表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

第一小節 治安悪っwwwwwwww

ベーシストとは付き合うな!なんてもう言わせない!


「ベーシストとは?groove検索」



ベーシストとは、ベースを弾く人及びそれを糧に生活している人

低音域でリズムを刻む一見地味な楽器、プログラム技術が発展したいま、人の手で

弾く必要も薄れたが、その制限ゆえか上級奏者のことを敬意を込めてこう呼ぶことが多い。



「変態」


※エモエモ大百科参照


「ベーシストとは付き合うな!」


↑最近よくこの言葉を耳にするのだ..........え....何で!?


俺自身、【バンド】と言うものをやってなくても楽器自体は趣味でやっていたりするんだが、ツイーターやエモエモ動画のコメントなどで

たびたび見かけるのだ、何でエモエモ動画のコメントを見ているかって?投稿主の俺に!その!コメント!ばかり来るからだ!


「FF外から失礼します」:主人公はエモエモ動画という動画投稿サイトでベースの演奏動画なるものをあげており、すこーしだけ人より弾けるので

多少の再生はされてかなり天狗になっている、しかしいつまでたっても1万再生は行かないという言葉で表すなら【雑魚】ベーsh...文字数


うるさいよ!なんか表面上褒めるふりをして、だんだんHP削っていくのやめてよ!まあ確かに、「有名人クラス」かというとそんなことはないだけど、

レベルで行ったら「学校では名が知れてる」レベルかもしれないけど、確かに!俺の動画を楽しみにしてくれている人もいる!とは思ってる...


「FF15から失礼します」:所詮は井の中の蛙大海を知らず、ですね かっこわらい


ひねりを入れるな!しかも死体蹴り!わかってるよ自分だって。


そろそろ自己紹介でもしておかないとね、名前は【亀田 誠一】かめだ せいいち 現在15歳私立の東京の成瀬にある「喜博高校」の一年生だ、学校は略されて「なるちょ」なんて言われている。なんで「なるちょ?」

割と緩い校風で、制服も着崩しているものが多く改造やパーカーでくる人もちらほらいたりするが、荒れてはなくて何というか良くも悪くも馬鹿なので、ほんわかしているというか、本当に全体的に緩い,,,,,,部活は幽霊部員だが、軽音学部 まあなんていうか.....察してくれ.....中学は野球部でこれも友達がやってるからというのもあり完全コミュニティ目的でやっていたため、高校に入ってやめた。そんこんなで学校にはいいて三ヶ月経つというのにこれといったリア充ドラマもなく今に至る、一人親友がいるが(親友とは言ってない)腐れ縁の幼馴染がいる。



あ,,,,,,男だよ?



残念なことに彼女はおらず、女っ気も特にない、学校ではエモエモ動画のことは完全に隠している、なんてったって俺の生放送は割りかし「下ネタ」も多めだし、やっている曲もアニソンでオタク、高校生活という、リア充をかけた戦争で生き抜くためには、隠していないと戦死してしまう。


なので学校では、そこそこノリが良く、そこそこ運動ができる、そこそこな感じのキャラで通っている感じだ。こんなとこか?



「金玉の裏側から失礼します」:うわ、なっがどんだけ自己肥大してんの草WWWWW


↑こんなこと言ってる奴に言われたくない!(必死

あーこいつはナレーション的な存在です、名前をつけるとしたら【真夏の夜の淫夢】といったところかな

略称で「淫夢さん」あたりでいいかな?


だいぶ寄り道しちゃったけど本編に入りたいと思います!!!!!!!!



【ベーシストとは付き合うな!】



それではみなさんご一緒に!!!!!!




『この物語は、実在する人物、団体とは一切関係ありません!!!』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【ベーシストとは付き合いな!】


第一小節 「治安悪いwwwwwwwwww」



こんな感じで、今日も今日とて授業を受けているのだが、五月病という不治の病いも乗り越え、梅雨を乗り越え7月前半という季節だが、今年の梅雨明けは長引いているみたいでジメジメとうすら寒い中、かったるい学校という義務つけられていないはず、の教育を義務的にこなし、現代国語の教師が、黒板に書くチョークの音に合わせて、指をパタパタとしていた、ついついやっちゃうよね、楽器弾いている人は、暇なときに指をぱたぱたさせたりフレーズやコードのエア練習とかさwwwww


バンッ!


