7:Let’sスライムブートキャンプ!
久方ぶりです(*`・ω・*)ゞ
短いです
ーLet’sスライムブートキャンプ!ー
ミニマムスライムをテイムしようと思って攻撃したら一撃で爆発四散した。
「ま、まぁどっちにしろスライムは倒さないといけなかったしモーマンタイモーマンタイ、次はもっと手加減すればいいだけだし…!」
そしてそうと決めれば早速とばかりに次のスライムに挑みーー
「また一撃!?」
「今度こそ!」
「ぬあぁぁぁ!?」
ーー様々な手加減を試したものの結果として数10匹ものミニマムスライムが天に召されていった。
まぁそのかわりにあのビー玉っぽいミニマムスライムの核はたくさん集まったけど……。
「まさかデコピンでも一撃なんて普通思わないから…!もうどんだけスライム弱いの!?」
途中から鞭も使わずに素手で攻撃し、それでも即死するミニマムスライムのあまりの弱さにコハクは戦慄した!
「あ、そうだ!ガイドブックに何かいい情報あるかも!」
そう思い早速ガイドブックの周辺生物のページを見てみるとミニマムスライムの説明には『外敵の少ない人の街の近くに多く発生するが子供が一撃で倒せる程に弱く、世界一弱い魔物と言われている』と書いてあるだけでテイムのヒントになりそうな物は何も無かった。
「うーむ、まさかスライムが弱過ぎてテイム出来ないなんて。……ん?」
テイムを諦めるしかないのか、そう思いかけたその時、コハクの前にそれぞれ違う方向からミニマムスライムが1匹ずつ現れた。
「んー?」
そしてミニマムスライム達はお互いの存在に気付くとそのゆるい顔をキリッとさせて身体をぶつけ合った。
「あれ?え、生きてる!?」
思いつく限りの手加減でも即死するミニマムスライム、そのミニマムスライムが同種同Lvとはいえ攻撃?を受けてなお生き残り戦っている。
正直言って見た目的にじゃれあってる様にしか見えないけどたぶん戦っている!
更に2度3度とぶつかり合い、4度目のぶつかり合い。
コハクから見て右のミニマムスライムがぶつかる瞬間に身体の形をぐにょんと歪ませて左のミニマムスライムの体当たりを見事に躱し、攻撃を外して隙を晒した無防備な左スライムに体当たりをクリーンヒットさせた。
「おぉー!うまい!」
そしてそれがトドメになったのか左スライムは目をバッテンにして動かなくなった。
「あっ!そうだ!うんうん、これならイケるかも!」
そんなスライム達のじゃれあい、もとい戦闘を見て私はとある作戦を思いついたのだった。
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「ふー、まぁこんなもんかな」
早速私は作戦を実行した。
まず先程勇姿を見せてくれた右スライムがどこかで死んでしまわないように保護&回復魔法で回復。
ミニマムスライム自体はノンアクティブモンスターみたいだから私から手を出さない限り戦闘にはならないしそもそも弱過ぎてダメージを受けないと思うから抱えながら行動しても問題無し。
次にそこら辺に落ちてるアイテム『石』を大量に確保、いい感じの大きさの石が十分な数集まったら縦横50cm程の範囲を軽く整地、それが終わったらその周りに石を積んで壁を作る。
そして完成したのが
「名付けて『即席スライムコロシアム』!」
イメージとしては相撲の土俵台、その中に右スライムを下ろす。
「それでは第1チャレンジャーの入場です!」
そしてその対面に作業中に確保したもう1匹のスライムを下ろせば準備完了!
とまぁ、ここまでやれば何がしたいのかは分かると思うけど私が考えた作戦とはズバリ『スライムブートキャンプ』、弱いなら耐えれるくらい強くしちゃえばいいじゃない!というThe脳筋作戦なのだ!
「さらに『付与魔法Lv1』の〘付与:パワーLv1〙と〘付与:ガードLv1〙を右スライムにかけて強化!
あとはスライムのレベルが上がるまで続けるだけ!
とりあえず目標はレベル5!
それじゃあ早速、スライムファイトォォ、レディー!GOォォ!!」
そうしてコハクとスライム達による激しくポヨポヨしたバトルが始まったのだった。
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【回復魔法Lv.1】
『ヒールLv1』
MPを25消費して発動する
対象のHPを(MND+DEX)÷5=?の数値分回復させる(小数点以下切り捨て)
【付与魔法Lv.1】
『付与:パワーLv1』
MPを30消費して発動する
対象の元々のSTRを10%上昇させる
効果時間:1分
『付与:ガードLv1』
MPを30消費して発動する
対象の元々のVITを10%上昇させる
効果時間:1分




