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2話.旧都バルフハイムへsideバゼル
今日は人物紹介の回です。
ぜひsideアリスも見てくださいね！
私はバゼルしがない帽子屋だ。
私は王都ヴァルオンでもう6年も仕事をしている。
ある時には奇抜なご婦人に帽子を売り
ある時には真っ赤なマントを羽織り、王冠を付けた者にまで帽子を売った。
そしてある時、ご婦人たちがこんな噂をしていた。
「まだ誰も行ったことのない未踏の地に国があるんですって！」
「未踏の地なのに国があるの？」
「私も聞いた話なのだけれど糸みたいなもので囲まれた国なんですって中には何があるか見えないそうよ」
「何よそれーなんで中が見れないの？」
「黒い雲みたいなものが覆ってるそうよ。」
「不思議な話ね...」
その噂は私を動かすには十分だった。
「そんな物聞いてしまったら行くしかないじゃないか！！」
私はその噂の国に行くことにした。
バゼルは結構私の好きなキャラクターですね。
文字数増やしていきます...次からは。
