五分で学ぶ微分積分
高校で微分積分を学んだけど、何に使うのか分からない。
そんな人向けに簡単に説明します。
まず、数学と言う分野は全く使えません。
何故使えないのかと言うのを算数で例えると。
数学は1+1や5×10で、何にも使えないからですね。
実際は、文章問題を憶えると使えるのですが、ポイントになるのは単位です。
微分積分も数学なので、当然の様に、計算を学んでいるだけなのです。
文字や式をゴチャゴチャやってるだけで、単位との結びつけが甘すぎます。
ここから五分以内で行きます。
数学のグラフではXやYの軸が有りました。
アレは、抽象化した物でどんな単位に入れ替えても良い物です。
Xを時間、Yを速度あるいは距離にしてください。
XとYは数値と言うより単位です。
積分を理解する場合、0次関数を書いてみてください、横に棒を書くだけです。
Xに適当な点を取ってください。
後は横と縦を掛けるだけです。
速度×時間なら、当然面積は距離になります。
同じ面積では、積分も掛け算も出てくる単位が変わらない事が分かります。
微分は原点を通る一次式を書いてください。
y=axをa=y/xに変更すると単位が分かります。
a=速度/時間なら、aは加速度になります。
a=距離/時間なら、速度になります。
傾きは、割り算と同じ単位に変化する事が分かりますね。
これもグニャグニャした線を書いても、同じ単位なのは変わりません。
何に応用できるのかと考えたら、単位を考えてください。
何か二つの単位の、掛け算か割り算で表せる別の単位は、グニャグニャしてても微積で求められます。
簡単にブン投げ過ぎだと思った方は、実際に存在する単位でグラフを作って6つぐらい作ってみてください。