に蔓延る魔物。
結晶の体を持ち、多種多様な種類があるが、どれも共通して口と耳しかなく、目と鼻が存在しない。
時折人間の生活圏内に侵入し、人を襲う。
襲われて怪我をすると結晶病を発症して死ぬため、遭遇したら最後。
・結晶病
肉体が徐々に結晶化する奇病。
世界全体がこの病に侵されており、晶魔獣に襲われなくとも突然発症してしまう。
聖女の治癒魔法で治るが、再発する場合もある。
明確な治療法も特効薬も未だ開発されておらず、聖女は国に一人か二人と大変少ないため基本的に発症したらよほど運が良くなければ死ぬ病。
・結晶魔石
結晶化した大地から採取できる魔石。
体内に結晶魔石を持たない人間の魔法を使うための媒体『杖』の核として使われる。
・結晶化した大地
人間を含めたあらゆる動植物がエリア内に短時間で結晶化してしまう。
年間数センチずつ拡大しており、人類は聖女を用いてその拡大を難み、生活圏を確保している。
・聖女
体内に結晶魔石を持ち生まれてくるレア体質で、結晶化耐性を持つ女性。
なぜか女性しか結晶化の耐性のある者が生まれてこない。
体内の魔石の魔力を用いて、国を結晶化から守る結界を張る。
なお、聖女の体内に宿る結晶魔石は、結晶化した大地や晶魔獣から採取されるものとは別物であることがわかっている。
・聖殿
体内に結晶魔石を持つ少女を集め、聖女として育成する聖女専門育成機関及び施設。
現在は腐敗が進み、反王家派とずぶずぶ。
・魔力と魔法
基本的に誰でも魔力は持っているため、魔法も学べば使える。
魔法を使うには『杖』が必要。
体内魔力量は生まれつき多い者以外は地道に伸ばすしかない。
・結晶化津波
晶魔獣の群れが津波のように押し寄せる、いわゆる魔物大量発生。
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ロボモノ久しぶりに書くからアイデア募集とかしてみようかなー。