と言う轟音と共に入ってきたのだ、



そう一言で表すなら【白】それに付け加えるなら【銀白】だろうか?名前は




「真加瀬 ミラ」まかせ ミラ



本名は確か...入学式で見たような「ミラ D ヒューソン 真加瀬」だったかな?ハーフかな?


見てくれだけを説明するなら、白髪の髪に整った顔立ち、すらっと伸びた長い足まさにモデル体系的なやつだが、

ある一点を除いて全体的に外国人ぽいのだが


胸はうーんない?かな?(笑)


ギッッッッッ(ガン見


(あふぇい!ごごごごごめんなさい!泣)


エスパーかよ!!!そう確かに見てくれは何をとっても一級品なのだが、常に不機嫌で目つきは細目にしていることが多く、黒いキャップをかぶり、顎にマスクをかけ、口には「チョッパー・チャップス」という飴をいつも舐めている、そして服装が、普通はブレザーなのだが「MA-1」を着ている、今高校生の中でも大人気な邦楽ロックアーティスト「アレックサンドロス」の女の子版?のような見た目で、まじ無口!


普通に怖いから!俺パンピーだし、ケンカとかしたこともないから!本気であんまり顔をまじまじとは見れない



のだが、それでもチラチラと見てしまうくらいに【綺麗】なのだ.....

しかしその分噂も絶えない、男子の中では割と「綺麗」「美人」「姫」「女帝」など高評価も多いのだが、それと同じくらい「ビッチ」「ヤリマン」などという言葉も来たりする始末だ、「男子で!」だぞ?


女子の方はもうなんていうか、聞いてるこっちが変な気分になるというか、「売春婦」「ガールズバー」「キャバ嬢」「風俗」「マフィアの娘」なんてものばかりで、さすがの俺もそれは言い過ぎイイイイイイイイイ!と思ったが、

この俺も実は一度だけ【真加瀬 ミラ】がめっちゃごっついでもスッゲーかっこよさそうな「ダニエル クレイグ」+「ジョージクルーニー」×「U2」みたいなと言葉で言うなら「The ダンディ」な人と歩いているのを。そしてすごい笑顔だった。



  あの時、初めて女の子にドキッとしたと同時にとても落ち込んだのは今でも覚えている。



なので噂のことを、全部を否定はできないのだが、それでも言い過ぎだと思う、正直うちの【淫夢さん】よりもひどくない?と思ってしまうくらいには。しかし本人も知っているであろうに、否定しないということは本当なのかな?とも思ったりしてしまう。


そんなたった数秒で余計なことを考えていると、【真加瀬 ミラ】は俺の席の前に座り、窓の外を見つめ哀愁を帯びたその顔で


「チョッパー・チャップス」を舐めきり、そしてすぐに丸くなるハリネズミのように机にとっぷして寝てしまう。



   俺はこの光景を見慣れている。



先ほども言ったとうり、俺はこの学校に入って三ヶ月なわけで、一度席替えを経験しているなんかこういう運は良くて、窓際最後尾という安息地を手入れたのだが、前にはこの問題児がいるあたり、逆に運が悪くね?とか思っちゃうけどハゲるから気にしない!そんでもって入学当初は自由席だったので適当に一番後ろに座ったらたまたま前に

この【真加瀬 ミラ】が座っていたわけだ。


現国教師:「あ、あの〜ままま真加瀬さん?遅刻届は?」


真加瀬ミラ:スヤスヤ((⌒~⌒))..zzzZZ


クラス一同:あっ.........(⌒-⌒; )あっ.........


真加瀬ミラ:むにゃむにゃ((⌒〜⌒))..zzzZZ


現国教師:「か。亀田くん泣」


せ、先生そんな子犬がねだるような顔で見ないでくださいよ、まったく。

      


「任せてください。」

(自分叩き起こしイイっすか?)


クラス全体が、頼もしい勇者を見るかのように!



犠牲になる生贄に慈悲の心を決意するように!





   俺のことを見つめた・・・





     

   

  

    ガンダで遅刻届取りに行った。






ーーーーーー時は変わってお昼時ーーーーーーー


親友「相変わらずwwwwwwwwお使いご苦労様wwwwwwwww」たった今災難にあった友人によくそんこと言えるなこいつ。


誠一「うるさいな〜俺だってやりたくてやってんじゃねーよ」と貪るように弁当を書き込み。それをカフェオレで流し込ん行く。


親友「いや〜さすがミラ姫の飼い猫、にゃんこすちゃんだね」としつこくからかってくるこいつは、

  【神保 彰人】じんぼ あきと、幼稚園からずっと一緒の仲で最初の 方に説明した腐れ縁の幼馴染だ、髪の毛は茶髪(地毛)で目はネコのように細く世の中で言う、イケメンに属するやつだろう意地悪だけど....


