3話 帽子屋、トレジャーハンターと出会う
本日2話目の投稿です。
バゼル視点です。帽子屋ってなんかやばい雰囲気しか感じないw
馬車に乗っていると前に2つの影があった。
近ずいて見ると男の子と女のようだ男の子はボロボロの服を着ている。
話しかけてみよう!
私は好奇心が抑えきれなくなり話しかけた。
「もし、旅のお方、お困りでしょうか?」
「何者だ」
すごく警戒しているようだ。
「私はしがない帽子屋でございますよろしければ近くの街までお送りしましょうか?」
「ではなぜこのような辺境の地にいる?」
「私は最近噂の『黒い国』に行く途中なのです」
これはホントのことだ。
「そうか、そこへ何しに行くのだ?」
「それは...珍しい帽子がないか、とね」
嘘だ。好奇心が抑えきれなくてなんて恥ずかしくていえない。
「ほんとうか?」
「はぁ、嘘はつけなさそうだ本当はただの好奇心さ糸と黒い雲に囲まれた国、見てみたいじゃないか!」
くぅっ恥ずかしいっ!
「本当なんだな?」
「あぁ今度は本当さ」
「ならいい、私たちを馬車に乗せてくれ」
「いいだろう」
恥ずかし紛れで口調が変わってしまったっ
「すまない」
彼女達を乗せて馬車は軽快に進む。
それにしてもこの馬、やけに大人しく言うことを聞くな...なんでだ?教育できてないはずだろう?
ふむ謎だ。
アホの子が発動しますちなみにまだただの帽子屋です。
コウキシンッテコワイネ。