誠一「学校でそう呼ぶのはやめてくれ、バレるだろうがそれに【姫】ってなんだよどちらかというと【女王】だよ」としつこい友人をあしらいながら残りの弁当を食べきり食後のカフェオレを含んでいたところ。


彰人「でもお前、そんな風にクラスで特別扱いされること嬉しくて、あの子は俺がいないとダメな子

   と支えてる我。かっけぇとか思ってるたちだろ?」とドヤ顔で言われ。



   控えめに言って、吹いた、、、、  




図星も図星、今まさにカフェオレでお茶を濁し、そんことを考えていたところだった。

そして以前、生放送でも、『いや〜学校に俺がいないあと全然ダメダメな子がいてさ〜本当に俺がいないと

             何もできない子がいてさ〜もう大変で疲れちゃうよww」って超どやってたのを

             思い出してしまいました。


その直後、まるで某ネズミの国のワンダーランドに出てくるパチネズミの声で

『いや〜ハハッ学校に俺がいないハハッあと全然ダメダメな子がいてさ〜ハハッ本当に俺がいないとハハ」


「もうやめて!もうわかったから!本当に何でもしますから!」と言った直後


二人で口を揃えて


        『なんでもするとは言ってない!!!!!!!!!!!』


何ていう、バカみたいなオチをつけていると、それに満足したのか我が親友【神保 彰人】は

ちょっとだけトーンを落として日常会話をするのだ。


彰人「お前、今日のエモ動のデイリーランキング見たか?」声色が少しだけ真剣だ。


誠一「ああ、見たよ歌ってみた界隈も弾いてみた界隈もはっきり言って、あの人の独壇場だよね」


彰人「あれはもうプロレベルだ、あんなのがエモ動にずっといられちゃはっきり言って邪魔だ、

   俺らみたいなパンピーが楽しくゆるくやれる場所が、どんどんクオリティを重視する生き苦しい世界になっちまうよ」

   

   ふてくされたようにつぶやく彰人、こいつはギター系の弾いてみたを主に投稿する主を

   やっていて、割と何回か1万再生を超える動画も出している、なかなかの腕を持ったギタリストだ

   しかもイケメンとか控えめに言って死んでくれ。


誠一「でも、世の中が求めてるものは結局クオリティなのかもね、はっきりって楽器はともかく

   あの美声は、一度聞いたら忘れられないよ。・


彰人「お前はファンだもんな、悔しいけど確かにあれは、惚れる歌声だよ、ズルすぎる....」


そんなこんなで昼飯の時間は終わり、なんとなく落ち込んだ雰囲気でその場を後にした。

自分の席に着くと【真加瀬 ミラ】が近づいてきて、はっきりと俺を見据えて歩いてきていたので

すぐに、自分に用があるのだと気付いた、その彼女との数メートルの間のさまざまな走馬灯を見て

果たして自分が何をまずってしまったのか、全力で後悔をして、割とマジで「何でもしますから」

と心で願っていた時、そうしている間にもどんどん近づいてきて彼女はそっと耳元で囁いたのだ。




「いつもありがとう」




そのたった8文字の言葉のせいで赤く火照った俺の耳に、残る彼女の余韻は、自分の中で確かなものに具現化した。





              「あっ.......これあっ.......あっ......」




そのあとも永遠に50音もある平仮名の一つだけを再生し続ける壊れたラジオテープのようになってしまった僕は、


彰人にお姫様抱っこされて保健室に行った。



神保 彰人「きっとこれは......惚れやつだ......」と、やっと自分の親友が

     新しく恋愛に一歩踏み出したことを嬉しく思いつつこの壊れたレディオを保健室へ運んだ。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


その、楽器もできて、人を惚れさせるような歌声を持つ今最も注目されているアカウント名は


    

   

   「ぼの」と言う女性配信者だ。




この「ぼの」が「にゃんこす」の動画にコメントをするのはここから間もなくだったそうだ。

 

                                      要望があれば続く?


「フォロー貝からパエリアします」:どうも淫夢さんです。

面白かったですか?初めて書いたので、いろいろダメダメだとは思うんですが一生懸命書いたので感想をもらえると幸いです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